続・岡山低山ツアー【上ノ山(ウエノヤマ)編】 2010.11.27
低長からのミッションに挑んでみよう!
今回も引き続き岡山低山TOP5だ!
角力取山をあとにした低王一行。次なる低山を求めて移動を開始である。
[googlemap lat=”34.76043296376288″ lng=”134.0792191028595″ width=”300px” height=”150px” zoom=”17″ type=”G_NORMAL_MAP”]34.760433,134.079219[/googlemap]
次なる目標は岡山低山第4位、標高31mの上ノ山(ウエノヤマ)。
今回も楽勝か!?それとも…
山陽自動車道を東に向けて走り、山陽ICから降りる。
今は合併して岡山市になってしまったが、旧瀬戸町という町である。
低王もよっしーも土地勘などなく、頼りになるのは時々とんでもない道に案内したがるナビくんだ。がんばってくれい!
ナビに従い順調に走り、そろそろ見えてくるころなんだけどなあ、と話していると、
チラッと視界に入ってくる小高い丘。
実は今回の低山の中で最も難易度が高いだろうという予想を立てていたのが、この上ノ山。
地図で確認する限りこの山の周囲は住宅地となっていて、登山口の存在をにおわす感じがみじんもない。
どこにでもある草ボーボーの裏山、といった感がありありであったが、
いけば何とかなるだろうそもそも低山だし登れないってことはないはずさあなんくるないさあとお気楽に思っていたのだが…。
チラッと視界に入ってきた小高い丘、なんだか悪い予感だけにあたりそうな気がする!
まあそれはさておき、とりあえず低山の定石通り、ぐるりと周囲を回ってみることにする。
西側も北側も土曜日ののどかな時間が流れる住宅街。休日のお父さんたちがおちらと過ごすその中を、
島根ナンバーの車がゆっくりとしたスピードでやってきてしかも車内にはキョロキョロキョロキョロと様子をうかがう怪しい二人組、
目立たないわけがない!!不審がられないわけがない!!
アツーイ視線を感じながらも調べていくと、なんだか東側からならいけそうな雰囲気がする。
東側に回ると、山に向かっていると思われる道があったので、とりあえず行ってみる。
普通車一台やっと通るような幅の道を、古めかしいアパートを脇目に進むと、行き止まり。その先の畑ではおばちゃんが作業中だった。
こりゃあ聞いてみたが早いわな、と営業したことないけど二人ともニコニコ笑っておばちゃんとファーストコンタクト。
低・ヨ「コンニチワ~!私たち島根から岡山の低い山を登りに来たんですけども…」
決して怪しい人たちではないんですよという姿勢を前面に押し出し、さわやかな印象を心がける低&ヨ。
おばちゃん「まあ、物好きな人もおるもんじゃね~!まあ岡山ゆうぐらいじゃけえね、ありゃあ山ゆうよりは丘なんじゃろうけどなあ。」
などと不審がる様子もなく気さくに話を聞いてくれるじゃありませんか!これは大当たりだぞうと二人大喜び!!
おばちゃんの話だとどうやらここから行けるらしいが、おばちゃん自身は行ったことないという。そりゃそうだ。
低・ヨ「まあ、とりあえず行ってみますね。」としっかりお礼の言葉を述べてから出発進行。
草ボーボーな見た目とは裏腹なしっかりとした道に、裏山探検的な楽しさを味わって進む。
のもつかの間、核心部へ近づくにつれ、アレが現れる予感。そうアレとはもちろん・・・
ブッシュ!日本語でヤブ~~!!
こんもりと見事に笹薮が茂っている。天空の城ラピュタも草ボーボーだったが、あいにくここは現実世界。
とにかく藪の薄いところを探してアタックしようと試みるも、
ヨ「ちょっと~、これは無理だわ。」
低王もそう思う。なので比較的藪が薄くて行きやすそうな南西からアタックすることに決定。
行きやすそう・・・、ま、さっきのと比べたらという話でして。普通はこんなとこ入っていかない。
しかしッ!!
もはや山ガールではなく、藪ガール!
笹藪をかき分けかき分け進むとどうやら頂上に到着した模様であるが、
見事にボーボー!まさに低山の真骨頂であるわ!!
展望もなにもあったものでもなくあるのはただ伸びたい放題の笹ばかり。
飛行石などもちろんなかった。
低「よしッ。撤収ーッ!!」
撤収の号令のもとそそくさと退散し、つぎなるピークを求め上ノ山をあとにしたのだった。
最終回「さらば岡山低山ツアー」につづく。
☆参加者☆
低王(ロト)
藪ガール1号(よっしー)
2010 年 12 月 5 日
よっしーも、ついに てっしー だね♪
(*゚0゚)ハッ!!
おちらとって意味、今日知った。
【おちらと】*出雲便
標準語で『ゆっくり』という意味です。
藪ガール2号は誰になるんだろう??