2016.3.20-21 由布岳ツアー①
今年最初の遠征は大分県の名峰 由布岳(1583m)
東峰と西峰の2つのピークを持つ双耳峰で、円錐形の山容から豊後富士とも呼ばれている。
[googlemap lat=”33.284619968887704″ lng=”131.39071654644795″ align=”undefined” width=”300px” height=”300px” zoom=”9″ type=”G_NORMAL_MAP”]33.28462,131.390717[/googlemap]
この山を目指し、徹夜で車移動してきたマメンバー15名。
7:00過ぎ、大分自動車道、別府IC付近から右手には鶴見岳が見え始め、
ICを下りてやまなみハイウェイに入りヘイヘイ言いながら走っていると、
由布岳の尖がった山頂部が見えてきた。
素敵な山だとざわつきながら駐車場に到着。
7:20、すでに無料駐車場は満車。
仕方がないので有料駐車場に駐車してやった。
無料と有料の境界線はやまなみハイウェイ。道一本分だけ山に近いだけ。
下は砂利だし・・一体何が違うのかよくわからないが一台500円徴収されるのだ。
早速準備開始。
幼隊長は自力歩行で由布岳登頂を目指す。
先週の白木山は由布岳のトレーニングだったのだ。
ちなみにうなは今回もこのポジションで運ばれ登山となっている。
7:38、中央登山口。空は快晴で条件は最高だが気温が低い。たぶん2℃くらい。
由布岳をバックに雄叫びを挙げて登山開始だ。
しばらくはふきっさらしの草原帯を進む。
風が強くかなり寒い。
樹林帯に入ると風はなくなった。
傾斜も緩いので快適快適。
今回はペースが違うためちびっこ隊と大人隊に分かれて行動する計画を立てている。
ちびっこ隊は東峰山頂までまっすぐ登る。
大人隊はマタエから西峰へ。そしてお鉢を巡って東峰でちびっこ隊と合流。
ここで集合写真とランチタイム。
なので先行の大人隊の様子は省略(誰か書いてね)
ここからはちびっこ隊の様子のみのレポになります。
8:28、合野越
ここまで約一時間、子供の足なのでペースはゆっくり。
道標には山頂まで1600mと書いてある。
ここからはつづら折れの登山道となる。
そのうち景色もよくなるだろう。
しばらく登るとホントに景色がよくなった。
絶景を眺めながら休憩。
幼隊長がヤッホーと叫んでみると下の方からヤッホーという声が返ってきた。
やまびこは下の方を歩いているらしい。
上を見ると山頂部が見えた。なるほど、見事な双耳峰だ。
日差しも強くなり体感温度は上昇。
うなも歩くと言い出したので開放してみた。
かなりのペースダウンだが登れ山ガールうな!
ここからマタエまではゴロゴロした岩が続く。
この辺りが限界かな。
歩くといって駄々をこねるが危ないので何とか機嫌を取って背中に回収。
山頂に向かって急登を進む。
10:13、マタエ
東峰と西峰の分岐点だ。
ここに出ると一気に風が強くなった。
再度防寒対策を施しちびっこ隊は東峰に進む。
岩の急登をえっちらおっちら登っていくといよいよ山頂が見えてきた。
10:32、由布岳東峰(1580m)登頂。
みごと自力で登り切った幼隊長。
低山トレーニングと何か買ってもらえるという欲の力でここまでたどり着いたと言っていいだろう。
ちなみにご褒美は最後まで歩いて下りてからもらえる条件となっているのだ。
隊長「まだ半分しか手が届いてないぞぅ。頑張るがよい。」
幼隊長「まじかぁ~」
うな「まじよ」
眼下に広がる絶景。
スタート地点の駐車場もよく見える。
お鉢巡りのコースを見てみると、
登山者の行列が見えた。
10:40、お鉢を巡って来た大人隊も無事到着。
なかなかスリリングなルートだったらしい。
これで全員集合、お恒例の山頂写真を撮る。
快晴の山頂で至福のランチタイム。
さて、ここからは
来た道を下るピストン隊と隣の鶴見岳に縦走する縦走隊とに分かれて行動することになっている。
ピストン隊は由布岳を下山した後、車で鶴見岳の麓の駐車場に移動しロープウェイで鶴見岳山頂へ。
縦走隊と山頂で合流し、登頂写真を撮る。
そしてみんなでロープウェイで下山して車に乗って温泉に移動。という段取りになっているのだ。
ちなみに縦走隊と言っても鶴見岳まで尾根が続いているわけではない。
鶴見方面に下山して登山口から普通に鶴見岳に登るということになるため、実質2座登山じゃねーか隊といったほうが正確であろう。
で、
じゃねーか隊はキタロウ、チューハイ、かっちゃん、黒ひげ、ノーディ、アウディー、4本の6名
ピストン隊はナーム、にゃーこ、くまもん、飯使い、うな、幼隊長、ロト、隊長の7名
以上の布陣で
11:30、行動開始。
ピストン隊は来た道を下山する。
さらば東峰。
マタエに下る。
下っていると多くの登山者とすれ違う。
幼隊長「こんにちは~」
挨拶するたびに「ぼく凄いねぇ。いくつ?」
と聞かれる幼隊長。
幼隊長「また聞かれたわ・・」
毎度の同じ問答を打破すべく策を練る幼隊長。
しばらく歩くとまた登山者が登ってきた。
幼隊長「こんにちは~4才です!」
すれ違いざまに自ら年齢を添えて挨拶するという大人には絶対にマネできない見事なテクニック。
登山者「そーかぁ。4才か、凄いなぁ!!」と笑顔で受け答えしてくれた。
策がハマり調子に乗った幼隊長。
今度は「こんにちは~(フルネーム)です。4才です!!」
と、誰も聞いていないのに名前まで挟みこんでご挨拶。
立候補の際にはよろしくお願いしますと言わんばかりの自己主張にすれ違う登山者は皆爆笑。
街中なら辞めなさいと言うところだか、登山中はけっこうこういうのもありなのだ。
面白いぞ幼隊長。ご褒美をグレードアップしてやろう。
そんなこんなでだらだらと下っていくと、
13:39、 取り付きの草原帯に到着。
振り返るとでかい由布岳が見えた。
幼隊長「あのてっぺんまで行ったのか!」
見事由布岳踏破のちびっこ隊。
幼隊長「全部歩いたぞ! これでご褒美ゲットだ!!」
うな「あたしは運ばれただけだけど、ご褒美は隣でグズればゲットできるのよ~!!」
無事下山。
続いて鶴見岳登山口へ移動だ。
あんまりのんびりしている時間は無い。
さあ車に乗れ~。トイレはあとだ我慢しろ~。
つづく
・
<参加者>
くまもん(new)
4本(new)
アウディー(new)
ノーディ(new)
にゃーこ(new)
ナーム
黒ひげ
かっちゃん
チューハイ
キタロウ
うな
幼隊長
飯使い
ロト
隊長
2016 年 3 月 29 日