ベアフットでいこう!【旅伏山完結編】
ベアフットが巷で話題になっている。
ベアフット系シューズなんてのもあるようだけど
どれもこれも値段が張る。
常にお寒いお財布事情のロト。ないそではふれない。
「それならもうリアルベアフットでいいじゃん、
金もかかんないし」と何も考えず裸足で歩き出し、
下りで手痛い、いや、足痛い洗礼を受けつつ
なんとか下山したロトだったが
あろうことか、試練はまだまだ続くのだった。
・
あくる日は日曜日。
しかしあいにく朝から仕事に出ねばならず
普段と同じような時間帯にむっくりと起きだした。
が、
「!?!?!?」
起き上がろうと足を踏ん張ったのだが
何か大変なことになっちまってる!
ふくらはぎがとんでもない筋肉痛。
一歩歩くたびに激痛なのだ!
と思いながらもなんとか身支度をし、車へ向かおうと
アパートの階段をおりようとしたのだが
「くほおおおおお!!!」
下りられない。まともに下りることができない!
一歩踏み出すたびに激烈痛なのだッ!!
手すりをフル活用しなんとか1階に到着。
これは、これはまずいぞ。まともに歩けん!
生まれたての小鹿のようにプルプルと歩き、
痛みをこらえながら何とか仕事はこなした。
早く回復させねばなるまい。
その夜はたっぷりタンパク質を摂取し
速やかに睡眠に入った。
・
あけて翌日。
痛みが引かない。
ひどくはなってないけど、よくもなってない。
「足、怪我でもしたんか?」
職場ですれ違う同僚にも一目でわかるほどの
おかしな歩き方を、
さらにその翌日も続けることとなったのだった、トホホ。
・
水曜日になり、なんとか痛みが引いてきた。
階段のくだりで油断するとズンっという
重い痛みが時折襲ってくるものの、
小走りに走れるまで回復した。
・
その後、いろいろとネットでリサーチしたところ
『短い距離からはじめるのが鉄則である。』
『短時間短距離でもとんでもない筋肉痛が襲う。』
『徐々に慣らしていくのが王道である。』
『いきなりの長距離は無謀である。』
云々・・・。つまり
じ
『ロトはアホウである。』
と
という至極単純な結論に至ったのである。
みなさまもいきなり裸足で山に登ろうなどとは
ゆめゆめ思いなされませぬように。
しかしッ!!
やってみたくなったという人もいるだろう。
そんなあなたに朗報だッ!
この秋、満を持してベアフット体験会を実施予定。
乞うご期待そして出でよチャレンジャー!!
2013 年 7 月 18 日