クルックルゥ。
楽しい登山。誰もが思い描く美しい大自然。
山っていいなぁ。
私もそう思います。
んですが、
一歩間違えば重大事故に繋がることを認識しておかなければなりません。
山を侮ってはいけません。自然に逆らうことは出来ないのです。
私もあの時注意していればこんな姿には・・はっ! まぁ、これは又の機会にお話しましょう。
クルックルゥ。
んまずは遭難について考えて見ましょう。
私がまとめるよりも手っ取り早いのでウィキペディアから引用いたします。ん決して手抜きではございません。
クルックルゥ。
山岳遭難とは、山において生死にかかわるような難・危険に遭遇することを指す。山においては、急激な天候の変化、雪崩、滑落、怪我、道迷い、などによって毎年多くの遭難者が出ており、死者も多数出ている。
これらは季節を問わず見られ、夏でも起きる。また八ヶ岳や白馬岳など整備され人気のある山でも起きている。人気のある北アルプスでは特に多数発生している。
山岳遭難は海洋遭難よりも圧倒的に数が多く、個々の遭難は、海洋遭難に比べるとあまり大きく報道されない。(日本だけでも)毎年、一千件以上の山岳遭難、そしてその結果、数百名におよぶ死者・行方不明者が出ており、非常に深刻な状態にある。
ここ数十年、山岳遭難に関する全ての指標が増加傾向にある。
警察庁がとりまとめた「平成20年中における山岳遭難の概況」によれば、2008年に日本国内で発生した山岳遭難の件数は1,631件、遭難者数は1,933人(うち死亡・行方不明 281人)となっている。1961年以降最高の数を記録した。
遭難の原因には様々なものが考えられるが、主なものを挙げると
等がある。
気象が関わっている、あるいは主たる要因だ、と判断される遭難は「気象遭難」と分類されている。基本的には事前に気象予報および天気図を確認する必要がある。自分自身でラジオなどを聞いて天気図も描けるようになっていることが望ましく、登る予定、あるいは登っている山の気象を、自分で描いた気象図を用いて、把握・予想する必要がある。入山後もラジオなどを用いて気象情報を収集し、場合によっては計画を中断し下山する必要がある。具体例としてはトムラウシ山遭難事故などがある。
なお、擬似好天には注意を要する。悪天候と悪天候の間に短時間だけ天候が改善し、あたかもすっかり好天になったかのように錯覚させるのでこの名がついている。冬の日本海側に見られる現象で、長くは続かずすぐに荒れた天気となる。擬似好天を継続的な好天と間違え、登山を決行したために起こった遭難も報告されている。
道迷いによる遭難を「道迷い遭難」と言う。
滑落による遭難を「滑落遭難」と言う。 足を踏み外して滑り落ちることであり、しばしば死に直結する。途中に固い岩などにぶつかったり、数百m以上落ちれば死の危険が大きく、また落下距離が小さくても頭部を打ったりして死亡する事もある。切り立った尾根や、傾斜のきつい斜面の登山道、濡れた岩場や雪渓を歩く時などは特に注意が必要となる。滑落者の救助に向かった者まで滑落し、二次遭難が起きることもある。
ふと足をひねったことによるねんざでも、歩行が困難になってしまうと、安全な場所まで移動できず過酷な気象にさらされる結果を生み、生命にかかわることがあるので、そうなった場合でも生還できるような準備をしておく必要がある。
雪崩に巻き込まれないための方法を事前に習得しておく必要がある。詳細は雪崩を参照。
登山の際に事前に出来る遭難の対策としては、まず第一に山をあなどらないこと、具体的には同行する経験者の確保、またそれのみならず各人が事前の調査を充分に行うことや、各人が必要な装備を持参すること、事前に体力を養成しておくこと、などがある。
グループに最低1名(できれば複数名)山の経験者を確保した上で、リーダー役らが事前に目的地の調査をし、メンバーにその情報や必要な装備を伝えておくことが基本となる。
各メンバーは、基礎知識として地形図および天気図の読み方、応急処置法(登山用としては、主として、簡単な止血法、骨折時の添え木の当て方、心肺蘇生法など)を身につけておく必要がある。単独での習得は困難なため、事前にする学習ミーティングなどを開くのが望ましい。 できれば、各人が遭難の過去事例について調べ、要因や対処・生還方法について認識を深めておく。
ひとりひとりが、夏であっても必ず充分な防寒具を持参する、(防寒具もかねて)山用のレインウェアを持参する、充分な行動食および非常食を携帯することは基本の遭難対策である。山は平地より気温が低く風も強いので体感気温は低く、(歩みが止まると)刻々と体温を奪われる。充分な防寒具が無いと、簡単に低体温症に陥る。
低体温症では、体温が35度になった辺りから脳機能の低下を引き起こし、判断力が通常ではなくなり、34度以下でほぼ足の左右すら把握できず動けなくなり、32度以下辺りで死亡する。体が冷えると震えで熱を発生するが、その限界点が35度前後で、更に冷えると内臓を温めるために体の震えは収まるが、体表の冷たい血流が内部を巡回する為に、体温低下が加速し、想像を超える早さで内臓機能低下を引き起こす。低体温症の回避には、十分な防寒着および行動食摂取による熱発生が必要になる。
遭難時は動けぬまま夜を迎え夜明けまで低気温を耐えなければならないことになる可能性が高い。真夏でも夜間はきわめて低気温になり、北アルプスや富士山などでは氷点下にもなる。防寒具は山岳遭難時に生きのびるために必須である。使い捨てカイロもいくらか助けになる。さらに、日帰り予定であっても遭難対策としてレスキューシート(アルミ蒸着ビニール製の身体を包む保温用シート)あるいはツェルト(簡易式のテント)のいずれかを携帯しておくと、いざという時に命を救ってくれることがある。
登山では行動食・非常食(チョコレート、飴玉、ビスケットなど)も必携である。これをしっかり携行しているどうかが生死を分けることも多い。
他に応急処置用具を携帯するのも役立つ場合がある。
事前や入山時に、入山届(登山計画書。行動計画や持参した装備の申告)を提出(多くは、登山道入口脇のポストなどへ入れる。)しておけば、遭難の際にも辿ったであろうルートや装備等がわかり対処がしやすくなる。
体感気温が下がりそうだと予想される場合は、早め早めに防寒具を着足すことで低体温症を回避する。気温・体温が下がりすぎると、防寒着を着用することすら困難になるので、早め早めに内側の防寒着を増やしておく。
リーダーは進退の判断が要求される状況で「勇気ある撤退」が遭難回避の最も重要なポイントとなる。 山岳遭難では、女性よりも男性の遭難の率が高いことを示すデータがある。男性があえて無茶をしたがり短気なところがある一方、女性は臆病で、また粘り強いのが山岳遭難防止という点では有効だという。
自分や自分のパーティが遭難しかかっている、あるいはすでに遭難した、と気づいた場合には、気持ちを落ち着かせ、パニックを回避することが重要になる。過去の多くの事例では、同じ状況であっても、自己や周囲の状態を冷静沈着に把握していたほうが生還する率が高い。
複数で行動している場合は、基本的には、あらかじめ決められた経験豊富なリーダーが判断・決断する責任を負う。人命を最優先し、個々の、特に弱っているメンバーには細心の注意を払う必要がある。パーティー内に経験豊富なサブ・リーダーがいる場合は、共同で情報を整理し知恵をあわせて判断を下すこともできる。決断内容は全員と共有し、互いに協力して動けるようにする必要がある。各人がバラバラに行動すると困難が増し、全員に生命の危機が迫る。
何らかの重大な困難(極端な荒天、メンバーの怪我、滑落、落石 等々)に遭遇すると、多くの場合パーティ全員が歩みを止めることになり、運動量が減って体温が下がり始める。予備の防寒着を持っているならば早めに着用し、低体温症を回避する。また行動食をいくらか口に入れ、そのカロリーで体温上昇を図る。
様々な状況がありうるが、一般的には遭難した時は前には進まないほうがよい、と言われている。だだし状況により必要だと判断されるならば、ためらわず救助の要請を行う。救助要請の判断の遅れは、事態のさらなる悪化を招きがちである。
救助要請を受けた場合は、警察の山岳警備隊や消防の山岳救助隊が担当し地元の山岳会や消防団、航空自衛隊や陸上自衛隊の手を借りることが多い。一部の県では消防防災ヘリコプターを整備しており、上空からの捜索・遭難者の運搬を行うことで迅速な救助を実現している。
ただし、荒天時や夜間はヘリコプターを飛ばすことができない。地形によっては気流の乱れなどを考慮してヘリが近づけないこともある。
北アルプスを抱える長野県では、遭難が多いため救助隊員が常駐している。
消防や警察、自衛隊など公的機関の捜索は税金で行われるために本人や家族に請求される事はない。しかし、民間団体に出動を依頼した場合、日当が一人3万円〜10万円、民間ヘリコプターを使用した場合、遭難者の発見未発見に関わらず1時間で50万円ほど費用がかかり、後で多額の費用が本人や家族に請求される。
「山岳保険」によって上述の諸費用(の一部)を補償する事ができる。保険会社によって名称は異なるが、旅行障害保険のオプションという形で存在することが多い。日帰りのトレッキングにも、掛け捨てのハイキング保険が存在する。
いかがでしょうか。
遭難してしまうと自分の命の危機だけではなく周囲にも多大な迷惑が掛かります。
無理はしないことです。ビビリくらいがちょうどいいのです。登山の最終目的は下山です。
ん無事に家に帰りましょう。
クルックルゥ。
過去に起こった遭難事故です。どうぞ教訓にしてくださいませ。
んさて、山では遭難だけでなくこんなこともあったりするのです。
1人で夕暮れに山を歩くと気味悪いって感じることも多いでしょう。
やはり山にはそれなりにいるんでしょうなぁ。
クルックルゥ。
まだまだ住人はいるんです。
また、山中では不思議な屋敷がございますのでご注意を。
私もあの時、あの屋敷に入らなければこんな声には・・はっ! まぁ、これは又の機会にお話しましょう。
クルックルゥ。
んさて、さらに山の凶暴さをご覧いただきましょう。
大山、富士山、共に相当凶暴な山のようです。恐ろしいですねぇ。
ん? なんですと、このくくりはどうなの・・ですと!?
クルックルゥ。
クルックルゥ。
クルックルゥ。
クルックルゥ。
し、失礼、私としたことが鳥乱してしまいました。
気を鳥直して続けます。
続いてのお話は・・
おや、んもうこんな時間。
まだまだお話したいことはございますが、そろそろご主人様がお帰りになられる時間になってしまいました。
残念ですが今日はこの辺で終わりにいたします。
山のダークサイド。
みなさん山にはくれぐれもご注意を。
必ず無事に帰宅なさってくださいませよ。
んではごきげんよう。
クルックルゥ。
クルックルゥ。
クルックルゥ。
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