2013.4.30 瀬戸内離島ピークハント ~島四国が息づく粟島(香川県)~ その2
さらに島の西へいく。
山道、坂道の途中にポツリポツリと民家があり、さらに奥へいくと廃屋が。
現在は、「瀬戸内国際芸術祭2013」
のために、国内アーティストにより、廃屋→芸術にリノベーションされていた。
瀬戸内の芸術島といえば、直島がまずうかぶが、今年は他の島々でもアートな
祭典が行われるらしい。ぜひ行ってみたいものだ!
その廃屋のさらに奥に
3番札所があった。
中でまたしばしおしゃべり。毎年、広島からは結構人がきているとのこと。意外!
この先にもまだ札所(仏様)が設置されているが、道が荒廃して全部回るのは難しいらしい。
残念だが地元の方の情報に嘘はないだろう。
88か所コンプリートは諦め、回れるだけ回ることにした。
山道を東方面に戻っていく。
どこの島や山村でもそうだが、高齢化、人口減が著しく、
道路や公共施設の維持管理も大変になってきているのを、目の当たりにした。
休校となっている粟島幼稚園。
すぐとなりの小学校も、門扉は閉められ、ひっそりとしている。
現在粟島の最若年者は、35歳だという。
よって、子供がいたら、それは島外からの来客とすぐわかる。
三世代でお参りしている姿は微笑ましい。
こどもは、ここでもらうお接待のお菓子が、毎年楽しみなんだろうな~
あっちこっちの札所で、お菓子のお接待をうけるので、
おかしがどんどんたまります。みんなスーパーの大きなビニール袋持参。
それもパンパンになります! とくにおせんべいの量がハンパない!!
自分も100枚以上頂きました、、、
そうだ、もう 5月になるんだ・・・早いな
海辺のこいのぼりを見ながら東へ進むと
人が集まる小屋がある。なんだろ?
なんと、ところてんとひじきのお接待をしていました。
「いくらでもおかわりしてよ~」
これはうれしい!! おせんべい食べ過ぎて水気がほしいところだった。
かなり元気でてきた。
ボランティアで香川大学の留学生さんも給仕をしていました。
ありたいことです。
さぁ歩くぜ~
次から次へと面白いものが現れる。
軽四のバンで「移動お地蔵様」があらわれた!!
この先にある「ブイブイガーデン」の作品は、こちらのおばちゃんが作られたそうで。
是非みてみよう。
おばちゃんに教えてもらった山道を通る。
昔は一山越えて、学校まで歩くための通学路だったんだって。
うーん、名言ですね。
1番目と3番目は今のところ大丈夫。2番目は・・・(笑
こちらは、「ブラジャー観音様」というらしい。
無理やり塗っているような、、、 そういうもんなのかな!?
ちょうどお花が綺麗な季節です。
おばあちゃんたちに大切に育てられてるんですね~。
ここでまた山道から海辺に出ます。
シルバーカー、農業用カート、一輪車、、、、
それぞれの愛車で集結しているそこは
にぎやか!
さぁそして「ブイブイガーデン」を訪ねます
なんかねブイブイって
こいつぁすごい! 海に浮かべる「浮き」(ブイ)を使ったアートである。
阿鼻叫喚な顔をした猫たちがたくさん。夜みたら怖そう、、、
そしてお花畑のなかに、ドラ〇もんと「ゲゲゲの〇太郎」が共演!
なんでもありなところが面白い。
こどもの頃、みたような覚えのある車の横を通って、
ほぼすべての札所を回ったことになります。
ひとまず粟島の「島四国」はこのあたりで打ち止め。
さぁ、シメにピークを頂きにまいろうじゃないですか!
その前に、トイレに行っておきます。
「バリ込む」って、、、、
初めて聞いた(^-^;)
では登山口にGO!
つづく
2013 年 7 月 30 日