ツアー&イベント レポート


琴引山~土曜日登山やってみた その2

ツアー登山 活動記録

琴引山頂に近づいた登山部一行。目指すいただきはあとわずかだ!のはすだ!

 

歩めども歩めども急な登りは続く。

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ロトにあとどれくらいかと尋ねても「もうすぐもうすぐもうちょっと。」としか答えやがらない。

 

ロ「だって具体的な数字聞いちゃうと心折れちゃうもの。それでも聞きたい?」

 

詳しく聞くのはやめておこう。黙々と歩き続ける登山部一行。

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しばらく歩くとようやく視界が開けてきた。どうやら本当にもうちょっとらしい。

 

まもなく大きな岩の鎮座する広場にたどり着いた。この岩の上にあるのが琴引神社だ。

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この由緒正しい社に向かい、熱心に手を合わせ拝み続ける山ガールが一人。

なにやらぶつぶつ言っている。信心深い子だなあ、とカミーユは聞き耳を立ててみた。

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ほし「・・・みんな・・・りますように・・・。」

 

ほほう、自分のことではなく他人のために祈るとは高尚な子だ。

どれどれみんなの何を願ってくれちゃってるのだろう。

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ほし「・・・かのみんなもつかまりますように。みんなみーんなつかまりますように。

   みんなつかまってしまえばいいのに。つかまれつかまれぶつぶつ・・・。」

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琴社「・・・・。」

みんなオトナになってしまえと願う山ガールは気のすむまでそおっとしておいて、山頂に向かうとしよう。

 

そこからほんのわずか歩くと頂上にあっさり到着。

あまり遠くまで見渡すことはできないが、今までなかった風も通りとても気分がいい。

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山頂についた感動もそこそこに、さっそくお昼ごはんとしけこむ登山部一行。

ゴウゴウとお湯をわかすような派手な山メシもない中で、特に際立っていたのはゆか持参の特製カレー弁当だった。

 

ゆか「わたし、キレンジャー並みかそれ以上にカレーが好きなんです。

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   三食カレーでも、それが一週間続いても平気なんです!」

 

おや「はッ!!私、思いついちゃったわ!カレーといえばスパイス。スパイスといえばターメリック!

   ゆか、あなたを今からターメリックと呼ぶわ!!」

 

という提案に対し、さすがに嫌がるだろうと思いきや、妙に納得している様子のゆか。どうやら気に入ったようだ。

 

みんな「よろしく、ターメリック!」

 

メリ「今後ともよろしくお願いします!」

 

ロ「では命名式も終わったことだし、みんな、例のモノは持ってきたね?」

 

そう、ここは言わずと知れた野外フェスの聖地(そんなの知らない初耳だという君には後で教えてあげるから安心したまへ)。みんなはザックから思い思いの例のモノを取り出した。

 

ロ「じゃあ撮るよ!」

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にぎやかに大国主をリスペクトした登山部一行は、とても満足して下山しましたとさ。

 

おしまい。

 

。・。参加者・。・

ターメリック(マラカス)

おやっしー(マラカス)

カミーユ(たてぶえ)

ほっしー(トランペット)

スーザン(フルート)

ロト(ホルン)

。・。・野外フェスの聖地の件・。・。

【野外フェス】
今日では夏を中心に行われる音楽イベント。複数のミュージシャンにより様々な楽曲が披露される。
なお、その語源はDJO.K.とMC.Hakctによるユニット「92U-Tree(くにゆつりー)」が紀元前に日本の島根県にある琴引山で行った「野外顔合わせ」と銘打ったライブである。1990年代初頭、複数の音楽業界人が顔合わせを現代的に読み替え「野外フェイス」としてイベントに使用していた。しかし1990年代半ばには語呂の良さから「野外フェス」と呼ばれるようになった。

【92U-Tree(くにゆつりー)】
紀元前に活躍したDJO.K.(でぃーじぇいおーけー)とMC.Hakct(えむしーはくと)によるユニット。
DJも務めるO.K.の琴とHakctのダンスパフォーマンスで一世を風靡した。
社会的風刺の効いた曲を得意とし、代表曲はユニット名にもなっている、高度な政治問題である国譲りを題材とした「92U-Tree(くにゆつりー)」。
O.K.はもともとダイコク名義で、攻撃的な琴の演奏を武器に、人気を博した演奏家だった。
またHakctも和弐寒(わにざめ)という音楽集団を率い、海上連続ジャンプというパフォーマンスで知られていた。
しかしHakctは独占欲が強く周りを顧みない性格であったため、チームのパフォーマーとの間にいざこざが絶えなかった。
その軋轢が決定的になったのは、因幡の国で行ったライブであった。
その終盤で「お前ら全員飯のタネ。俺の足元で踏まれてりゃいいんだ!」と勢いで叫んでしまったがためにブチ切れたパフォーマーに身ぐるみ剥がされチームは事実上の解散。海岸で途方に暮れていたところ、ライブを見に来ていたダイコクに声をかけられ、飲みに行ったことがユニット結成のきっかけである。

民明書房刊「愛ね暗いね、那覇と無軸」より抜粋

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