ツアー&イベント レポート


テケテケ登山 大山編

隊長の自由帳

夕方、一時間程度で登って下りる近場の低山めぐり。

今回は大山。

といっても鳥取のあの名峰大山じゃないよ。

向かったのは島根県雲南市加茂町岩倉にある大山(ダイセン 282.9m)。 読みも同じだ。

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山腹には松江道路が通っており、山頂には多くの電波塔がありと、かなり人の手が加わっている山なのだ。

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ちなみに南には加茂岩倉遺跡がある。こっちは有名。

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一方こちらの大山、高速を通れば必ず目に入る山だが、おそらく誰も気にしてないでしょう。

ここが大山だと知ってる人はどれくらいいるやら・・。

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BIGな名山のマイナーな山。さっそくテケテケっと行ってみた。

地図には登山道が記してあるのですんなり登山口に到着。

ここはいつもの地獄ではないのだ。

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上には電波塔があるので車でも上がれそうだが、どこまでいけるか分からないので安全策をとってここに駐車した。

歩いていくと、まずは大山ゴルジュがある。

ここはヘルメットは必要なさそうだ。

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その先には分岐があり、ここから山頂へのルートは立入禁止になっていた。

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おっと。このパターンか。

しかし徒歩なので関係ない。悪さもしないし。

なので上へと進んでいく。

車道なので傾斜は緩い。のんびり歩いていく。

しばらく歩くとテレビ局のデジタル電波塔があった。

DSC02043なるほど。

このフレーズ、自分でも  「なにが??」 と思うがついつぶやいてしまう・・。


さらに歩くと宍道湖が見えた。中央の白い部分は松江市街だ。

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その先にまた建物があった。フェンス越に見てみると「少量危険物取扱所」。

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少量とは・・これまたマイナー大山にふさわしい。控えめな怪しさが素敵である。

扉にはなぜか「岩倉山」とある。

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大山にありながら大山とは言いたくないらしい・・まぎらわしいためだろうか。

気の毒な山・・。

せめて加茂大山とでも名乗ってほしいものだ。


山頂へ続く道にはさらに建物が並んでいる。

そして最深部にはNTTの巨大なアンテナがあった。

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展望良さそう。登ってみたいぜ・・。

しかし悪さはしないと誓ったのだ。ここは我慢我慢。


このアンテナ下のフェンスを左に回りこむと山頂のようだ。

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三角点確認。その横にはお墓もあった。

なんまんだぶ。なんまんだぶ。

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山頂はマイナー大山の哀愁が漂っていた。

・・・。

大丈夫。俺は応援してるぜ・・。


山頂脇から高速が見えた。

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今日も車が行き交っている。

その中に、パトカーに追われながら、真っ直ぐ前を見据えて走るノーヘル姉さんを見つけた。

matrix

派手にやっとるな・・。


この大山、知ってました?

知らなかったあなた。

これからここを通るときは気にしてやってください。

目の前の山は大山なんだってね。

 

名前負けなんて言わせないぞ。

2010.11.18

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