2015.11.1 豆塾第十一弾! 大山東方祭 参
すでに2名の脱落者を出した今回の豆塾。
引き続きCRAZY隊の模様をお伝えしよう。
野田ヶ山の先は親指ピークま待ち構えている。
しかし今回はここがメインではなくただの通過点に過ぎないためあっさりスルー。
幾度となく通ったこのピークにもはや緊張感はない。
むしろ親指ピークのあとの振子山までの急登の方がつらいのだ。
10:20、振子山
ここから烏ヶ山までは一旦眼下にある谷に下って行かなければならない。
一旦下って登り返すと
10:40、振子尾根分岐
近くにはユートピア小屋が見えるが今回は立ち寄らない。
稜線歩きはここまで。この先は谷に下る。
■ここからのルート
振子沢を下って地獄谷へ、そこから駒鳥避難小屋を通過し鳥越峠まで登る。
鳥越峠からは右下に伸びるオレンジの鳥越ルートを進み烏ヶ山へ。
急な斜面を谷底までへいへいと下って行く。
下りきると振子沢。
沢に水はないがゴロゴロとした岩は非常に滑りやすい。
転倒に注意しながらゆっくりと前進。
神経を使う下りがつづく。
いくら慎重に進んでも結局みんな数回は転んだけどね。
11:33、地獄谷。
加勢蛇川の水量はわりと多い。ここで手早く昼飯を取る。
11:51、駒鳥小屋を通過し、
鳥越峠までの登りに取り付く。
しんどい登りがつづくがこれを登りきればあとは楽な道になるはずだ。
途中赤テープを見失い、コースアウトする場面もあったが何とか峠までたどり着いた。
12:23、 鳥越峠
ここから烏ヶ山に続く鳥越ルートは崩落個所があるため破線であらわされているマップが多いらしい。
つまり危険ルート扱いのようだ。
鳥取県としては一応「登山自粛」。詳しくはこちら → 鳥取県、烏ヶ山(からすがせん)登山道の調査結果
まぁ10年以上更新されてないので現在は実質問題なく行けるらしい。
※このマップでは鳥越ルートのコースタイムは2:30となっているがホントにそんなにかかるのかな?
前進開始。
緩い斜面を登っていくと烏ヶ山が見えてきた。
ここまで全くの安全ルート。
崩落個所は一体どこなのか。
振り返ると大山が見えた。
烏の手前のピークから烏を眺めてみる。
ここから山頂までが核心部のようだ。
あの山頂までどういうルートになっているのか楽しみだ。
痩せた個所や切れた個所もあったが問題なくクリア。
危険個所というほどではないように感じた。
13:30、烏ヶ山
ちなみに鳥越ルートのコースタイムは2:30となっていたが、実際歩いたら1:00強。いくらのんびり歩いても1:30あればきっと烏まで歩けるでしょう。
これが最後のピークということで最初で最後のCRAZY隊4名の集合写真をパチリ。
しばしここまで歩いてきた満足感に浸る4名。
13:46、そろそろゴールの鏡ヶ成へ下山開始。
山頂からはちょっと下って登り返し。このピークを過ぎると新小屋別れ(新小屋峠ルートと正面ルートの分岐)がある。
この分岐、わかりにくいので注意してないと新小屋峠に下りてしまうので気を付けよう。
ほいほいと下っていくと、
14:40、正面ルート登山口の鏡ヶ成到着。
これでゴールだ。
タイムは9時間40分。
目標タイムは10時間だったのでわりといいペースで踏破できたはずだ。
わーい。
登山口から駐車場に移動すると、ちょうどNORMAL隊と出会った。
NORMALルートもなかなかの歩き応えで面白く、大満足だったそうだ。
やがて途中エスケープのサンドも車に乗ってやってきた。
これでフィニッシュ。みなさんお疲れさまでした。
・
あ、塾長のお出迎えだ。
一言お言葉を下さるようだ。
きっとほめてくれることだろう。
「ワシが豆塾塾長、江田豆 平八であーる!
次回のCRAZYコースはユートピア小屋~三鈷峰ピストンも入れ
新大山東峰八連制覇
に格上げしてやるから楽しみにしておくがよいわ!!」
次回はまたしても塾長の思い付きで難易度があがってしまうらしいぞ
しかし
これが塾長らしいとこ!!
次の開催はいつの日か・・
求むチャレンジャー!!
・
<参加者>
■NORMAL
かどちゃん
ヤマアラシ
サンド
■HARD
チタン
■CRAZY
タッキ
あたる
たて
隊長
2015 年 12 月 19 日