ツアー&イベント レポート


2013.6.1-2 先崖!!豆塾第六弾! しまなみ最苦貞子 弐

活動記録

吉海レンタサイクルターミナルでママチャリをレンタルし、いよいよ旅のスタートを切った4人の豆塾生。

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ここで塾生のチャリ歴を紹介しておこう。

・ひとみさん=片道5分、現役の通勤チャリ乗り。今日も美しくロードを流したいと思っている。

・職人=高校時代は毎日20~30km通学で走っていたが今はほとんど乗っていない。現在のチャリ力は不明。道迷いの達人。

・中隊長=片道15分、現役の通学チャリ乗り。一番チャリに慣れているこの旅のエース。

・隊長=飲み会帰りにこけ、負傷して以来約5年ぶりの乗車。勢いだけで企画を発案したが走破する見通しは全くない。

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サイクリングとはほとんど無縁の今回のメンバー。

こんなの乗ったこと無いし・・

こんな奴らが無事に尾道まで走破出来るのだろうか。

 

最初の目的地は亀老山(307m)

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この山は山頂まで舗装道路が続いており、車で行ける観光スポット「亀老山展望公園」があるのだ。

麓からの道のりは4㎞弱。

車でブロロロローっと行けばピークを踏むなんて実に容易いこの山。ここをママチャリで上がらなければならない。

よーし、気合を入れて突進!!

うおーーーー!

しかし数十メートルでペダルが重くなってきた。

ぬぬぬ、こうなったら立ち漕ぎにトランスフォーム!!

うおーーーー!

これでも限界が来るのは早かった。

ぬぬぬ、もう無理だ。さらにトランスフォーム!!

うおーーーー!

 

結局チャリを押しながら普通に徒歩での登山となった。

はっきり言ってとてつもなくチャリが邪魔。

そのうえ雨も強くなってきた。

なんて過酷な登山なんだ・・。

それでもえっちらおっちらと息を切らしながら押していく。

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はぁ・・ 雨が冷たい。

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やっとの山頂まで1km地点まで登ってきた。

目の前にはなにやら魅力的な看板がある。

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日本NO1の「藻塩(もしお)アイス」

「なるほど」

アイス大好き人間の職人は斜めに傾きながら大きくうなずいていた。

 もう少しだがんばろう。

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麓から40分かかってようやく山頂駐車場に到着。

もちろんこの雨の中、ママチャリを押して登ってくる物好きはほかにはいない。

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静かだ・・。

駐車場の奥には売店があった。

ここであのアイスを売っているのだろう。

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しかし誰も居らず。

なぜ土曜なのにオープンしていないのか・・。

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諦めきれないアイス大好き人間。

「すいませーん。アイスを頂けないでしょうか?」と亀のオブジェに話しかけるが、

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亀さんは何も答えてはくれなかった。

 

途方に暮れる職人。

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職 「いったい私はどうしたらいいんだ・・。」

長 「アイスはまた別の場所で食べればいいさ。我々の目的はアイスじゃない。さぁ顔を上げて。山頂を踏もう。」

職 「そうでした。私としたことが・・また道に迷ってしまうところでした。山頂を目指しましょう。」

 

降りしきる雨の中、山頂へ向う塾生達。

 

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そしてなぜかレインウェアを着ない職人。

長 「着たら?」

職 「大丈夫です。濡れても速乾シャツなのですぐ乾きますから」

長 「・・・」

意味が分からないのは私だけなんだろうか。

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なんだこのコンクリート迷宮は・・。

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この展望台は 「埋設された展望台」 なのだそうだ。 詳しくはこちら → 「亀老山展望台」

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迷宮を進んでいくとやがて山頂に到着。

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柵にはおびただしい数の南京錠が。気持ち悪い。

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(訪れたカップルは恋の成就を願って鍵をかけていくそうです)

おお!

晴れていればずいぶん景色も良かろうに・・。

残念すぎるが天気ばかりはどうしようもない。

ずぶ濡れ大仏の写真だけ撮って下りるとしよう。

DSCN5330

 

 

駐車場まで戻りチャリにライドオン。

ふふふ・・帰りは漕がずに麓まで下りてやる。はっきり言ってこの瞬間のために登ったようなものなのだ。

ではスタート!!!!

OH! これぞチャリ登山の醍醐味!!

 

あっという間に下山完了。

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いや~かなり疲れたが実に楽しかった。

これでこの大島のピークは踏んだ。

次の島=伯方島へ一気に移動しよう。しかしこの雨・・

やだわ

本格的に降ってきたわ

やだわ。

 

 

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こうして順調な滑り出しをみせた今回の豆塾。

しかしまだ大島の入り口にいるに過ぎないのだ。

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こんなにのんびりしてて大丈夫なのかと不安を抱きつつ前へ進む塾生たちであった。

 

つづく

 

 

 

<参加者 >

職人

ひとみさん

中隊長

隊長

 

※下山動画は1.5倍の再生速度に加工してありフィクションです。実際は十分注意を払い安全に下っております。

 

 

 

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