2011.12.11 考霊山
雪降ってしまいました。
なので雪深いであろう皆ヶ山は急遽中止にし、
鳥取県米子市内からよく見える山、考霊山(コウレイサン 751m) 別名 瓦山(カラヤマ)、韓山(カラヤマ) に
(たぶんこの標高なら雪は大丈夫だろうというゆる~い推測により)目的地を変更だ。
[googlemap lat=”35.43815568781082″ lng=”133.47946643829346″ align=”undefined” width=”300px” height=”150px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]35.438156,133.479466[/googlemap]
集合場所は考霊山近くの「むきばんだ史跡公園」(最初「むきぱんだ」と読んでしまった人は絶対いるはずだ!)の竪穴式住居。
寒さをしのげるシブい集合場所だ。
この中で「くるくるぱんだ」を見上げながら全員揃うのを待つ。
今日の参加者は8名。体験入部のマダムは登山経験者なので心配は無いでしょう。
ここから見る考霊山。
手前の電波塔のあるピークはともかく、奥の主峰は見事に雪化粧・・。
推測は外れたようだ。
しかし、まあ、でも、うっすら地面が白くなってる程度でしょう・・。大丈夫大丈夫。
この公園に車を止めさせていただき(許可もらいました)
ここから車2台に分乗し登山口に移動する。
「孝霊無中」と書いてある場所から山へと続く道を行くと駐車スペースがあった。
ここに車を止めて登山準備を始める。
ここでぼんが痛恨の凡ミス。登山靴を忘れてきてしまったのだ。
いつも登山口で履き替えているので、到着するまで気がつかなかったらしい。
仕方がないのでこのままスニーカーで歩くことになった。気をつけて歩いてください。
9:37、登山開始。
まずは舗装道路をてくてく歩く。
この道は山頂の無線中継所まで続いている。もちろん一般車両は進入できない。
右手に見える海を見ながら高度を上げていく。
景色のいい道だ。
20分ほど登っていくと、道路は雪に覆われてきた。
思ったより積もってますな・・。
さらに登っていくと。
なかなかの積雪だ・・。
10:35、無線中継所のある山頂付近から主峰へと続く登山口に到着。
足元は20cm程度の積雪。想像以上に厚化粧だわい・・。
そしてあれが考霊山。
これはもう立派な雪山登山になりそうだぞ。
どうしよう・・。
天気予報によるとこれから天候が悪くなることはないようだ。
風もないので体力的にも心配は無いだろう。
特に雪山装備ではないが、このままいけるところまで行ってみましょう。
スニーカーのぼんはアイゼンを装着。
・・かっこいいぜ。
さらにレインウェアを着込み出発。
舗装道路脇を下りていく。
雪上には踏み跡が続いていた。
どうやら先行者がいるようだ。
道がよく分からないので足跡をたどって行こう。
雪をまとった木々が美しい。
景色はいい感じだが、足元の状態は悪い。
足跡とテープを頼りに慎重に歩みを進める。
斜面を下りきり、やがて鞍部に到着。
木にはジャケットが掛けてあった。
先行者のものだろうか。
目印のためにジャケットを? 単独か?
まあいいや。
ここで一旦休憩。
今日のよっしーはクリスマスバージョン。12月にふさわしい帽子である。
アイゼンぼんもなんとか来ているようだ。
さて、ここからは登りになる。
前方に続く踏み跡をたよりに進んでいこう。
結構荒れているみたいだけど・・。
踏み跡は斜面をトラバースしながら続いている。
進んでいくと下山するおじさんとすれ違った。
単独で入るとはかなりのベテランなのだろう。
やがてやや開けている小ピークにたどり着いた。
山頂まではもう少しあるな。
がんばりましょう。
ここから一段と傾斜はきつくなる。
山頂に近づくにつれて雪深くなり、
やがて道は雪で埋め尽くされ役目を終えてしまった。
先行者も道に迷ったようだ。
ここからはもう適当に上へ登ってしまおう。
なにやら前方にコンクリートの壁を発見。
その上に続く階段を上がると考霊山と書かれた杭があった。
ここが頂上のようだ。
11:30、山頂到着。
なかなか手ごわい道だった。
360°の展望があるが、あいにくの空模様なので見通しは悪い。
大山も厚い雲に隠れていて見えなかった。
一応三角点を捜してみると、
雪の下に発見!
山頂で優雅に昼食にしようと思ったが、
座る場所ないし、なかなかお湯は沸かないし・・
という訳でここでのランチは中止。
その代わりに登頂記念雪だるまを作ることになりました。(意味分からんとは言わないで)
今シーズン最初の雪だるま。
さまざまなアイテムで命を吹き込みます。
かわいらしい「霊子」完成。
そして記念撮影。
「第2号はどこの山頂に現れるのでしょうか。この冬のスタンダードになりそうですね。うふふふふ。」と霊子は言う。
(ここまで振られて黙っているマメンバーはいないはずだ。新シリーズ開始です!)
さて、寒いのでそろそろ下山。
山頂に一人残る霊子との別れを惜しむみなさん。
「春まで溶けるなよ」と祈りながら山頂をあとにする。
下山は楽だ。
ひょいひょい下り、あっという間に鞍部に到着。
ここで小休止。喉を潤す。
そして最後の斜面を登り返し、
12:30、登山口の舗装道路に到着した。
アイゼンぼんもピコッケルを使い無事生還。
雪山には欠かせないスノーギアになりそうだ。
ぼん専用 ピコッケル 「まめピコ デラックス」
あとは舗装道路を下るだけ。
雪を投げあいながら、
わーいわーいと下っていったのでした。
無事に下山で今日は終了。
往復3時間30分の雪山登山となりました。
なかなか面白い山登りで今年のツアー登山は終了です。
来年はどんな山が待ているのか。
来年3月頃にお会いしましょう。
よいお年を~!!
・
<体験入部>
マダム
<参加者>
キャディーちゃん
Qコーチ
よっしー
ぼん
アッキーナ
マッキー
隊長
2011 年 12 月 16 日