ツアー&イベント レポート


宮之浦岳縦走1日目

プロ研究所

まめ登山部の皆様が石鎚山を登っているその頃・・・私は遠く離れた(?)屋久島にいました。シャクナゲの季節に宮之浦岳登ってみたかったんですよ~。

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淀川小屋のシャクナゲ


朝6時に淀川登山口の駐車場に到着。すでに駐車スペースはいっぱい。なんとか隙間を見つけてそこに車をねじ込みました。登山届けを出して6時25分、出発。

40分ほどで淀川小屋到着。朝ご飯を食べます。その間、目の前を「縦走するんだろうなぁ・・・」という荷物を背負った人たちがどんどん通り過ぎていきました。20人弱のツアーとおぼしき人たちもいたりして、新高塚小屋の混み具合が心配になります。

淀川小屋を出発してすぐにやや急登になりますが、ぼーっと登っているとそのうち終わります。途中で高盤岳の山頂が見えるはずなのですが、この日は少しガスっていて見えませんでした。そのまま登り続けると、小花之江河到着。

小花之江河

シャクナゲがちょこっと咲いていました。

ここからもうちょっと登ると、すぐに花之江河です。やっぱり何も見えません。

花之江河

少し霧雨のようなものが当たって来たので、念のためにここでザックカバー装着。

しばらくはガスってましたが、標高が上がるにつれて天気が回復してきました。雨に降られても当たり前の屋久島ですが、できれば雨具は着たくないものです。それに雨の中の登山は去年体験したので、今年は是非雨に降られずに下山したい・・・。


9時半に投石平到着。シャクナゲの咲く景色を見ながら休憩します。荷物を見ると日帰りの人も結構いるみたいです。ここで先を歩いていたツアーの人たちを追い抜きました。

投石平

ここからどんどんシャクナゲが増えていきます。


シャクナゲ

ちなみに、その辺にいたガイドさんの説明を聞きかじったところによると、シャクナゲは蕾の頃は赤く、咲き始めるとピンクになり、徐々に白くなるそうです。なのでこのシャクナゲは結構咲き始めって事ですね。


宮之浦山頂近くの岩。写真でよく見ますね。まるでモアイ像のようです。

モアイ岩


11時31分宮之浦山頂到着。見晴らしはイマイチ。記念撮影をして、軽めのお昼ご飯にしました。

宮之浦山頂

12時丁度に新高塚小屋に向かって出発します。この先はあまり大きなアップダウンがないので楽です。しかもシャクナゲはこちら側の斜面の方が多いみたいで、行けども行けども花ばかり。天気も快晴ではありませんが、涼しくて歩きやすいです。

花盛り


シャクナゲと永田岳(九州で屋久島の次に高い山)。次は永田岳も縦走してみたいです。

シャクナゲと永田岳


14時20分、新高塚小屋到着。すでに1階はいっぱいで、入り口近くの二階に場所を確保しました。新高塚小屋は林の中にあるので昼間でも中は真っ暗です。ヘッドライトは必需品。とりあえずお湯が沸くのを待ちながら、持ってきたビールで乾杯!その後は、お昼ご飯に食べるはずだったお弁当をつつき、焼酎のお湯割りなどをいただきます。そうこうしている間にどんどん人がやってきて結局小屋はいっぱいになりました。ツアーのガイドさんは廊下で寝ていたようです。外にもテントが3張ほどありました。

小屋の周りにいたヤクシカ。エゾシカを見慣れていると、ものすごく小さく感じます。

ヤクシカ

やることないので、5時ぐらいには寝てしまいました。

夜、雨の音で目が覚めました。結構降っています。テントの人、大変だろうなぁ、と思いながら、また眠ってしまいました。朝までには止んでね。

“宮之浦岳縦走1日目” への2件のフィードバック

  1. ロト より:

    プロ、お疲れでした!

    14年前(!)に行きましたよ、屋久島!

    焼野三叉路から永田岳へも行きましたよ、14年前!

    テキストだけかもしれんけど

    近々14年前の屋久島紀行をアップします。

  2. プロではないと何度言ったら・・・ より:

    宮之浦よかったですよ~。
    今回はシャクナゲの季節ドンピシャだったし。
    雨に降られなかった分、前回よりもかなり楽だった気がします。

    永田岳は前回見たときもかっこよくて、登ってみたい!と思いました。
    多分、宮之浦から永田岳への縦走だと小屋も空いていていいんでしょうね。
    太忠岳とか、愛子岳とか、他にも登ってみたい山がいっぱいあるので屋久島にはまた行きたいです。
    時間とお金があれば・・・。

    14年前の記録、期待してます。
    テキストだけでももちろんOKです。

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