ツアー&イベント レポート


三沢要害山

隊長の自由帳

今回訪れたのは島根県仁多郡奥出雲町にある三沢要害山(鴨倉山)418.5m。かつて三沢城があった場所である。

数々の要害地獄を見てきたが、ここはどうだろう。

はっきり道があるといいんだが・・。

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「目的地付近です。ルートガイドを終了します」とナビに見放された辺りに三沢要害山の見事な案内板が立っていた。

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ここまで力の入った案内板は滅多にお目にかかれないだろう。

周辺観光案内まで載っているとは。やるぅ~。

ここは要害業界でも大手のようだ。

案内に従って車を進める。

するとこれまた立派な駐車場にたどり着いた。

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駐車場脇にはトイレ。

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そして三沢城跡の解説。

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さらに空撮写真まである。

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こんなウェルカムなエントランスの要害山が今まであっただろうか。

素敵な要害歩きになりそうだ。

さっそく入山。

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歩きやすく快適な道が続く。

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もちろんヤブなんて無い。いいねぇ。

随所に案内がある。

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まずは三沢池へ行ってみた。

これかな?

DSC02092屋根の下に小さい池があった。これだ。

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解説も読んでみる。

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若返の霊水だそうだ。そういえば若返りに敏感な人がいたなぁ。

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引き返して上に進むと、城山につきものの場所が現れてくる。

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二の丸や七曲り。

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枝道も一通り巡ってみよう。

山頂近くにある鳥居丸という場所に出た。

鮮やかな紅葉が素晴らしい。

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こっちも鮮やか。

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きちんと手入れされている。

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他の要害山にはない美しさだ。

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そして山頂到着。

おおおおお!!

なんということでしょう。

いつも窮屈な要害山山頂がご覧の通り。

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仁多町の匠の手によって快適空間に大変身を遂げているではありませんか。

辺りにはたくさんのベンチがならびます。これで足腰の弱いお年よりも安心して散策できます。

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中央には休憩小屋を配置。登山者の動線を考え抜いた配置です。

ただの東屋ではないので、風が吹いてもへっちゃらですね。

中に入ると室内いっぱいに広がる椅子とテーブルがほら。


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空間を最大限に生かした機能的な造りになったいます。

大きな窓からは太陽の光が室内いっぱいに広がります。

ここではもう地べたに弁当を広げる必要はありません。

みんなで楽しく食事が出来ること請け合いです。

さらに匠のアイデアで登山帳もご用意。

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自由にメッセージを記入すれば、きっと楽しい山の思い出になることでしょう。

匠ならではの来山者への心憎い演出です。

ちなみに私は「いい要害山です」と記入しました。

意味は伝わらないでしょうが、いいんです。うふふふ。


外に出ると大展望が広がります。

島根半島方面を見れば、

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はるか遠くに出雲北山、弥山も見えます。

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反対側には奥出雲の山並。

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遠くには白き大山の雄姿もほら。

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中央の白い山が大山。見え辛いかな・・

島根東部の名峰が一望できます。

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展望は素晴らしい。

三沢城の殿もこの景色を見ていたわけだ。あっぱれである。


 

ここはKING  of  要害山といってもいいだろう。

しかーし、

整いすぎたこのこの要害山。

ここはもはや山歩きではない。ただの城跡散策だ。

登山としては物足りないが、散歩するならおすすめです。

ちなみに駐車場から真直ぐ山頂へ行けば10分とかからず到着です。

うふふふふ。

ufufu

2010.11.20

“三沢要害山” への1件のコメント

  1. みっしゃん より:

    日曜日のひととき♪♪

    「うふふふふ」を聞いてしまうと、
    また1週間が始まるよぉ(>_<)と思います。

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