ツアー&イベント レポート


2012.5.4 くじゅう連山(前編)

活動記録

2012.5.4‐5  ゴールデンくじゅうツアー

15.小屋到着!

全員無事に山頂を踏み、無事に山陰まで帰ってこれました。


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いろいろと教訓もあったけど、結果的には…  うん、めっちゃ楽しかったぜ!!!!



22時だよ、広島県の道の駅「ゆめランド布野」に全員集合!

みんな、かなり気合い入ってます。

1.集合!

しかし… 夜間移動中にも、雨は止まないまま九州突入。

いやな予感は的中し、九重に入ると周囲には濃いガスが立ち込めている。。。




事前に計画を練り、決定していた登山コース(ぼん案)がこちら。

牧ノ戸峠からスタートし、長者原に下山する予定なのですが… 

水色ラインが基本ルートオレンジ色ラインがハード組ルート。)

910計画

今日(4日)のこの天気では、主峰の久住山登っても景色はあまり期待できそうにないだろう。




そこで出てきたのが以下のケンケン案。 要約すれば…


初日(4日)長者原をスタートとし、今日はまず法華院温泉山荘へ行くことをメインとする。

・テントを設営して昼食をとったら、軽装備で大船山を目指す。

2日目(5日)に全員で主峰・久住山を踏み、体力に応じてチームを分けながら、最終的には牧ノ戸峠へ下山する。



という行程。 当初案の逆まわりコースに近い感じ。

ガスの中登るより、明日の天気に期待したい、というわけなのです。



このプランだと、2日目の行程が長くなってしまうのが心配だけど…

プロを交えてじっくりと相談した結果、ケンケン案を採用し、行動することに決定しました。




レインウェアを着込み、ゴール地点の牧ノ戸峠に1台車を回して準備完了です。

2.準備…




朝8時法華院温泉山荘に向けて登山スタート。

3.出発。



このあたり一帯はタデ原湿原と呼ばれています。

晴れていたら三俣山がどどーん!と見えるんだけど… 残念。

4.霧中行軍



まもなく樹林帯に入っていきます。

今日もで決めてきた職人。 リーダーがんばってね!

5.樹林たい

しかし、彼にはひとつ大きな心配事が。



朝の準備中に、職人ハットのヒモが切れていたのです… なんて不吉な。。。

6.まさかの

最後まで何事もなければよいのですが…

とか言いつつ、みんな何かを期待しています(笑)





隊は幻想的な森の中へ。

周囲の霧はだんだん濃くなってきますが、より緑に深みを与えていきます。

8.深い森



湿原が現れると、雨ヶ池越到着。 時折雨も強くなります。。

9.湿原の木道




ぐちゃぐちゃのぬかるみに悪戦苦闘しながらも…

11.悪戦苦闘



でた! ホントに突然でした。

これがラムサール条約にも登録されている、坊ガツルの大草原です。

12.でた!



想像以上の広さに、みんなの歓声があがる!

どの角度から写真撮っても、絵になる場所だなぁ。

13.広いなぁ



10:20 本日の宿泊地、法華院温泉山荘に到着!

15.小屋到着!

大きくて清潔な山小屋でした。 もともとはお寺だったとか。



テント組はさっそく設営。

夜の宴会に備え、小屋近くのテント場を選びました。

16.テント設営



小屋組には…プロ特製のまめタグが! イカス!

これで靴を間違えられることはないでしょう。 いいなぁ~

17.プロの技

昼食をとり、しばらく休憩したあとは…



11:45 午後の山行に出発だ!

目指すは大船山。 日本300名山にも数えられる名峰です。



歩き始めてすぐ、ちょっとだけ気の早いミヤマキリシマコケモモの花に出会えました。

18.ミヤマキリシマ 19.コケモモ

どちらもくじゅうを代表する花なんですよ。



坊ガツルキャンプ場には、テントの数もどんどん増えていきます。

ふかふかの草の上で寝ると気持ちよさそうだな~。

20.カラフルテント場



テント場の裏手から、いよいよ大船山に取り付きます。 ここで平治岳への道を左に分けます。

21.大船山へ



はへぇ。 ザックを軽くしてもしんどい急坂です。 もー少しゆっくり登ろ~よ~。

22.急坂が続く

それでも登ってるうちに天気は回復傾向。 だんだん元気もわいてくるから不思議だ。



そして大船山の肩、到着。

一瞬の晴れ間、山頂の撮影に成功! カッコイイ山だぜ~!!

23.一瞬

しかしすぐにガスに包まれる山頂。 撮影が間に合わず、無念のコロ助



山頂直下まで登ってくると、ものすごい風が!

飛ばされないように必死なよっしー

24.強風!

そして…



13:26 大船山(たいせんざん・1786m) 登頂!

25.大船山頂

ようやく九重連山、1座目ゲットです。



風が吹いて寒いので、下山しようとすると…

突然視界が大きく開ける! うわー、すげー!!

26.視界が開けた

しばらく感動冷めやらず。




段原まで戻ってくると、再びどっしりと大船山の雄姿。

コロ助、いそげ! 今度こそシャッターチャンスだで!!  「おぉ… ちょっと待ってよ~ 電源が…」

27.大船再び!



「あぁ~」 

またまたガスが…(´ω`)  うーん、残念(笑)

28.なんでなん…

この後は希望に応じて、2隊に分かれて行動することに。

ケンケン率いる「小屋に帰り隊」はこのまま下山。

しょくにん率いる「まだまだ登り隊」は、さらに別のピークを狙います。



まだまだ登り隊!と名乗りをあげたのは、 しょくにんぼんマダムコロ助ぐっさんの5人。

14:11 まずはすぐ北の北大船山(きたたいせんざん・1706m)に登頂です。

29.北大船山頂



さて、次なるターゲットは平治岳(ひいじだけ・1643m)。 ミヤマキリシマの群生で有名な山です。

14:51 北大船山との鞍部である大戸越まで下り着き、少し休憩。 そこから見上げた平治岳

32.平治岳のふもと

ここから平治岳まで、往復で50分。 法華院までは1時間20分とあるから、トータル約2時間。

小屋に着くのは遅くて17時頃になるかもしれないけど… みんなどうする?



などと相談してる間に、お先に隊は無事下山。

33.お先に下山

我々登り隊はというと… 今日より厳しい明日の行程への不安もあり、平治岳には登らず下山することに。

山は逃げない、また次登ればいいよね。 いや、もうね…正直、温泉入り隊!(笑)



そうと決まれば気楽なもので♪ ゆっくり坊ガツルまで下山してきました。

昼間とはうって変わって、素晴らしい絶景!

34.下山すると絶景!



16:00 無事下山。 温泉だー!!(笑)

山中の秘湯、法華院温泉

湯の花ゆれる硫酸塩泉が、山旅の疲れをじっくり癒してくれるのでした。 激混みだったけどね。。



さて、お待ちかねの食事です。

テント組はそれぞれに、バラエティ豊かな山ごはんを用意していましたよ!

35.みんなの山ごはーん!



これぞ、山の醍醐味です。

36.テントの醍醐味

山荘の夕食はどうだったかな?



やがて日は沈み、月が顔を出し…

37.夜も更けて…







 


最後は当然、宴じゃあ~!!!!

38.宴会じゃ~!

明日は、晴れることを祈って…。

おやすみなさい。



 





 

 

 

 

後編へ続く。






“2012.5.4 くじゅう連山(前編)” への7件のフィードバック

  1. ほっしー より:

    うおおおおお!山を眺めながらぼ~っとしたいです!
    というか晩御飯にナンとかなんなんおいしそうです!(^o^)

  2. ぷろ より:

    職人の帽子のヒモ切れてたんだ、そうなんだ。
    だから最後の最後であんな事に・・・。

  3. ケンケン より:

    マッシュポテト入りのカレーを作ったつもりが、カレー味のマッシュポテトになったほろ辛い想い出…

    ・゜・(つД`)・゜・
    次回は粉っぽくないカレーを作ってやる!
    きよちゃんのナンは難なく美味しかった…ってか、料理出来る子だったとは意外な発見(笑)

    結論として、ぐっさんの煮干しが一番人気だった…
    頑張ろう!まめ料理倶楽部!!

  4. ぐっさん より:

    ケンケンさん、カレー味のマッシュポテトだったんですね!?大変おいしゅうございました。初めての感覚であの時コメントできませんでした…今回はいわしラーメン、いわし粥を作りましたが更なる飛躍を遂げたいと思います。ナンといわし、合うかも!?

    今日はコロ助さんとボート釣りに行きましたが、歴史的惨敗でした・・・釣った魚で明日の弁当を作ろうとしましたが、ツレネーニョ現象によりあえなく朽ち果てました。

  5. ぴょんたん より:

    こんにちは^^

    ちょうど同じ時間に段原にいたんですね。
    我が家はこれから大船山へアタックするときで
    みなさんは下りて来られたところだったんですね^^

    雲が消えたときに見えた、青空と大船山には感激でした!

  6. きよちゃん より:

    失礼な(笑)料理できるもん(=▽=)
    山でのおいしいご飯のために料理の腕もあげていきまする!

    ぐっさん!釣りいいですな☆▽☆
    今度はツレターニョ現象がくるといいですね

  7. ケンケン より:

    ぴょんたんさん(o・・o)/~インターネットって凄いですね~一瞬の鉢合わせでもこのように繋がれるのだから…天候不順でもあのように絶景に巡り逢えたのはお互い幸運でしたね♪予想不能だから山は面白い!

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