大森要害山(山吹城跡)
1840年代のカリフォルニアで金鉱脈が発見された。
誰もが一攫千金を夢見て金を求め、ゴールドラッシュに沸き立ったらしい。
一方、ここ石見地方では鎌倉時代に銀鉱脈が見つかった。
銀を求め、その支配権を奪い合い多くの人間が熾烈な戦いをくりひろげたらしい。
この要害山はその時代からあった銀を守るため城。
場所も入口もわかりにくいっていわれる各地の要害山。
だけどここの要害山は駐車場からまるみえ(^^)
到着したのが太陽が落ちかけていた時間だったから少し薄暗い。
そこにいた観光ガイドのおじさんに遅いから行くのをやめた方が
いいって止められたけど、隊長のためにも行かないと!
整備された道を歩くのでハイキング気分。草をかき分ける動作はない。
しっかりとした階段があり、至れり尽くせりの要害山ツアー。
でも辛くなってきたのが足もとが石段になってから。
な~んと425段も登らなくちゃいけない。(金刀比羅宮は785段)
しかも石段が割れてたり,ヒビが入っていたりするから危ない。ぐらつく。
視界が開けるとまた三瓶山が見える。大江高山より少しだけ近づいた。
馬路高山がこんなに近くに。
日御碕も。
山頂はお城の跡形もないものの、整地されて平坦でした。
このお城でも、お城のまわりでも数々のドラマがあったそう。
敵の来襲に備え、しっかりとした堀が築かれていたみたい。
要害山への侵入に失敗し、堀の中で力尽きた職人。
近くに見える矢滝城山はなんと東京スカイツリーと同じく高さが634m!!
暗くなってきたので下山しましょう。焦って降りるあまりズッコケる
アッキーナと職人。良識ある大人の皆さんは無茶せずゆっくりと。
そのまえにできれば明るい時間に余裕を持って登ってくださいね!
2010 年 12 月 30 日