ツアー&イベント レポート


2010.7.18 女亀山

活動記録

人は大河の一滴」という有名な作家の言葉があります。

私たち人間は大きな川で例えるとたった一滴にすぎないけど、

他の無数の一滴と共に合わさると大きな河の流れをなす、

そして時の流れと共に前へ前へと進んでいく。

そういったとても深い意味の言葉とのことです。

登山が終わって出雲に到着すると神戸川の河口へ向かいました。

そして「大河の一滴」についてぼんやりと考えていました。

そう、その数時間前に大河の一滴のみなもとを求めて山へ向かっていたんですから!

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源流を見た後で河口を見ると感慨深いです。



神戸川は82kmもの長さがある大きな川です。

飯南町の広島との県境付近より端を発し、

出雲市の出雲大社の近くへ進み、日本海に流れ込みます。

今日はその神戸川の最も上流にある「女亀山(めんがめさん)」へ向かいました。

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女亀山の名前の由来は「女神山」が変化したから。

今回の登山ではまさに女神のような新入部員の「みぃ」さん、

女神だと思って期待していたのに女神じゃなかった「アッキーナ」さん

を迎えて集合場所の三刀屋町よりいざ出発♪

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島根県と広島県の県境にまたがる山なので、登山口が島根側と広島側にあります

今日は三次市作木村の広島側登山道から登山開始です。

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道端に蛇の抜け殻が落ちていました。蛇が道端で安心して脱皮できるほど

ひとけが無くてクルマが通らない道なんでしょう…

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薄暗い森を歩くと至る所にカエルのタマゴらしい泡が落ちていました。

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進むにつれて細くなっていく道。歩くにつれてこの先に進めるのか不安になってきました。

引き返す勇気も大切!」とのはら店長の英断で広島側登山道から名誉ある撤退です。

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飯南町赤名の島根県側登山口へ到着です。改めて登山を開始します。

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軽トラックの轍を道しるべに奧へと進むと、広場を見つけました。

ここからが登山の本番!

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神戸川源流」の石碑を発見!神戸川はここから流れ出して周辺の土地を潤し、

やがて日本海に流れ込む出雲市にさしかかると大河となります。

そんな始まりの場所へたどり着けるなんて感動的です!

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1時間弱かけて山頂に到着。おつかれさんでした~♪

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まもなく「はらさんのお店」が今日も開店しますよ!

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はらさんのお店に新しくスタッフが加わりました!

いつもより店長うれしそう。

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今年はじめてセミの抜け殻を見つけました。楽しい夏がはじまりますね。

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下山後に日本の滝の100撰に広島から唯一選ばれた

「常清滝(じょうせいたき)」に行きました。

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とても高いところから落ちる姿は壮観で、

当たりはとても涼しい空気に包まれていました。

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シメは温泉。今日は「加田の湯」。

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おつかれさまでした~!!!

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〈参加者〉

みぃさん(new!)

アッキーナ(new!)

こうたろうさん

はら店長

しょくにん



〈スケジュール〉

09:15 三刀屋出発

10:30 広島側登山口到着

11:00 名誉ある撤退

11:45 島根側登山口到着

12:05 登山道中腹広場到着

12:40 女亀山山頂到着

13:00 女亀山山頂出発

13:50 登山道中腹広場到着

14:05 島根側登山口到着

14:35 常清滝到着

15:00 常清滝出発

16:25 加田の湯出発

17:00 竜頭の滝到着

18:00 三刀屋到着、解散。

19:00 神戸川河口

 

大河の一滴

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