2015.5.2-4 奈良ツアーⅢ 大普賢岳 後編
大普賢岳登頂を果たしたトップファイブ一行。
次のピークへと前進開始だ。
ここから大峯奥駈道を南下していく。
水太覗は視界が開け、素晴らしい景色が見れた。
下を覗き込む。
通ってきた尾根がよく見えた。
小普賢岳ってわりと尖がっていたんだねなどと話しながらしばし景色を眺める。
知らない間に通りすぎた「第61行所 弥勒岳」
ここを過ぎると次は国見岳。
国見岳の山頂は縦走路から外れて登ってこなければならない。
もちろん行ってみる。
9:46、国見岳(クニミダケ 1655m)
撮ったらすたこらと下りて再び縦走路を進む。
また鎖場が現れた。
「薩摩ころげ」やら「内侍落とし」などと粋な名が付いた難所らしいが、それがどこだかはよく分からなかった。
しっかりと整備されているので問題なく歩くことが出来る。
下りきるとやや広い鞍部に到着。
第60行所 稚子泊(チゴドマリ)
ここでテント泊している人もいるらしい。
いわくつきの場所だと書いてあるサイトもあったがどうなんでしょう。
小休止のあとはまた前進。
左手に通ってきた山々が見えた。
ほほうとループを実感するとともに雲行きがやや心配になってきた。
先を急ごう。
アップダウンを繰り返し、苔生す縦走路を進んでいく。
10:32、第59行所 七曜岳(シチヨウダケ 1584m)
狭い山頂は人が多かったので写真だけ撮って先に進もう。
パシャ。
はい退散。
10:38、分岐に到着。
我々が歩く周回ルートはここで大峯奥駈道を離れ谷に下りる。
以前は分岐がはっきりしなかったために道迷いも多かったらしいが今はこの様に賑やかだ。
ここから下まで500m強下る。
では降下開始。
木製のハシゴがあったりする実にアスレチッキーな道だ。
しばらく下るとTHE・登山道という道は無くなった。
なんとなく踏み跡と赤テープを見て降下を続ける。
所々道標があるのでルートが合っているのかが確認できる。
オオセンチコガネ発見。
下に沢が見えた。そろそろ谷底のようだ。
あちこち崩落している斜面を慎重に下りる。
沢を渡って下っていく。
この辺り、やたらと荒れている。
どこかに無双洞があるらしいがどこにあるのかよく分からない。
あれかな?
あれだとしても行かないけどと思いつつ下っていくと、
11:55、水簾の滝にでた。
しばしば滝で見かける美女も発見。やはり出たか。
滝を満喫したところで前進。スタート地点の和佐又ヒュッテへ向う。
しかしここは谷底。ヒュッテまでは300m弱上り返さなければならない。
結果的にここからが最難関箇所となっていた。
崩落箇所をやり過ごし、
岩を乗り越えると、
目の前に壁が現れた。
これは、どう通っていくのか。
近づいてみると鎖やアングルがしっかりと取り付けてあった。
そう難しくはなさそうだ。
では行こう。先行する登山者の後に続くが足場はザレ気味。上からやたらと砂礫が落ちてくる。
ここは間隔をあけなければなるまい・・とりあえず上の人が上りきるまで安全地帯で待機だ。
安全を確認したところで我々も前進。石を落とさないように慎重に登る。
この途中に底無し井戸が有るらしいが探すのが面倒なのでスルー。
上りきると今度は滑落注意。
なんてなで肩な登山道なんだ。
滑り落ちないように気をつけて前進していく。
ひたすらに水平道を歩いていく。
13:14、和佐又コル。
疲れ果てた名人はこで駐車場に下りることになった。
初めての本格的な登山となった若干足を引きずっている名人。
よくがんばりました。
我々は最後のピーク、和佐又山を目指す。
前方に見えるこんもりとした山頂目指して再び前進。
わっせ、わっせ。
13:25、和佐又山(ワサマタヤマ 1344m)
広い山頂だ。
大満足。では駐車場に下ろう。
13:48、キャンプ場の脇に下りて、ゴール!!
難易度もそこそこ、非常に面白いルートだった。
しばらく待っていたと言うえびちゃんとも無事合流し、大普賢岳を後にした。
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下山の後は温泉に入ってさっぱりしよう。
で、今日の宿は・・国民宿舎葛城高原ロッジ のキャンプ場。
ロープウェイで山頂まで上がってテント泊。まさに登山部の名に恥じぬナイスな宿泊地。
ぷぷぷ、山頂からの景色もよさげ♪
ここに来る途中に予約しておいたのだ。
ゴールデンウィーク中にも関わらず当日宿泊地が見つかるなんて!
いやぁ~テント泊はフットワークが軽くて最高~♪
よーし移動開始だ~!!
つづく
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<参加者>
名人
ほっしー
えびちゃん
ロト
ひとみさん
隊長
2015 年 6 月 24 日