ぼんのGW九州紀行 完結編 ⑳平尾台・貫山 2011.5.6
思えば遠くへ来たもんだ。
1週間近く滞在した九州遠征も今日が最終日。 ここまでで制覇した山はブロロロ含めて9座(国見ヶ丘除く)。
締めの10座目、最後はどの山に登ろうか…。
福岡・大宰府の人気の山、宝満山? 立花道雪の城跡が残る立花山?
いろいろと思案した結果、福岡県北九州市にあるカルスト台地、平尾台にある貫山(ぬきさん・712m)に登山決定!
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正直に言うと…GW中に秋吉台に行ったみんなの記事を見て、羨ましくなっちゃったわけです、ハイ。
まずは車で平尾台中心部へ。 「千貫岩」という巨大な奇岩が出迎えてくれました。
遠目には広大なカルスト台地。 山全体が石灰岩に覆いつくされています。 否応なしに高まる期待!
代表的な登山口、吹上峠にやってきました。
ここから貫山までは1時間50分。 2つのピークを越える、ちょっとした縦走路です。
天気も良く暑くもないし、いい風が吹く絶好のコンディション! いざレッツゴー!!
まずは目の前にどっしり構える大平山へ。 ジグザグジグザグ登ります。
このあたりには、まだそれほど奇岩群も見られません。
振り返れば、駐車場がもうあんなに小さく。
遮るものがないので、展望は常にベリーグッド!
急傾斜を登りきると、ついに現れた灰色モンスター軍団。 そう、これが見たかったのだ!
白いピナクルの間を、縫うように登山道が付いています。
見えてきた大平山。「おおへらやま」と読むそうです。
30分足らずで標高586.5mの山頂に着きました。
うーん、壮観!
どこまでも広がる羊群原(ようぐんばる)。
露出した岩が羊の群れのように見えることから、そう呼ばれています。
まさに牧歌的な光景。 ハイジの住む世界のようだ。
続いて、四方台のピークへ。
かなり距離ありそうに見えるけど、歩いてみるとそーでもないに。
ピーク手前で、ピナクルは途切れます。
この登りはかなりの急傾斜。 下りる時が怖そう…
大平山から35分ほどで、四方台(618.7m)到着。
前方には最終目的地の貫山がどーん!
四方台からは文字通り、四方に展望が広がっています。 堪能し放題。
最近なぜか、ゴールが見えると走りたくなるのです。
いざぬっきー山へ、ラストスパート!
おりゃりゃーっ!!
着いたぜ貫山! 10座達成やったったー!!
別名「企救富士(きくふじ)」。 ご当地富士も1座ゲットしました!
少し離れた場所には、ひっそりと三角点。
山頂からの展望も抜群! 行橋市の市街地が見渡せました。
10座目だからこその、この達成感。 ここまでよくやったもんだ…見直したぞ自分!
(マジメに登ったの、そのうち6座くらいですけど…)
しばし余韻を楽しんだら、下山。 往路を忠実にたどります。
今回は見逃したけど、どこかにこんな奇岩もあるようです。
通称「キスイワ」 わぁ~お。
秋吉台と同じく、この平尾台の地下にも無数の鍾乳洞が存在します。
なかでも千仏鍾乳洞では、洞窟内の川歩きを楽しめるとか…
ま、それは次来た時のお楽しみに。 ふふふふふ。
吹上峠の駐車場が見えてきました。 終わりなき旅ではないんですね。。。
往復2時間45分で、登山口着。
最後はさすがに疲れたけど、ラストに相応しい、とっても楽しい山行でした。
昼食後は、河内温泉「あじさいの湯」へ。
入口で地元のおばちゃんが「余ったからコレ使い~」って、タダ券くださいました。 ありがとうございました!
山々の懐の深さ、人々のやさしさには、いつも感謝の気持ちを忘れたくないものです。
そして… 旅のラストを飾ってくれた貫山を背に、九州道をひた走るぼん。
関門橋を見上げながら思い出せば、胸にこみ上げてくるものがありました。
また来るぜ、九州!
やっと帰れるんだなぁ、山陰。。
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◎参加者◎
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ぼん
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3ヶ月以上かかってダラダラと続けてきたシリーズ、「ぼんのGW九州紀行」も、今回でおしまい。
読んでいただいた方々、どうもありがとうございました。
しょうもない記事ですが、これからもいろいろ書きたいと思いますので、またよろしくお願いいたします。 けいぐ。
「そしてしっかりリバウンド」
ぼんでした。
2011 年 8 月 15 日