出雲北山集中調査 2日目
出雲平野北部にある出雲北山。
前日の弥山南稜調査に続いて今日は北稜調査に行こうと思ったが時間が無かったので今日も南稜。
今回の目的地は天台ヶ峰だ。
[googlemap lat=”35.413396714111165″ lng=”132.716646194458″ align=”undefined” width=”300px” height=”150px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]35.413397,132.716646[/googlemap]
今日は低王も一緒。では出発。
R431から北山へ入る。
あじき阿式谷から林道をブロロロローっと登っていき、行き着いた場所がここ「夢ファクトリー」。
地図では遥堪林炭クラブとなっている謎の場所だ。
住人の方を捜したが人の気配はないのでここに車を置かせてもらうことにした。
ここからまずは樽戸峠を目指す。
階段横から入山。
いつものようにと踏み跡や、
赤テープを頼りに淡々と登っていく。
途中崩れた箇所もあったりするので注意。
20分ほどで樽戸峠に到着した。
北山縦走路上にある場所だ。
目的地は天台ヶ峰だが、折角なのでこの場所の東にあるピーク 極楽山 へ登ってみよう。
(縦走では何度か通っているが、通過しただけでじっくりピークを見たことはなかったし)
急登を進むこと8分、極楽山(476m)到着。
特に何もない山頂だ。
これは山名版設置候補だなとニンマリする低王。
良く見ると不思議なハシゴ発見。何なんだこれは・・。
もちろん上には何もない。
折角なので登ってみようとハシゴに体重を掛けると、
バキッという音と共に一段目は折れてしまった。(そりゅそーでしょう。)
極楽山で意味のない行動を楽しんだ後は、
再び急斜面を駆け下り、
樽戸峠に戻ってきた。
この分岐から北の唐川(集落)方向へ進む。
踏み跡をたどって進み、
左に見える稜線目指して進んでいく。
やがて稜線上に到着。
ここからここから天台ヶ峰に向かう。
地図によっては縦走路上のピークが天台ヶ峰と記してあるが、真の天台ヶ峰は北峰490mピークなのだそうだ。
緩やかな傾斜を登っていくと、
天台ヶ峰到着。樽戸峠から10分少々の道のりだ。
山頂からの展望は日本海側に多少あり。
そして山頂には賑やかに山名が張られている。
ほほう。
ピークの印としてはこれで十分だが、
我々も用意してきた山名版を張らせていただくことにしよう。
ポケットから次々と小道具を取り出す低王。
その姿はまるで慌てたときのドラえもんのようだ。
板の裏には今日の日付を記入する。
よし準備完了。
そして設置。
初設置なのでやや不細工になってしまったが、やがて上手く設置できるようになるだろう。
裏のまめ登山部がいい味出してるぜ(正確にはまめ登山部)!
たいへんよくできました。
見つけた方は裏に日付とニックネームを記入しましょう。
ただしペンは自分でご用意ください。
では今日はここまで。
来た道を通って下山しよう。
こうして、出雲北山集中調査 2日目は無事終了したのでした。
明日は3日目、パワースポットとして有名な韓竃神社周辺から調査してみよう。
2011.11.11
2011 年 12 月 11 日
隊長殿、俳優(勇者)ロト殿、メジャー団体?の資本力に、ただただ感謝のズモキタ・インディーズ野郎であります。峠名標識の無い桜ヶ撓(サクラガタワ=弥山北西直下の縦走路鞍部=三角杭、村界石標あり)にも設置を期待しております。桜ヶ撓は後野と出雲大社方面をつなぐ峠として最も便利で短距離にある場所で、往時の生活道として重宝された経路(神光寺旧跡のある坊床経由だと大回りになるので)です。重要な道が五差路で交わっています。
二枚目の写真、ロト殿の右下に写り込んでいる林道を沢に下った終点に炭焼小屋があります。
極楽山を代表する登山コースは唐川と後野の間の峠である雁撓(がんたわ)からの北稜コースが素晴らしいです。同じく雁撓から(入山後分岐)西並谷右岸と北稜の間の上部斜面をトラバースして樽戸峠経由のコースも巻道としては大変素晴らしいコースです。