ツアー&イベント レポート


2015.04.12 安蔵寺山 ②天空の巻

活動記録

風の谷に迷い込んだ徒歩一行。

結局全員あた様に回収され、やっと登山口の滑峠(ぬめっとう)に到着した。

 

 

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9:42、滑峠から登山開始。

 

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登山口には分かりやすい道標が立っている。

ここからまず香仙原に登り、安蔵寺山へと縦走していく。

 

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やや急登で始まるこの登山道。

 

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展望はしばらくない。

 

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休憩を挟みつつひたすら地味に登っていくと、

 

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1時間ほどで山頂到着。

 

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10:56、香仙原(コウセンバラ 1056.1m)

この時期なら明るいが、やがて木々に葉が付けば展望はほとんど無いだろう。

 

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隊長「”こうせんばら”という山なので、みなさん飛行船のポーズで、はいチーズ!」

 

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納得いかないカメラマンの隊長。 

隊長「お前達。飛行船だと言っているのに光線とはどういうことだ?  その大砲で私と勝負するかね?」

ロト「みんなで話がしたい。」

隊長「3分間待ってやる。」

 

ロト「みんな、落ち着いてよく聞くんだ。ーーーまゆき、あの言葉を教えて。ぼくも一緒に言う。」

まゆき「ぇっ…」

ロト「ぼくの左手に手を乗せて。…みんなの縄は、切ったよ。」

隊長「時間だ、答えを聞こう!」

ロト、まゆき「バルス!」

隊長「へぁぁぁーー、はぁぁ、目がぁー!目がぁーーぁぁぁぁぁぁぁ!! ああ、ああ、目が、あああぁぁぁぁあーー!・・・あ゛あ゛あ゛あ゛・・・!!」

 

 

 

遠くに見えるのが安蔵寺山だ。

まだ葉が無いのでよく見える。

 

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歩きやすい稜線を進んでいく。

 

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11:27、次のピークには赤土山と書いてあった。(地図に山名は載ってない)

安蔵寺山方面は開けていて見通しがいい。

 

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山頂はもう少しだ。前進。

 

鞍部に下って、登り返す。

 

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11:46、小石谷分岐

 

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山頂に向ってどんどん高度を上げていく。

 

途中にあった展望石に乗ってみた。

 

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眼下にはなかなかの眺めが広がっていた。

 

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当直「わっはっは、見ろぉ!人がゴミのようだ!!」

 

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山頂に向け、さらに登るとまた展望石があった。

ぞろぞろと登ってみる男子達。

 

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おてんば女子ほっしーもいつの間にか登っている。

隊長「ほっしーそこにいるね?」

ほっしー「ハイ。」

隊長「お前は戻っておいで。」

ほっしー「なぜ?」

隊長「・・・なぜってお前は女の子だよ?!」

ほっしー「あら!おばさまも女よ。それにあたし、山育ちで眼はいいの!」

隊長「・・・私はおばさまはではないんだよ。」

 

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当直(中央の青い服)はさらに先端の石に移動する。

乗った石はぐらぐらと不安定に動く危ない場所だった。

当直「こ、こえ~。」

ほっしー「空に浮いている石?」

当直「うん。伝説って言われてたけど・・」

危うく滑落しそうになった当直。

 

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ほっしー「この石がぐらぐらするあるなんて、私ちっとも知らなかった。」

当直「これは天空石・・行こう、おばさん!山頂はすぐそこだ!父さんは帰ってきたよ!」

隊長「偉そうな口をきくんじゃないよ。娘っこ一人守れない小僧っ子が!そして私はおばさんではないんだよ!!」

 

 

 

気を取り直し、ひたすら登ると、 

 

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二又別れ分岐。これで奥谷からのルートと合流した。

 

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12:50、 安蔵寺山 (アゾウジヤマ 1263.2m) 山頂到着。

わりと広いだ。

ザックを下ろしてのんびりしよう。

 

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初参加のしげさんが到着に安堵していると目の前に奇妙な生き物が現れた。

しげさん「子鬼だ、子鬼がおる。」

 

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しげさん「はて、HGによく似た子鬼だ。」

ロト「ふふっ、ぼくは海賊にはならないよ。」

 

 

 

山頂は南からの眺めが良い。

まゆき「立派な山だったんだ。整備もしっかりしていたのに、どうしていままでこなかったんだろう。」

ほっしー「山頂に到着したとき、ドキドキしたんだ。きっと、素敵なことが始まったんだって。」

 

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 山頂写真も撮っておこう。

 

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そろそろ腹も減ったので、

隊長「ではここでランチにしよう。40秒でしたくしな!」

 

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黒ひげは今日も手作り弁当持参だ。

どれどれ見てみよう。

 

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今日はシンプルな内容だ。

黒ひげ「なかなか作るの難しいんです。」

隊長「男が簡単にあきらめるんじゃないよ! 次はキャラ弁、期待してるよ!」

 

 

山頂には解説版があった。

登山ルートは4つある。

われわれは香仙原ルートを歩いてきた。

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下山はここからは奥谷ルートを下り、奥谷駐車場へと進む。

 

 

天気がよければ四国の石鎚山も見えるらしい。

 

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安蔵寺山(あぞうじさん)と言う山名は

その昔、山頂北側鞍部に安蔵寺という寺があったという伝説によるのだそうだ。

隊長「なるほどね。」

まゆき「隊長・・。」

隊長「ん?」

まゆき「わたし、まだ言ってないことがあるの。私の家に古い秘密の名前があって、このザックを受け継ぐとき、その名前も私継いだの。私の継いだ名は・・マユキ。・・・マユーキ・トエル・ウル・・・アゾウジ。」

隊長「・・アゾウジ?・・・そ、それじゃ・・」

 

この先いったいどういう展開になるのか。

またしても分かる人にしか分からないセリフを随所に散りばめながら

つづく。

 

 

 

 

 

 

<参加者>

しげさん(new)

黒ヒゲ

ジム

あたる

まゆき

当直

ほっしー

ロト

隊長

 

 

 

 

 

 

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