太々山(だいだいやま)【紳士と執事の山旅】 2011.10.07
出雲地方の名のある山全制覇に向けて踏み出そう!
今回は出雲市大社町鷺浦にある太々山だ!!
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ゼントルにいくぜ、ゼントルにな!
天高く馬肥ゆる秋、
先日は大山でボランティア活動に汗を流したゼントルマン。
今日は執事ロトと共に出雲市大社町の『太々山』へと向かった。
ゼ「しかしこんなさみしそうな山に一体何があるというのだね?」
あんまりにもマイナーな執事ロトのセレクトに
しょっぱなから少々お怒り気味のゼントルマン。
ロ「まあまあ、旦那さま。
何事も手を付けて見なくちゃわかりませんよ。」
とかなんとかなだめすかして登山を開始する。
やがて谷沿いの杉林に至ると、
ゼ「ぜぇぜぇ…こら!執事!!
ぜぇぜぇ…速い、速すぎるぞ!!
私が先日、ぜぇぜぇ…慣れぬ作業で疲労困憊なのがわからないのか!!」
ロ「いえいえ、旦那さま。
それは日頃の運動不足と歳のせいでございますよ。」
と切り返したいのはヤマヤマだったが、そこはぐっとこらえ、
なだめすかして登山を続行する執事ロトであった。
尾根道にたどり着いたゼントルマン一行。
ところが、
ゼ「ちょっとロトくんロトくん、君ねェ、何年私の執事をやってるの
えぇ?わかる?わかってるよねぇ?」
と、かなりお怒りのご様子。
まあ、何の楽しみもない行程だったので
ゼントルマンの怒りもごもっともである。
しかしッ!
こっからがこの山の本領発揮なのだ!
きっと楽しくなるから乞うご期待なのだ!!
と、またもなだめすかして登山を何とか続行する。
すると間もなく太々山最初の絶景ポイントである大岩にたどり着いた。
するとこれには、
ゼ「おお、執事!さすが、わかっておるではないか!!でかしたぞ!」
ゼントルマン、ご機嫌急上昇である!
さっそく岩に取り付くと、スルスルとてっぺんにまでたどり着いた。
そこからは、遥か日本海が一望できる。
ロ「ささっ、旦那さま。次へ、次のスポットにまいりましょう。
次はたぶん絶対にもっとすごいですよ、きっと。」
そうかそうかと岩を降り、さっそうと前を歩くゼントルマン。
もはや前半の怒りなどミジンコほどもない。
すると一行の目の前に現れたのは、大きな岩がむき出しになった登山道である。
ゼントルマンにインスピレーションの神が舞い降りるのをハッキリと見た!
いやな予感がする…。
ゼ「大山にゴジラの背ってあるよね~?」
ロ「まあ、ありますねぇ~・・・」
ゼ「あそこってさ、こんな感じで
ゴジラの背中っぽいからだよね~?」
ロ「え、ええ、そうだと思いますが・・・」
ゼ「ところで、ゴジラの息子ってミニラだよね~?」
ロ「ミニラですよねぇ~・・・」
ゼ「だからここは~
今日から『ミニラの背』と名付ける!
ゴジラの息子なんだから、ミニラだ!」
というわけで、ここは今後ミニラの背ってことでよろしくお願いします。
そんなミニラの背を越えると、太々山の山頂にようやく到着。
それを制してゼントルマン自ら準備を始める。
ロ「いけません、旦那さま。それは私のお役目で…」
ゼ「まあまあ、よいよい。座っておれ。
昔とった杵柄だ。たまには旨~い珈琲をいれてやろう。」
これには執事もはらはらと涙を流さずにはいられなかった。
そんなゼントルマンに『あれ』の時間がやってきたようだ。
ゼ「しまった!せっかくの素晴らしい珈琲を入れたのに
置く 台 がないではないか!!」
ゼ・ロ 「ここは 『だいだいさん』 だというのにね!!」
だじゃれが嫌いではない執事ロトであった。
☆参加者☆
ゼントルマン(はら店長)
執事ロト(勇者ロト)
2011 年 10 月 14 日