ツアー&イベント レポート


南アルプス・甲斐駒ケ岳ツアー 2011.10.8-10 ①日本三大急登・黒戸尾根編

活動記録

雪のように輝く、白く美しい山頂。

その凛々しい姿から、「南アルプスの貴公子」の異名を持つ甲斐駒ケ岳

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35.757901,138.236868

 



 

今となっては南西の北沢峠から登るルートが一般的ですが、我々まめ登山部が目指したのは…日本三大急登・黒戸尾根

登山口から山頂まで、累積標高差2300mを超える難コースは、日本三大急登のなかでも一番キツイという情報も…。




この苦しい登りを嫌ってか…近年では登山者もめっきりと少なくなった黒戸尾根ですが、

このコースは信仰登山の表登山道として、昔から栄える由緒正しき道なのです。


 


ケンケンプロにより急遽企画された今回のハード遠征ツアー。

なみなみまあさんぼんを加えたドM5人で挑んできました。



 

10月7日(金) 20時頃 4人で東出雲を出発し、中国道上月PAで1人合流。 道中ちょっと進路を間違えたりしながらも、、、

4:55 予定よりかなり早く、登山口である竹宇駒ケ岳神社の駐車場に到着することができました。

駐車場にはすでにたくさんの車が。 こんな早朝からよくやるぜ…


 


時間にもまだ余裕があるので、朝食をとりのんびりと準備。

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おっ、いよいよプロが眼鏡を外したぞ… 戦闘モード突入だ!


 


約1名、でっかい物体を背負った変な人もいますが…

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ま、いいハンデになるでしょう。

5:49 いざ出発! 絶対制覇してやるぜ黒戸尾根!!

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お猿さん? の登山口標識を過ぎ、しばらく行くと・・・

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やがて竹宇(ちくう)駒ケ岳神社に到着。 ここで登山の安全を祈願します。

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名水百選・尾白川に掛かる吊橋を渡ると、本格的な登山道へ。

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朝日の差す気持ちいい登山道。 やや急な箇所もありますが、まだまだ問題ないレベルです。

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マイナーなコースとはいえ世間は三連休。 登山者いっぱいいるなぁ~。

やっぱり小屋は混むんだろうか…

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序盤はいたって普通。 嵐の前の静けさか…?

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樹林帯の同じような景色が延々と続く…

長丁場なのでハイペースになりすぎないように、ゆっくり登ります。

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ところどころ、ここが信仰の道であったという痕跡が見られます。

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日本三大急登といえども、ときどき平坦な道が現れてくれるのは精神的にも助かります。

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7:35 笹ノ平分岐到着。 横手駒ケ岳神社からの登山道と合流します。

甲斐駒山頂まで7時間の表示。 くっ… 分かっちゃいるけど先は長いのです。

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おそらくこのあたりだったかな? 急坂をかなりの速さで登っていく年配の女性。

背中にはピッケルがキラリと光る!

あとで分かったことですが、どうやら駐車場にある売店のオバちゃんだったようです。

地元パワー恐るべし…


 


我々はゆっくりと、着実に高度を稼ぎます。

周囲の木々も徐々に色づいてきました。

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おぉ、なんだかステキな九十九折りの急坂が見えてきたぞ~

ここらが八丁登り。 タフなケンケンもさすがに一呼吸…

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「剱よりキツイわ…」 なんだか若干やさぐれ中。


 



とにかく、がんばるのだ!

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ようやくクリア! ひとやすみ~

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ここで頑張ったご褒美です。 初めて視界が開ける場所に出た!

あれは… 鳳凰山(ほうおうざん)だ! 天を突く地蔵岳のオベリスクもはっきり確認できました。

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さらに紅葉の進む尾根道を行くと…

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両側が切れ落ちた刃渡り(はわたり)に到達!

名前からしてどんな怖い所かと思ったけど…足場も手がかりもしっかりしていて、案外どうってことないのです。

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ここから眺める景色は、また格別。

先程の鳳凰三山に加えて、八ヶ岳がかっこよすぎる!

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刃渡りを過ぎると、はじめて長い梯子が現れます。

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ここも造りはしっかりしているので、慎重に行けば大丈夫。

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標高も2000mを超えた頃…

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刀利天狗(とりてんぐ) 到着です!




小さな社の傍らには、「刀」ではなく「剣」が座しています。

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「ロトの剣」より立派だよねぇ…

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黒戸山を左に巻き、苔むした平坦な道をしばらく登ると、今度は下り坂。

嗚呼、せっかく稼いだ高度が、高度がぁ~

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ぶつくさ言いながら下っていると、ついに目指す甲斐駒ヶ岳の山頂部が顔を出しました!

否応なしに上がるモチベーション!

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やがて5合目小屋跡の広場に到着。 ここでお昼ゴハンだ♪

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近年閉鎖したらしい5合目小屋。 前小屋番さんの功績をたたえるレリーフがありました。




ここから宿泊地・七丈小屋までは高度差300mほどの登り。

しかし鎖場・梯子の連続する急坂らしい… 気合を入れなおして、一気に登るぜ!

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このあたりは様々な石碑が立ち並んでいます。 うーん、歴史を感じる……余裕のナイ人々(笑)

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ひたすら続く梯子にハシゴ… いったい何次会まで行くつもりなんでしょうか。。。

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まだまだ… まだまだ…

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ハッΣ( ̄Д ̄ ) ついてた…!

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11:39 七丈小屋(しちじょうごや) 到着! ついてしまえばあっけないなぁ…

駐車場を出発してから、5時間50分でした。 12時までにここまでこれるとは。




受付を済ませ、周囲を散策。 実にシンプルで機能的な造りの七丈第一小屋。 収容人数は30人ほど。

少し歩くとトイレと七丈第二小屋があります。 こちらは20人収容可能。

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水場は目の前にあり、ビールもよく冷えてるぞ~!

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「俺は~孤独を愛する… ひとり星空の下でチビチビとやりながら~肉を炙って食う…これがたまらんに(´ω`)」

「…じゃあ、また会うことがあれば」

などと言い残し、ケンケンは一人、歩いて(登って)5分もかかるテン場へ向かいます。




というわけで、この人はほっといて

カンパーーーーーイ!!!!!!

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くうぅ~っ! いいねぇ!

やっぱり山のお酒は格段に美味い!

ワインと梅酒をペットボトルできっちり持ってきてるあたり、さすがプロ




で、結局すぐ帰ってきてるし…(笑)

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ウイスキーを重た~いビンのまま持って上がるこの男に、若干ひいてる女性陣…

「いや、これじゃないと意味ないに~」




とにもかくにも、やっぱりみんなで飲むと楽しいのだ!

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いやぁ~お疲れ様でした!!!




楽しく飲んだ後は、夕食まで思い思いの時間を過ごします。


再びテントに戻っていったテンテン

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疲れて眠るまあさん

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そしてこの2人は…

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「ぐおおぉ~~お~…」




しかし、夕食までがひたすら長い…

教訓: 暇つぶしグッズも持ってたほうがよかったなぁ…

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ぼんもこの後、起こされても起きないほどに深く眠ってしまったのでした。




そして、やっと出てきた夕食はこんな感じ。 なんと刺身が入ってます(凍ってる)。

まあさんの分だけらっきょうが入ってなかったけど…

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結局なんでも美味いのです。 みんなペロリと平らげてしまったのでした。




しかし料理から布団敷きまで、この小屋をほぼ一人で取り仕切ってる小屋番さんはすごい!

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ただただ感謝しつつ、暖かい布団で眠りについたのでした。

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おやすみなさい…





 







~つづく~










●参加者●







ケンケン



プロ



なみなみ



まあさん



ぼん







 

 





急登というよりも、とにかく長かった印象の黒戸尾根の登り。

明日はもうひとふんばりで、いよいよ甲斐駒山頂へ! いったいどんな景色が待っているんだろう?

②へ続く… 乞うご期待!


 


  • roto

    おーれーもーいーきーたーかっっったーー!

  • ぷろ

    rotoはね~、日帰りで登れると思う・・・。

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