2013.5.12 瀬戸内離島ピークハント ~江田豆塾長鍛錬の地・江田島~ 茶臼山編・終
江田島最高峰を制覇した一行は、
本日最大にして最難関の目的地、
「茶臼山」に向かいました。
茶臼山・・・・
この地図のどこにあるか、おわかりだろうか。
わかりにくいので、もうちょっとアップにしてみます。
これ、わかりますか!?
「茶臼山」と書いてあります。 しかも「11」m と!!!
しかもなにやら、江田島の本当からちょっと離れた島になっている模様。
これはどうやってわたるのだろうか? 渡し船?でもあるのかな。
実際の茶臼山は、こんな感じ
(画像は「髭じじーの山便り!!」様より。詳しくはこちらをご覧ください。)
http://www.mame-vin.jp/wp-content/uploads/2014/01/chausuyama-high-tide.jpg
ご覧のように、茶臼山に登るには、海をわたらねばなりません。
そこで! そうです。引き潮のタイミングを待って、渡るのです。
事前の調査により、本日の引き潮は17時あたり。
あらかじめそれを計算にいれ、本日の山行は進んでいたのでした!
見よ!この引き具合!!
素晴らしい!!
見事に茶臼山への道が開かれているではありませんか!!
この様はまさに「広島のモン・サン=ミッシェル」
と呼ぶにふさわしい(と思う)!
(モン・サン=ミッシェルはこちら)
さぁ、最後の大物だけに、油断は大敵。
遭難しないように、しっかりコンパスをセットして挑みます。
では、いざ出発。
茶臼山は、よこから見るとこんなかんじで、
二つの山塊によって形成されていました。
地図によると、左側(南側)のピークが11m地点のようです。
右側の山塊にも、二つピークがあります。
どちらもほぼ同じくらいの高さです。
茶臼山までのアプローチは、
満ち潮の時は海底となっている所です。
カワニナいたいな、細長い貝が無数に存在します。なんだこれ?
早速山へとりつく・・・・と思いきや、
あまりにも面白い生物?がいろいろいるので、
そちらで遊び始めてしまいました。。。
それはいいけど、潮が満ちてこないうちに早く、、、、
この、クラゲみたいな?!
ゼリー状の物体がまた謎です。
しばらく遊んで満足したのか、ようやく山にとりつきます。
まずは二つの山塊の間からとりつきます。
いきなり足場が細い! 茶臼キレットだ!!!
慎重にわたっていきます。
足元は、風化した花崗岩。
ボロボロと非常にくずれやすく、またザラザラと
滑りやすいので、慎重にいきます。
やった~~茶臼山(南峰)登頂!!!
主峰と思われる南峰から瀬戸内の多島美を堪能します。
いや~サイコー!!
さて、それでは、向こうがわに見える
中峰、北峰へと縦走していくことにしました。
全体的な高さはそれほどないものの、
尾根へのルートが鮮明でなく、また急であるため、
見た目以上に難易度がたかくなっています。
南峰より、慎重におります。
さぁ、茶臼キレットを通過し、中峰・北峰尾根への登りです。
岩場の風化が激しく、つかむ岩つかむ岩どれもボロボロ、ボコボコ
とはがれて落ちていきます。。。
高さは約10m。ビル3階の高さ。落ちたら大けが確実だ・・・。
しかし、皆で力をあせわて、ついに!!
中峰登頂!!
ノッってきましたよ~。
さぁこっから縦走だ!!北峰へ
鋭く尖った松が行く手を厚く遮り、、、
匍蔔(ほふく)前進を強いられる。。。
手ごわい山だ!
しかし、、、ついに北峰登頂!!
これで茶臼山を制覇したぞ!!
満足そうに縦走路を振り返る。
うーん、いい尾根歩きだった・・!
かなり高度感があります!
下山開始。
皆で共力しあって縦走路を戻ります。
このトゲトゲの松がなかなかやっかいです。
慎重に・・・
足元がボロボロとくずれていきます。
下りは、登りの2倍の時間を要しました。
ついに下山完了!!
・・・ってそばから、また面白いものを見つけたようで
しばし砂に向かって戯れの時間
あー楽しかった!
なかなか登りごたえのあった茶臼山をあとにします。
クラゲ?なんでしょこれ。
生きてるのかな? 食べられるんかな?
本日再大のイベントを無事おえた一行は
夕日を背に、帰路につきました。
もちろん、帰りは温泉&食事。
おとなりの倉橋島にある、桂浜ふれあいセンターで
ゆっくり温泉につかったあと、
お食事をいただき、心も体も満たされて帰りました!!!
やっぱり、島ピークハントは最高ですね~!!!
さぁ、次はどこの島へ行こうか・・・
おわり。
2014 年 1 月 18 日