2016.5.3-4 信州ハイキングツアー ①
稀にみるゆるいツアーの開催だ。
目的地は長野。ここでこの時期に無雪登山ができる低めの山をチョイスしてみた。
で、登るのは、
①高ボッチ山(1665m)、鉢伏山(はちぶせやま 1929m 三百名山)
高ボッチ高原は富士山の絶景ビューポイント、ほとんど車で上がれます
②入笠山(にゅうかさやま 1955m 三百名山)
こちらの山頂も展望が素晴らしいらしい、ほとんどゴンドラで上がれます
③霧ヶ峰(車山1925m 百名山)
ここからご来光を拝みたい、駐車場からほとんど水平移動で山頂です
④美ヶ原(うつくしがはら 王ヶ頭2034m 百名山)
ここも駐車場からほとんど水平移動で山頂です
はっきり言ってハイキング。
たにはこんなのもいいんじゃないかということで出発。
4:30、駒ヶ岳サービスエリアで夜が明けた。
ここのコンビニで朝食を買い、高速を北上。
岡谷ICで高速を下り、ここから高ボッチスカイラインに入る。
スカイラインと言っても道幅は狭い。
攻め甲斐のあるタイプのやつだ。
今回は乗車人数の関係上のろのろドライブで高度を上げる。
やがて高ボッチ高原に到着。
強烈にガスっている・・。
ここは帰りに通るのでひとまずスルーしてこの先の終点、鉢伏山山頂に行くことにした。
ちなみに後続の2台はやや遅れてここに到着。ガスも取れていたそうで先に高ボッチ山頂を踏んでおりました。
どんどん高度を上げていくとガスも消え、山頂がその姿を現した。
おお、なだらか~。
スカイライン終点には駐車場、その横に鉢伏山山荘がある。
車外に出ると風が強くなかなかの寒さ。
しかし空は快晴。見通しは非常によい。
早速山頂まで行ってみよう。
登山口はここのようだ。
登山道というより遊歩道。
道標もあるのでガスっても安心。
てくてく歩いていくと、
やがて北アルプスの山並みが見えてきた。
そして東隣には美ヶ原。
スゲースゲーと言いながら山頂へ向かう。
あの辺が一番高いのかな。
7:11、なだらかーな鉢伏山(ハチブセヤマ 1928.5m 三百名山)山頂に到着。
山頂の奥に伸びる道をさらに進むと展望台があった。
展望台下から見る穂高方面。
そして乗鞍方面。
下に見えるのはさっきガスっていた高ボッチ高原。だいぶ晴れたな。
素晴らしい。
幼隊長も「大自然の絶景だねえ」と感動しているようだ。
せっかくなので展望台に上ってみよう。
一同「おお! 全く景色は変わらないぞ!!」
絶景を眺めてながら強烈な眠気に襲われるかっち氏。
「なんだか懐かしい・・俺はかつてここに来たことがあるような気がするボッチ・・」
「ボッチ・・ボッチ・・」
ぼそぼそと同じ言葉を繰り返すかっち氏。
うな「このおじさん様子がおかしいわよ」
幼隊長「ホントだ! おじさん起きて!」
かっち「ボッチ・・ボッチ・・俺の本当の名は確か・・」
うな「このままじゃ危ないわ! 衝撃を与えましょう」
幼隊長「ここから落とそう。せーの!」
チビ達に押され足からゆっくりと地面に落ちたかっち氏。
ギャラリーの期待を裏切るセーフティーな落ち方だったが何とか正気を取り戻したようだ。
かっち「はっ、俺はなにをしてたんだ!?」
うな「何かブツブツ言ってたわ」
幼隊長「もう大丈夫だよかっちおじさん。」
展望台周辺にも飽きたところで来た道を引き返す。
駐車場近くまで下りると
前鉢伏山への分岐があった。
ついでにこのピークにも行ってみよう。
ゆるい道を進むと、
5分弱で 前鉢伏山(マエハチブセヤマ 1836.1m)
一同「おお!ここも景色はさほど変わらないぞ!」
満足したのでここを離れて来る途中にスルーした高ボッチ山へ行ってみよう。
入れ替わりに後続2台が到着。こちらも絶景を満喫したようです。
8:27、高ボッチ高原駐車場
さっきはガスで全く分からなかったが
ここはなんだか観光スポット的な雰囲気。
伝説の巨人「だいだらボッチ」・・そういえばゲゲゲの鬼太郎で見たことがある。
では心行くまで楽しむため、みなさん山頂へ行ってみましょう。
遊歩道をてくてく進むと、
こんもりとした丘が現れた。
あの辺が山頂のようだ。
10分ほどで高ボッチ山(タカボッチヤマ 1664.9m) 到着。
目前に諏訪湖が見えた。
晴れていればその奥に富士山が見えるらしい。絶景ビューポイントなのだそうだ。
ぼんやりと景色を眺めているとまたあのつぶやきが聞こえてきた。
「ボッチ・・ボッチ・・」
かっち氏の様子がおかしい。
「こい小僧!!」
「わぁぁ!!」
幼隊長を抱きかかえて山頂袖にはけるかっち氏。
そして次の瞬間、ついに正体を現したかっち・・いやボッチ氏。
「ボッチ・・ボッチ・・昔と同じだ懐かしい」
このおじさんがあの だいだらボッチだったのか。
山頂に腰を下ろしたボッチ氏。
なんということだ。諏訪湖周辺はまさに妖怪の巣窟だ。
※意味わからない人はこの記事をチェック → 八ヶ岳ツアー ラストエピソード ~脱落者達~
「ボッチ・・ボッチ・・ああいい気分だ。」
「あぁぁ、大人がぁぁぁ、はばかんぼになってるぅぅぅ、、、40過ぎの大人がぁぁぁぁぁ、、、、」
妖気に怯える うな3才。
うな「助けて~鬼太郎さん!!」
そう、我々にはキタロウが同行しているのだ。
キタロウ「けっこうさみーなぁー。」
ポッケに手を入れ全く動かないキタロウ。
「ツナ1kgどーやって食べようかなぁ」
普段はツナのことで頭がいっぱいなのだ。
うな「キタロウさんは当てにならないわ、どうしたらいいのかしら・・」
だいだらボッチはおもむろに左手を上げ始めた。
「ほっちぼちアイツも呼んでやろう。 ボーッチ!! カモーン!!」
「あいよおじさん! ボッチ・・ボッチ・・」
袖から ようだらボッチが現れた。
うな「あぁ、、幼隊長まではばかんぼう(裸ん坊)になってる、、、」
「どうだ小僧、楽しいだろう?」
「うん、長野まで来て朝からこんなて・・最高だよ!」
「あ、あなたはそっちのタイプなのね・・」
兄貴の行く末を案じる うな3才であった。
つづく
〈参加者〉
もりし
わかにゃん
みみっく
ルーシー
くまもん
4本
アウディー
ノーディ
にゃーこ
チタン
名人
おかちゃん
サンド
かっちゃん
キタロウ
きーち
マダム
Qコーチ
みっしゃん
みーこ
飯使い
うな
幼隊長
隊長
2016 年 6 月 28 日