ツアー&イベント レポート


御在所ツアー1日目(御在所岳・鎌ヶ岳) 2019.4.28-29

活動記録

2019年4月、平成最後の週末。新時代に希望をこめて、我々は御在所岳に向かった。

27日土曜深夜 車2台で出発。28日日曜 鈴鹿PAに6時合流。朝・昼食を購入する。

私は冷麺を買った。

 

Hard組(御在所岳‐鎌ヶ岳縦走)とEasy組(御在所岳)に分かれる。

菰野ICで降りてすぐ、ロープウエイの駅に到着する。アクセスがとてもいい。

朝7時、縦走組の登山開始。顔出し看板がある。出発前の写真を撮る。

(当日の服装

天候は曇り、雨は降らなさそう。4月の1200mの登山なので冬山装備まではいらないと考えた。

メッシュのインナー上下、長袖のインナーシャツ、半袖Tシャツ、化繊ロングパンツ、帽子、ウール靴下、トレランシューズ、帽子。

出発時は肌寒くウインドブレーカーを着ていたが、暑くなってすぐに脱いだ。)

 

最初は裏道登山道を進む。途中に蒼滝とある。巨大な滝だ。7:30

渓流沿いを歩く。水の量が豊富で、滝がいくつもある。

川幅は広くなり、河原には堤防や避難小屋らしき建物がある。裏道登山道は河原沿いに続いているが、我々は山に向かって曲がり、中道登山道に向かう。8:20(この道は明瞭であるが、一般のルートガイドにはなかった。)

 

いよいよ登山らしい傾斜になってくる。ロープウエイが登ってくるのが見える。その下を通る。中道登山道に合流する。三合目の看板がある。8:50

出発してから2時間近く経つが、まだ3割であり、朝の9時前である。まだまだ登山が続くことにうれしくなる。

 

これまでほとんど登山者に会わなかったが、中道登山道からは登山者が多くなる。

ピンク色の花の木をよく見る。ツツジのような花で、葉は出ていない。

地元の登山者から、これは「アカヤシオ」であり、尾根の向こうの鎌ヶ岳には「シロヤシオ」が咲く。

その景色たるや山肌に羊が群れているかの如し。また見に来るべし、と教えてもらう。

 

花崗岩の巨石群が現れる。岩の間をくぐったり登ったり下ったり、キレットを越えたりする。

 

 

 

登山道は登山者で渋滞気味だった。なので、ゆっくり景色を見ることができた。

鈴鹿の平野が広がっている。この山からの河川が作った扇状地だと思ってみたりする。

遠くの岩場にはクライマーが登っているのが見える。御在所岳は1200mの小さな山だと思っていたが、想像以上に大きい。

 

 

崖を横切るように進む。崖の隙間にはつららが光っていた。過酷な環境なのだろう。

展望台からは、北アルプスなどの山脈が見える。とりわけ白山の白い姿が美しかった。富士山も見えたそうだ。

10:40 ロープウエイの駅に着いた。さっきまでは緊張感をもって登山をしていたはずだったが、今は普段着のカップルや家族連れに混じって舗装路を歩いている。不思議な気持ちだ。スキー場を越えると山頂だ。

 

11:20 御在所岳の頂上。Easy組と合流。一等三角点で記念写真。

 

雲の中に虹が見えた。

あれは「かんなんとかアーク」だ!

 

※太陽の周りにできる水平の虹で、太陽の上にできるのが環天頂アーク。太陽の下にできるのが環水平アーク。

この日は全国各地で環水平アークや幻日環が見られ、令和時代への吉報と盛り上がった。虹だけでなく全体を観察していれば、幻日環も観察できたかもしれない。

 

 Easy組と別れ、鎌ヶ岳へ向かう。花崗岩が風化した真砂土は滑りやすいが、ウキウキのランランで山頂に着く。13:10

 

 

こちらは登山者だけの山頂だ。さっそく冷麺を食べる。食事は温かいほうがいいと思った。

 

13:30下山開始。真砂土は滑りやすく、疲れた脚は踏ん張りが効かなくなってきたが、次の山はどこにするかなど話したりして、やはりウキウキのランランで下山する。14:50(この下山路の一部は、明瞭であるが一般のルートガイドにはなかった。)

 

予定通りの時間と場所でEasy組に迎えに来てもらう。

近くの温泉(湯の山温泉希望荘)に入り、バンガロー(鳥居道山キャンプ場)へ。焼き肉とかシチューとか山ほど食べ、寝袋で寝る。

(温泉はケーブルカーで移動する。裸で乗ってはいけない。)

翌朝、登山組と水族館組に別れる。登山組は滋賀県の「金勝(こんぜ)アルプス」だ。

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