2017.4.16 三瓶山
前日の大雨が嘘のようなきれいな青空が広がっている。
土砂降りの次の日なので遠くまで見えるような澄んだ空気を
期待していたが、遠くの空はすでに霞がかかっている。
本日の参加者は13名(内、新人3名、飛び入り2名)
一通りあいさつも終わり出発の準備をしていると一台のコンパクトカーが
かなりのスピードで駐車場に侵入してきた。
「おい、今その車直角に曲がったぞ・・・」
「春ですからね~ 上機嫌でドライブする輩もこれから増えるんじゃないですか?」
などと話をしているとドライバーが降りてきた。
「やぁ、みんなお待たせ!ギリギリ間に合ったね~」
自称山ガールのプロだった。ちなみに、まったく間に合っていない。
「違うに!前の車が60km/hで走ってさえいなければ・・・」
訳の分からない言い訳を始めた。何km/hで走れば良かったのだろうか
「避けてくれたからすぐに抜いたんだけどね~、しかも、2台!」
「いや~、まさかアウトランダーまで避けてくれるとは思わなかったよ」
※アウトランダーは山道でもバリバリ走るでかい車です
違った、武勇伝を語りたいだけのようだ・・・
「わかりました、その話は道中に聞きますので出発しましょう」
最近、山歩きにも慣れてきたチタンを先頭に隊列を組んで歩き始める
登山口までは日差しを遮るものが何もなく、直射日光が部員を容赦なく照りつけてくる
歩荷訓練だと言って12kgの荷物を詰めてきたプロは人一倍しんどそうだ。
登山口を過ぎると日陰がぽつぽつ出てきたが、風がないため暑いことに変わりはない
行程の2/3程登ると視界がひらけ、目の前にはキレイな景色が広がる。
犬のような形をしたランニングコース
ガレ場まで来ると、冷たく爽やかな風が吹き始める。
山頂付近は緩やかな地形になっており、秋にはススキの草原が広がる。
山頂直前の階段
恒例の山頂記念撮影
なんとなくまとまりながら各自昼食の準備を始める
しかし、みんなが食べはじめるようになってもまだゴソゴソとカバンをあさる人が・・・
「どうしたんだ?ご飯忘れたのか?」
「いえ、ちゃんと持って来たはずですが、なかなか見つからなくて・・・あった!」
満面の笑みで取り出したのは・・・ゼリー状の栄養補給食品だった
「これさえあればどこでも登れるんですよ!」
いやいや、そんな量で足りる訳が・・・
不憫に思ったのか、むらさんから一言
「あの~良かったら炊き込みごはん食べます?これ私の自信さ・・・」
「いただきます!」
ただの強がりでした
「いや~買って来てはいたのですが、車に忘れて来たようです」
ジュリーはおいしそうにご飯を頬張っていました
楽しい昼食を済ませ、今度は北側の登山道から下山を始める
1時間ほど下って行くと自然遊歩道に突き当たった。
「さぁ、あとは自然遊歩道を歩くだけですよ!
平坦な道が続いているはずなんで、 30分ほどで下山できるんじゃないですかね~」
・・・
ごめんなさい、大嘘でした。この場を借りてみなさまにお詫び申し上げます。
遊歩道とは名ばかりの、アップダウンを繰り返す山道を1時間ほど歩き続け、無事に下山しました。
とても暑かったので、下山後はみんなでアイス
天候にも恵まれたとても良い一日でした。
〈参加メンバー〉
むらさん(New)
Kazu(New)
ジュリー(New)
ケンジ
うかじ
はるちゃん
しらちゃん
いちこ
チタン
キタロウ
みっしゃん
オータム(飛び入り)
プロ(飛び入り)
2017 年 4 月 18 日