星ヶ城山 〜マラソンに乗っ取られそうになりながら~
11月26日 星ヶ城山 (817m)
〜マラソンに乗っ取られそうになりながら〜
秋ももうすぐ終わり。今ならまだ間に合う。そうだ!紅葉を見に行こう‼︎
という事で小豆島寒霞渓の紅葉を見に行きました。
寒霞渓は日本三大渓谷のひとつで観光客て賑わっています。
観光客の多くはロープウェイで頂上駅まで行きますが、私達はもちろん歩いて登ります。
頂上駅から更に少し登ったところが小豆島で最高峰、瀬戸内の島々の中でも一番高い星ヶ城山です。
集合は7:00に新岡山港。
この日は小豆島で「瀬戸内海タートル・フルマラソン」が開催されます。
港の駐車場はランナーさんで混んでいて車が停められるのかと焦りましたが、臨時駐車場があり余裕で停められました。
シュガーさんは優先的に駐車できるかもしれないからと、マラソンのウェアで登場。
(マラソンじゃないんだけどな)
ランナーの方々に混じってフェリーに乗り込み、優雅に船旅を楽しみます。
瀬戸内海のど真ん中に差し掛かった頃、デッキに出てシュガーさんが持って来た「カッパえびせん」をカモメに食べさせます。
これは楽しい!カモメさん上手に食べますねー。
小豆島の土庄港に上陸です。
土庄港からバスに乗ってスタート地点である草壁港まで移動します。
草壁港から寒霞渓の遊歩道入口まで道路歩きです。
海抜0mからの登山になります。
丸島醤油さんの販売所でトイレをお借りしました。
そこで試飲させていただいた「つゆの素」という、うどんのおだしが激ウマ‼︎
今買うと荷物になるので、閉店時間を聞いて帰りに寄る事にしました。
お店の人が「寒霞渓に行くならショートカット出来ますよ」と近道を教えてくれました。親切だなー。
冒険するタイプの私は教えてもらった道を行くことに。
しかし、いきなり二手に分かれた案内も何もない道があらわれました。
「どっちに行けばいいの?」
地図を見てもよくわからない。
冒険した事を少し後悔しました。
その時、少年のように目をキラキラさせながらシュガーさんが走り出す。
「僕が見てくるよ」嬉しそうにRun。
(マラソンじゃないんだけどね)
待っていると「こっちじゃなーい」と戻って来ました。
「違う道を選んだのね」
更に進んで行くとまた二手に分かれた道が…
「今度はどっちに行けば…」
すると歯をキラーンと煌めかせたシュガーさんが再び走り出す。
「見てくるよ」
やはり嬉しそうにRun Run。
(マラソンじゃないから)
そして「こっちじゃなーい」
「また違う方の道を選んだのね」
どうやら勘が悪いみたいだ。
そうこうしてるうちにロープウェイの駅「紅雲駅」に到着。
寒霞渓にはロープウェイのすぐ西側に表12景、東側に裏8景と呼ばれる遊歩道があり、登りは表12景、下りは裏8景を歩きます。
紅雲亭と言われる休憩所や数々の奇岩を眺めながら、まずはロープウェイ頂上駅へ向かいます。
道中シュガーさんは前に後ろにと走り回り動画の撮影、隠し撮りにと大忙しです。
(マラソンなのかな?)
登山経験豊富なやまあらしさんは登山の講義をしてくれます。
遠くの山に行く時の交通手段、雪山の事やヒップそりの奥義などを伝授。
勉強になります!
頂上駅が近くなると景色の良いビューポイントが沢山あり、瀬戸内海と紅葉がよく見えます。
お昼も過ぎたので一行は頂上駅の先の三笠山でランチです。
芝が植えられていてピクニック気分です。
ここでアクシデントが!
シュガーさんが持ってきた2個入りおはぎが片寄って合体し、ニコイチおはぎになっていました!あ〜ぁ
頂上駅にはなんと1億円トイレがあります。
自然光を取り入れた明るくて広々とした空間。
エアコンもあり快適に過ごせます。
ふーん。1億円なんだー。
さあ、目的の星ヶ城山まであと少し。
がんばろう。
星ヶ城山の頂上です。
いい景色です。
しばらく頂上で過ごして下山です。
頂上駅まで戻ります。
蛇行して下ります。
裏8景
落ちそうで落ちない岩。
岩窟に建物を押し込んだよう。
見所が沢山あり、飽きずに歩けますね。
寒霞渓素敵でした。
遊歩道も終わり、県道に出ました。
後はお醤油屋さんに寄って買い物しましょーっ。
しばらく雑談しながら歩いていたのですが、お醤油屋さんの閉店時間が近づいているのに気付き、
「間に合わない!走れ!」
「えっ?走るの?」
みんなバタバタと登山靴で走り始めます。
後ろの方を歩いていたシュガーさんは先回りをしてお醤油屋さんの入り口でハイタッチで迎えてくれます。
「みんなが走ってくれて嬉しい💖」
(やはりマラソンだったのか?)
閉店時間までになんとか滑り込み、お醤油屋さんオススメの「つゆの素」ゲットです。
写真15
もう一箇所寄り道を。
草壁港バス停の側のジェラート屋さんで、帰りのバスを待つ間ジェラートをいただきます。
素材の味をいかしたおいしいジェラートでした。
お店の軒先で食べていると「バスが来たよー」と誰かが叫ぶので、手にジェラートのカップとスプーンを持ったまま走ってバスに乗り込んだのでした。
(いやいやマラソンである訳がない)
土庄港に着いた頃には日も暮れていて、今日も一日よく遊んだなーって感じです。
「だからマラソンじゃねェ」
フェリーに乗って帰りました。
今日の主役はシュガーさんだよ。
【参加者】
やまあらし
シュガー
りえ
みやさん
どっぽ
たまこ
キャサリン (レポート)
2018 年 1 月 21 日