ツアー&イベント レポート


ズモキタ調査隊が行く!【一里塚/高尾山ルート】その3

ツアー登山 活動記録

調査報告は今回も続きますが

絵面が実に地味です。

 

もはや何を見せられてるのか

なぜこれを見ないといけないのか

疑問を抱くほどの地味っぷりです。

 

ですが今回も続きます。

こうなれば致し方ありません。

脳内補正しながらお付き合い下さい。

 

・。・。補正の一例・。・。

⇩⇩⇩

※想像の翼を胸筋の限界まで広げるのがコツです

 

一旦平坦地へ向けて沢筋を戻り

適当なところで進路をトンネル上部にとり

左の斜面を斜行しながら高度を上げる。

 

はっきりとした道はなく

赤テープも見当たらないが

鹿の通う獣道が続いているので

それをたどって進む。

しかしどうやらこの道を

使っているのは鹿だけではないようだ…。

 

まもなく尾根筋にたどり着く。

ここまで来るとトンネル直上はすぐそこだ。

ここで途切れていた赤テープとも再会する。

平坦地にあった分岐のもう一方、

少ピークを越えて進むルートのものだろう。

せっかくなので、そのピークも目指してみる。

 

ものの数分でたどりついたものの、

何があるわけでもないピーク。

あっさり下山し元の位置へ戻り、

尾根筋を少し下ると黄色い何かが見えた。

近づくにつれ姿ははっきりとし、

それはトンネル上部をまたいで伸びる

電柱の支柱であることがわかった。

そこから電柱をたどるように

道が下へと延びていた。

ヒョイヒョイヒョイッと降りてみると、

ついさっき見た宇龍道道標にたどり着いた。

なるほどこういうふうにつながっているのか。

と確認したところで元の位置に戻る。

 

天空の道はまだその先に続いていた。

赤テープと地籍ピンクが入り乱れる山中を

赤テープと踏み跡を辿って進んでいく。

 

その後大きく斜面を降り、

高尾の山裾まで続くであろう谷を

右手下方に見ながら進んでいく。

右手のはるか下方に見えていた小川は

進むにつれて徐々に近づき、

やがて開けた谷間で遭遇する。

この先に想定3ルートがある。

まずはルート1の攻略にかかる。

見上げると険しそうだが登れそうではある。

さっそく斜面に取り付きガシガシと上を目指す。

 

50メートルほど高度を上げたのだが、

険しさは増す一方だった。

登れないことはない。

が、ここは人を選ぶ。

全身フルに使って気を抜かず登る必要がある。

全縦敢行中であれば、ここに至るまでに

十数キロは歩いて体力を消耗している。

それに赤テープもここでは一切見なかった。

それらを考慮すると、このルートは却下だ。

 

天空の道は別に続いているようだ。

ルート2に期待しよう。

そのまま谷に戻り更に北へ進む。

やがて谷は二股に分かれるので

その左を選んで進む。

すると石組みの炭焼き窯跡と出会う。

往時を偲び、窯跡を二つ越えると谷は終点だ。

そこには岩肌を流れる

名もなき小さな滝があった。

 

はたして赤テープは続いていた。

どうやらこのルートの選択でよさそうだ。

赤テープを辿り、斜面を上がっていく。

なかなかの斜度だがルート1よりはマシ。

右に左に折れながら進んでいくと

赤テープの示す方向は、

当初想定していたルート2を

辿るように付けられていた。

 

先刻見た名もなき滝の上部は

地図通りだだ広い谷となっていた。

そこから見上げると、

その先に明るい稜線が見えた。

稜線に至ると目の前には日本海が広がり

目指すゴールも眼下に捉えられた。

これでルートは確立した。

あとは、旅伏山から歩いて来るだけだ。

ズリズリと滑りながら

もと来た道を戻りつつ

この企画カテゴリは豆塾にしようと決めた。

おわり

 

※※WARNING※※

今回の踏査ルートは玄人好みです。

ルートファインディングの妙を楽しめます。

地図とコンパスでの自力航法が苦手な場合、

道に迷う危険性もありますので、

スマホアプリで補完することも重要です。

地籍テープは道標ではありませんので

ゆめゆめ勘違いなされないように!

 

 

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