ツアー&イベント レポート


6月23日@雲取山 byズノー

ズノーの山は東に日は西に

研修で一ヶ月半ほど東京で過ごすことになった。いい機会なので、天気のいい週末には東日本の山に登ろうと企む私。そんなわけで、まずは雲取山へ行くことに。

「東京で一番高い場所は?」

「スカイツリーです!」

23区内に住んでいる人にとって奥多摩は東京に含まれないかもしれないが、東京都の最高峰は東京・山梨・埼玉の県境に位置する雲取山である。標高は2017m。百名山にも選定された、富士山の眺望で知られる山である。

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前夜、レンタカー(スイフト)に乗って登山口の三峰神社へ。駐車場は広く、200台は入るだろうか。ここで3時間ほど睡眠をとる。

登山開始は3時半。レンタカーの返却期限と東京の交通渋滞を考慮すると、遅くとも14時までには下山したい。よって、荷物も軽量化を徹底し、今回は炊事具や三脚は携行していない。

さて、ヘッドランプの明かりを頼りによく整備された登山道を歩いていくと、4時半頃に御来光となった。

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細かなアップダウンはあるが、少しずつ高度を上げながらひたすら樹林帯を歩く。前日の雨で登山道がぬかるみ、ズボンの裾に泥がこべりつく。ズパッツを履いてこなかったことが悔やまれた。

4時50分、地蔵峠に到着。ここから登山ルートは稜線に出るが、相変わらず樹林帯歩きが続く。ガスが多いため、樹木の切れ間から見える眺望はほとんど無い。頂上に着く頃には気温が上昇してガスが取れることを祈る。

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7時半、雲取山荘に到着。皇太子殿下も宿泊されたことがある、水の豊富な山小屋である。ここでおにぎりをかじる。小屋傍らの水場は、飲めば10年は若返ると言われる名水だそうだ。飲んでみると、確かに持ってきたミネラルウォーターよりも美味である。

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小屋の近くには温度計、雨量計、風向風速計が設置してあった。しかし、温度計の通風口には蜘蛛の巣が。職業柄、巣を取り除きたいという衝動に駆られたが、立ち入り禁止のロープが張ってあったので自重した。

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頂上には8時に到着。相変わらずガスで眺望は無い。ザックを枕に小一時間ほど横になって待機するが、結局ガスが取れることは無かった。

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9時に下山開始。睡眠不足かつハイペースで飛ばしたため、疲労が早くたまる。なんでもないような場所で転倒してしまった。これはいかんと、すこしペースを落とす。登山口に到着したのは12時10分だった。

一番の目的である富士山の撮影が果たせなかったのが残念。7月の三連休辺りに後立山の唐松岳登山を計画しているので、そのときは好天になりますように。

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