2012.5.5 くじゅう連山(後編)
ゴールデンな休日に、ゴールデンな思い出を。
メンバー15人全員で、念願の久住山へ登頂!!
[googlemap lat=”33.096258″ lng=”131.255286″ align=”undefined” width=”400px” height=”200px” zoom=”12″ type=”G_PHYSICAL_MAP”]大分県竹田市久住町大字有氏1783[/googlemap]
前日の悪天候は嘘のように晴れ渡る。
泊まっていた法華院温泉山荘を出発して、
目指すは主峰、久住山。
4:30 起床 早起きの人でもまだ起きてないであろう、真っ暗の早朝。
貴重な睡眠時間を削ってまで起きたのはあなたのため。そう、ご来光。
くじゅうの朝は寒い。震えながらずっと待ってたのに、あなたは全然やってこない。
まだかまだかと待つ時間も楽しかった(^o^)
6:00 朝食
意外と今までなかった?!イワシ雑炊はぐっさんの発明!
まめ登山部だけにそらまめ入り。
7:50 法華院温泉山荘(標高1303m)出発
雲一つ無い青空。最高の登山日和。テンションMAX!
お昼過ぎまで歩く予定なので行動食を各自準備。バテちゃいけないからね。
右手に三俣山を横目にしながら黙黙と登る。朝イチからこの急勾配はやめてほしい。
ザックの中の食料は食べたので減っている。でもまだまだ荷物は重い。
生きて久住山に登れるのかな?
道半ばで女性メンバーに罵られながら倒れて息絶えていく自分が思い浮かぶ。
8:20 諏蛾守越し到着(歩行距離1.2km)
やっとで到着。重荷を背負っての直登は大変。
ずっと向こうまで平野が続く。登らなくて良いんだと思うとうれしくなる。
鹿児島からお越しの皆さんに会う。誠に失礼ながら思ったのが、若い。明るい。
しかも、まとまりがある。17名のメンバー。うちらより多いよ。
8:30 三俣山登山口到着
ここで三俣山に登るメンバーと先に久住山に向かうメンバーに別れる。
登るのに往復1時間以上…。「やめようかな~」って腰がつぶやいた。
ここで久住山へ先に行くよっしー、みっしゃん、ゆっきー、きょうちゃんを見送る。
「私も連れてって…」と不甲斐なくも心の中で思う。
8:35 三俣山登山口出発
ザックをすがもり越小屋付近ででぽして三俣山へ出発。
案外サクサク登っていける。法華院から見る三俣山はそそり立つ巨峰だけど、
近づくにつれて低くて丸く見える。
途中で親子連れに出会う。父が上で待ち、子供が一生懸命ついて行く。
9:10 三俣山登頂(標高1745m、歩行距離2.4km)
すぐに久住山に向かわずにここに来て良かった。
遠くにあこがれの阿蘇山と由布岳が見える。
登りが速い人が下りも速いとは限らない。
百戦錬磨の山のプロフェッショナル、下りは慎重に。
9:45 三俣山登山口到着
三俣山登山は久住山へむけてのウォーミングアップ。
9:55 三俣山登山口出発
先に行ったメンバーは久住山に着いたんだろうか。
いよいよこれからが本番。煙の立ち上る噴火口を下から眺めながら平原を歩き、
岩がゴロゴロする急斜面を登り切る。今回のツアーでいちばん大変な場所かな…
腰も肩も声の無い悲鳴をあげ始める…。写真撮るのも苦痛になってきた。
10:35 くじゅう別れ到着(歩行距離5km)
高さといい光景といい天国にたどり着いた感じ。妙に人が多くて賑わってた。
大勢の人が行き交う。誰かが「出雲市駅前より人通りがあって賑わってる」って。
松江駅前よりも絶対多いよ。
先発隊に追いつくために久住山へ急ぐ。でもなぜか早く歩けない。疲れたわけじゃ無い。
カメラを落として壊してしまったから。ヘコむ。
帽子のヒモが切れたときから、なにか悪い予感がしてたんだ…
11:10 久住山登頂(標高1787m、歩行距離5.9km)
参加した15人全員が笑顔で「まめ旗」を囲む。思い出に残る登頂。
山頂では「久住山」と書かれた案内板で記念撮影したいたくさんの人が並んでいて
長蛇の列になってた。感慨深いはずの登頂はあっという間。
11:50 中岳登頂(標高1791m、歩行距離7.1km)
久住山がくじゅう連山のメインの山だけど、中岳が標高がいちばん高い。
中岳付近にみずうみがあった。深い青は涼しさを感じさせる。
12:45 避難小屋(歩行距離8.4km)
「そろそろお腹がすいた~。なにか食べたい。」
きよちゃん、指をくわえてゴハンを待つ。
いっぽう、星生山に向かったのは、ぼん・たて・マダムのよくばり3人組。
重いザックを背負って行かなければならないので、急ぎつつもゆっくり登ります。
道中にはこんな岩場地帯も。 面白いけど、思ったより手強いぞ…
13:27 星生山登頂(標高1762m)。
コースタイム30分の予定が、40分以上もかかってしまったなぁ…
ここは「アタリ」でした~。 360°の大パノラマ!
くじゅうの代表的な山々をはじめ、噴煙を上げる硫黄岳の火口もよく見えます。
しばらくゆっくりしたいけど、時間も押しています。
みんなを待たせるわけにはいかないので、山頂滞在は3分で。
このあと1時間ほどで、無事牧ノ戸峠まで下山したのでした。
直接牧ノ戸へ向かったメンバーはゆっくりと最後の力で下山する。
別れを惜しみながらくじゅうに背を向けて歩く。
14:25 牧ノ戸到着(標高1330m、歩行距離12km)
途中から悲鳴をあげていた腰も肩も安心した様子。
ソフトクリームのノボリを見ると少し安心。ブルーベリー×ヨーグルトがおいしかった。
食べ終わってもまだ星生山メンバーが帰ってこない。大丈夫かな?
心配してたちょうどその時…
「皆様たいへんお待たせしました!
最後にワガママ言ってしまいまして、誠に申し訳…
よかったーーーーー!!! (笑)」満足そうだ。
15:30 筋湯温泉 うたせ湯
牧の戸登山口から約10km走ったところにある風情のある温泉街。
あまり時間は無いけれど、ゆったりと汗を流しました。
訳あって、乗っていた車をチェンジする。よっしーはケンケン号に乗り換え、
しょくにんはよっしーが乗っていたコロ助号に乗ることに。
そこまでは問題なかった…。
17:00 事件勃発
乗り換えるために自分の荷物を取りに行ったしょくにん。
乗る予定のコロ助号へ向かう。でも探すけど車が見当たらない!
すでにみっしゃん号、つぼ号も発車済み。もちろんケンケン号も。
全部の車に置いて行かれるしょくにん!誰もそれを気づかない。
電話するけど誰にもつながらない!スマホの電池もあとちょっとで切れる…。
「みんな、置いてかないで~~~(T_T)」
帽子のヒモが切れたときから、なにか悪い予感がしてたんだ…
・
<参加者>
ケンケン
つぼくん
みっしゃん
コロ助
ぼんくん
よっしー
きょうちゃん
ゆっきー
たて
ぐっさん
タイツマン
きよちゃん
マダム
プロ
しょくにん
・
今回のツアーが無事終えることが出来たのも、
皆さんの力と一畑薬師のお守りのおかげ。ありがとう。
うれしかったせいか、お月様がいつも以上に大きく見えました。
2012 年 5 月 13 日
くじゅうの空もお天気でよかったね♪
かわいそうな職人さん、この後どうなったのかなあ…
「捨てる神あれば拾う神あり」とよく言ったもので、
おかげで拾われて帰ってきました。
拾われていなければ今頃法華院で
久住山を眺めながら皿洗いしているかもしれません。
拾ってしまった・・・
つぼ号から降りてきた、
ぼんくんの顔があまりにもうれしそうで・・・^m^
結末を説明すると… スマホの電池が切れる直前になんとかつぼ号と連絡が取れ、
つぼ号の後ろを走ってたみっしゃん号に回収してもらった、ということでした。
今思えば電話の向こうの本人の声、めっちゃアセってましたね…
しょくにん、笑ってごめーーーん。 ぶふぉっ