ツアー&イベント レポート


2015.04.12 安蔵寺山 ③となりの巻

活動記録

 

13:30、安蔵寺山山頂から下山開始する。

ここからの奥谷ルートはメインストリートと言った感じでいかにも歩きやすい。

道幅も広く快適だ。

 

13:49、安蔵寺中峰

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しげさん「初参加でこの距離は少々疲れました。ゴールまではあとどのくらいですが?」

隊長「もうすこしだよ。」

しげさん 「もうすこしって、あした?」

 

 

登山道を下っていく。

ジム「あ、とうもころしー!」

 

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隊長「 これは雪っていうんだよ。気をつけて歩きな。転ぶと尻がちめたくなるから。」

 

  

ジム「あ、オジャマタクシー!」

 

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隊長「おしいなぁ、これはまだ卵だよ」

 

 

空も青くなっきた。

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とても快適なルートだ。

 

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 14:12、岸谷合流点で小休止。

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ほっしー「どんぐり!」

まゆき「道の真ん中にどんぐりが落ちてるの。」

ほっしー「上から落ちてきたよ。」

黒ひげ「ふーん… リス…でもいるのかな?」

ほっしー・まゆき「リス?」

黒ひげ「それともマックロクロヒゲかな?」

ほっしー・まゆき「・・・。」

黒ひげ「・・・さ、さあ前進、前進。」

 

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14:38、ミガナラの巨神木

当直「退却しましょう。」

隊長「馬鹿野郎。逃げるったってどこへ逃げるんだ。落ち着け、兵じゃなくて木だ。」

 

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隊長「それにしても立派な木だなあ。きっと、ずーっとずーっと昔から、ここに立っていたんだね。 昔々は、木と人は仲よしだったんだよ。」

 

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隊長「気をつけ。みんながお世話になりました。これからもよろしくお願いいたします。」

一同「お願いいたします。」

 

 

 

当直「峠まで競争!」

ロト「あっ、ずるーい!」

なぜか早く進みたい当直。

隊長「おいおい、あんまり離れるんじゃないぞ。」

当直「大丈夫。当直、こわくないもん。」

そう言うと1人でとことこと進んでしまった。

 

 

本人は大丈夫と言っていたが単独行動はやはり心配だ。

探しに行こう。

みんなで追いつこうと小走りに進むと、若い2人連れの登山者が登ってきた。

ロト「止まって下さーい!」

若い男「おーとと… バッカヤロー。危ねぇ!」

ロト「仲間を捜してるんです! 男の子、見ませんでしたか?」

若い女「お連れさん?」

ロト「奥谷へ行ったらしいの。30前の男の子です。」

若い男「リョウコちゃん。気がついた?」

若い女「ううん。私たちね。奥谷から来たの。けど、そういう子は見なかったわよ。」

ロト「…そう。ありがとう。」

若い男「おまえどこから来たの?」

ロト「安蔵寺山です。」

若い男「あぞうじ!?」

若い女「ああ、何かの間違いじゃない。」

若い男「じゃあな。」

 

 

当直はどこに行ってしまったのか。

案じていると岩の上に突然当直が現れた。

当直「グゥォォォ…!!!!」

 

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ここに隠れて我々を驚かそうとしていたようだ。

当直「グゥォォォ…!!!!  グゥォォォ…!!!!」

 

しげさん「こりゃ妖怪ですか?」

あたる「そったら恐ろし気なもんじゃねえよ。ニコニコしとれば、悪さはしねぇし、いつの間にか、いなくなっちまうんだ。」

しげさん「へぇ~。」

あたる「今頃、この空気の中で下りるタイミングでもぶってんのかな。」

 

当直「・・・男の子キライ!」

 

 

 

 

15:04、高鉢山分かれ

 

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ここを下ると、

 

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15:18、打原峠

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ここを西に下りればゴールの奥谷駐車場だ。

だが目の前には魅惑のピーク「燕岳」がある。逃すわけには行かない。

ここは各自のペースで山頂を踏んで来よう。

距離800m、標高差180m、直登ピストン1本勝負!!

 

しげさん「ザック下ろしてどちらへ?」

ロト「ちょっとそこまで」

ここからは空身でピストンだ。

それでは、スター・・

ロト「山頂まで競争!」

ジム「あっ、ずるーい。」

あたる「ああーん。」

隊長「待ってーっ。」

 

15:20、スタート!

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ジム「ロトーっ、待ってー」

ロト「早くおいで~」

ハイペースでかけ上がるロトとジム。

 

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はぁはぁ息を切らし登って行く後続だが2人のペースについていくことは出来なかった。

 

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あたる「ロトたちは?」

当直「ロトとジムが迷子になっちゃったの!」

隊長「さっき新池で登山靴が見つかったたんだ。」

あたる「えーっ!?」

先を急ぐあたる。

隊長「まだロト達の物って決まってないぞーっ!」

 

それにしてもなんという傾斜なのか。

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15:42、燕岳(ツバクロダケ 1078.7m)

特にどうという事はない山頂だ。

そこには10分で到着したというロトとジムが待っていた。

 

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隊長「やたらと速いな君ら・・」

ロト「出たの! 隊長、出た出た!」

ジム「ネコ! ネコのバス!」

隊長「ん?」

ロト「すっごく大きいの。」

ジム「こーんな目してるの。」

ロト「それに乗ったらあっという間にここについたの。」

ジム「みんなには見えないんだわ。」

様子のおかしい2人をなだめすかしながら写真だけ撮って下山。

 

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15:51、再び打原峠。

燕岳、30分の山旅でした。

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後はゴールに下りるだけ。

どんどん下りると開けてきた。

もうそろそろゴールの奥谷駐車場だろうか。

 

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16:08、奥谷駐車場到着。

(この駐車場はとても広く、舗装してあるが、ここまでの道は狭く未舗装なので注意)

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行動時間7時間半。

早春の登山を満喫できるなかなか素敵な山でした。

 

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まゆき「今、そこの桜の木で、何かが笑ったように見えたの。」

隊長「案外そうかもしれないよ。ほら。」

 

 

 

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最後まで分かる人にしか分からないセリフを随所に散りばめながら

まめ登山部的安蔵寺山ツアーおわり。

 

 

 

<参加者>

しげさん(new)

黒ヒゲ

ジム

あたる

まゆき

当直

ほっしー

ロト

隊長

 

 

 

 

 

 

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