鼻高山 ルート調査
今年に入って最初の登山は鼻高山。
といってもただ登るだけではない
ただいま製作中の「まめナビ」の出雲北山編、鼻高山ルート調査が主な目的だ。
以前このHPに北山についてのコメントを寄せて下さった 出雲北山徘徊人の天空人さん から数多くのルート情報を教えていただいたのだ。
(ご好意、大変感謝しております。)
6つある鼻高山ルートのうち、我々はまだ1つしか登ったことがないし・・情けなや
(詳しいルートは後日 まめナビ でアップします)
今日は提供していただいた詳細マップを元に出来る限りルートを歩いてみることにした
ルートの風景写真ばかり撮ってもガイド写真として分かりづらいので、やすださんにモデルとして参加してもらった。
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9時30分、鼻高山南東の林道終点に車を止め登山開始
まずは南東ルート。
地図を見ながら枝に巻いてある赤テープを確認して進む。(この赤テープも天空人さんの手によって巻かれたものだそうだ。 なんという仕事量!! 北山を知り尽くした方である)
気分はまさにオリエンテーリング!!
これがかなり面白い。
おっさん2人で童心に返り
「テープあった!!」 「分岐あった!!」 と大騒ぎで山中をうろついてしまった・・
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10時30分、山頂到着
まずは1つ目のルート終了。なかなか"いい坂"のあるルートですでに汗だくだ。
山頂にあるノートも無事元通りになっていた。久々に書き込んでおこう。
小休憩の後、2つ目のルートを歩く。ここから北へまっすぐ下り鰐淵寺へ出るルートだ。
尾根伝いに歩くルートで傾斜も緩やかで楽。
このコースでは天空人さんから置き忘れたストックの捜索依頼を受けていたので、探しながら歩く。
が、見つからない。代わりにこんな木の杖が・・
誰かがこれと引き換えにストックを持っていったのかもしれない。残念ながら発見できませんでした。
道なりに進んでいくとゴールの鰐淵寺手前で急な崖下りになった。
ここは足元が落ち葉&コケ&ジャリで滑る滑る
おまけにとっさに掴んだ木も腐ってて折れる折れる
2人揃って何回も滑り落ちてしまった。・・・下りは危険だ。
(最近日曜日はスノボ部、登山部と必ず転倒。打撲の週末が続いている・・・)
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11時30分、鰐淵寺付近へ下山
そのまま浮浪滝を見に行く。
ここでも滑ってやすださん転倒。
アングルで分かる通り、こっちへ突っ込んでくる。
もちろん私も巻き込まれて転倒。そのまま二人で川に落ちていった。
幸いケガは無かったがズボンはびしょ濡れ。笑うしかない。
爆笑と重傷は紙一重である。
誰もいないゴーストタウン状態(自販機も電源が落ちている!!)の鰐淵寺散策の後、
鼻高山と旅伏山の間の伊努谷峠を越えて再び車のある地点に戻ってきた。
14時00分、やっと昼食をとる。この後の行動を練るが、日没までに残り3ルートを歩く時間はなさそうだ。
そこで車で下界に移動し、矢尾峠ルートを登り2ルートだけ調査する事にした。
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14時40分、R431より矢尾峠道を登り始める。
ここは歩きやすい。峠を越え、鰐淵寺方面に少し下ると次の北西ルートのスタート地点があった。
早速このルートに入る。
あまり知られていないルートのようだ。踏み後もあまり無い。
ここは鹿の糞も多いな。
と思っていると、鹿に遭遇!! 写真は撮れなかった・・
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16時30分、このルートを登り切り、西峠に出た。
休む間もなく次の南西ルートを下る。
このルートは道もハッキリしていて歩きやすい。
が、既に7時間以上昼食以外ぶっ通しで歩き続けていて膝が痛くなってきた。
日没も近づきすでに薄暗くなってきている。
痛みをこらえて急いで下る。
あたたたたたたた!!!
ケンシロウのような雄叫びをあげながらの下山となった。
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17時40分、車まで戻って来てちょうど日没。
あと1コースを残して本日終了。疲れました。
しかし、今日はいつもの鼻高山とは思えない、まるで違う山を登っているような新コースばかりで大満足。
久々歩いた8時間、やっぱり山歩きはいいねぇ。
今後も出雲北山の調査は弥山、旅伏山、万ヶ丸山とまだまだ続く予定。
せっかくだからモデルさん募集いたします。
転倒覚悟で我こそはというチャレンジャー
連絡くださいませ。
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撮った写真300枚。この後のナビ作りが大変だぁ・・
2010 年 2 月 1 日