2013.8.3-4 四国祭り2013 #2
四国祭り2日目。
寝たのか寝てないのかよくわからないまま起床時間4:00を迎えた。
暗闇の中、ごそごそと準備をし始めると、堰を切ったように部屋のあちこちからごそごそ音が・・。
みなさん早朝から機敏に動いている様子。
ぐっすり眠っている人はいないみたいだ。やっぱり寝苦しかったんだろう。
4:20、小屋の外に出てみると相変わらずのガスで視界不良。
この中を歩くのは危険なので夜が明けるまで待つことにした。
では小屋で待機。
気温は18℃、涼しくて快適だ。
5:00、夜明けとともにやっと行動開始。
稜線に上がり、縦走路を三嶺方向へ。
夜露で濡れた下草の中を進むこと10分。
5;16、西熊山(1,815.9m)到着。
山頂からは360度の真っ白な展望が広がっていた。
プロ 「どうにかガスが取れないかしら・・。」
かっちゃん 「わたしが取ってみせましょう。」
もっち 「そんなことができるの!?」
かっちゃん 「できますとも。ではいきますよ。 カツピ海!!」
オータム 「なにやら妙な呪文を唱えたわ!」
かっちゃん 「よし。これであと30分もすれば晴れるでしょう。」
まゆき 「・・30分とは微妙ねぇ。」
山頂で呪文を唱えた後、先に進む。
稜線を歩くこと30分。
ほんとにガスが取れてきた。
かっちゃん 「どうです私?」
チューハイ 「すばらしいわ! ほんとに晴れてきたわ! あなたってのっぽだわ!」
呪文が効いたのか、ただの偶然か。
いずれにしてもやっと視界が開けてきた。
斜面にはシカも走り回っている。
すばらしい!!
こんな雄大な稜線を歩いていたとは。
ひんやりとした早朝の山歩きは気分がいい。
お! 前方の高いピークが三嶺だな。
意外と近そうだ。
アップダウンも少ないので快適に歩ける。
山道沿いにはシカ避けネットが張ってあった。
この辺り、シカの食害が深刻なのだそうだ。 詳しくはこちら → 三嶺の自然を守る会
屋久島宮之浦岳を彷彿とさせる三嶺へ続く縦走路。
↓ こちらは宮之浦岳から翁岳への道 ↓
なんか雰囲気似てないか?
6:35、三嶺(1893m)到着。
やった、やった、山頂祭りだ、ヤットサー!!
くらーっ、大人を見習え中隊長!
山頂から三嶺ヒュッテに移動し、予定通り朝食タイムにしよう。
広くてきれいな小屋だ。さすがヒュッテ。
隊長 「初めまして隊長です。お食事中失礼します。ここから先はNORMAL班とHARD班の2班に分かれての行動となります。
HARD班は引き続き縦走路を歩いて剣山を目指します。
NORMAL班はこのまま名頃登山口へ下山し、昨日止めたデポ車に乗って天狗峠登山口にある車2台を回収。
その後3台で見ノ越へ移動し剣山へ登ってください。
また、日帰りのEASY班も4時に米子を出発し、順調にこっちに向ってきているとの連絡が入りました。
各班それぞれ安全に登山道を練り歩き、13:00~14:00には剣山山頂で全員集結して祭りのフィナーレを迎えましょう。
それではみなさん、ヤットサー!!」
みなさん 「ヤットサー!! ヤットサー!!」
7:25、まだ食事中のNORMAL班と別れ、そそくさとヒュッテを出発するHARD班。
まずは三嶺山頂まで登り返し。
縦走路の先、はるか遠くにフィナーレの舞台、剣山が見える。
これはかなり距離あるな・・。
HARDのルート、
三嶺から剣山までの水平距離は約13km。
アップダウンもけっこうあるみたい。
とにかく進もう。
しかしHARDってなぜこうも長いのか・・。
つづく
・
<参加者 >
EASY
riri
くり
ワッキー
ハル
ジブリ
まあさん
NORMAL
かっちゃん
まゆき
オータム
もっち
HARD
チューハイ
当直
マダム
プロ
中隊長
隊長
2013 年 10 月 1 日