2016.11.06 ぐるっと三瓶縦走ツアー その2
一体何の罰ゲームなのか。
それともこれも熟練者となるために必要な試練なのか。
小雨ポツポツ空ガスガスの三瓶登山は始まったばかり。
決して雑誌には載らない悪天候の絵にならない登山。
これから快復する一方だと言うが、どの時点で快復に向かうのか、
それとも向かわないのか、今の時点でそれは知る者はいない。
やがて女三瓶に着いたご一行。
と大らかな気持ちになって言ってみるけど嘘寒い。
そしてじっとしてると本当に寒い。
そうそうに女三瓶を後にし、男三瓶を目指す。
行けども行けどもガスの中。
こんな中登ってる奇特な人はいねえだろうと思っていたが、
意外なほどに男三瓶から降りてくる登山者とすれ違う。
こんな天気なのになんでこんなに賑やかなんだってくらい人が降りてくる。
どの人もしっかり雨具を着こんではいるが、見ると濡れそぼってはいない。
どうやら雨は上がったようだが」一向にガスガスの状況は変わらない。
風景は、相も変わらず白いままだ。いや、より濃くなっている気がする。
本来なら見えるはずの位置なのに、山頂小屋は薄く輪郭が確認できる程度だ。
「小屋には行かずに、とりあえず山頂行こうよ。」と言ったはいいが、
どこが山頂に向かう道?と声が上がるほどのガスの濃さ。
視界はほぼゼロといってもいい。
ロ「怖いよね、周り見えないって。
こういう状況で雨がザアザア降って、その上、風がビュウビュウ吹いて、
濡れて体冷して遭難するんだよねえ、体温低下で判断力鈍ってね。」
うか「なんつう不吉なことをゆっとんですか。」
ロ「今日がそうだっつうわけじゃないわね。間にうけんでや。」
しかしそれを単なる冗談と受け流せない状況的緊張感があるのも事実だった。
慣れ親しんだ三瓶とはいえ、こうも周りが見えないと多少なりとも不安になる。
慣れや油断は登山だけに限らないが、大敵だ。
常に初陣の心構えでいるべきなのだ。
男三瓶の山頂にたどり着いた登山部一行。
ピースは禁止だ。
自分の思う男らしさを前面に出してくれ、という課題で撮った集合写真。
みんな男前だぜ。
さあてこれからどうしようか。
とりあえず昼ご飯してから考えようってことで、次回へ続く。
★参加者★
ミヤ(NEW)
もりっち
くっちゃん
うかじ
チャン
ほっしー
もりちゃん
ロト
2016 年 11 月 25 日