鶴降山 【県西部の旅】 2012.05.07
先日おめおめと茶臼山から逃げ帰ったがため、
新領土を獲得したにも関わらず
塾長から「油風呂」を言い渡されてしまった。
・・・E湯だったぜ。
これで塾長の怒りも収まるかと思いきや
「甘えんなアアアアッッッッッッ!!!」
更に豆塾名物「闘雷庵宮龍」を一人ですることに!
☆闘雷庵宮龍とは★
闘雷庵宮龍(とうらいあんぐうりゅう)は
豆塾名物の一つで、複数人で行う闘山(とざん)である。
3つの山の頂を6時間以内に踏み、
その頂を結んだ三角形の面積で勝敗を決する。
大きく移動すればそれだけ三角形も広くなるが
制限時間をオーバーするリスクも背負うとこになる。
伝説上の塾生、雷庵と宮龍が初めて行ったとされ、
二人の名を取って「闘雷庵宮龍」と名づけられている。
三角形を意味するトライアングルの語源でもある。
民明書房刊「知ってるようで知らない語源辞典」より
やってやんぜーーッ!!
(豆塾編終了)
・
なじみの少ない県西部の山に行ってみよう!
まずは大田市の鶴降山(つるぶさん)だ。
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三瓶西ノ原からさらに西へ進み、大邑広域農道に乗る。
池田ラジウム鉱泉を越えると、やがて鶴府地区へ至る。
そこから農道を左に折れ、林道をぐりぐり進むと
目の前にそれらしき山容が現れた。
あすこが鶴降山だな。
その後すぐに登山口に到着。
さっそく登山開始なのだ!
きれいに整備された登山道を進む。
看板もしっかり設置してある。
少し進むと、なにやら建物がある。
どうやら社のようだ。
社の裏手には御神木と思しき杉がどんと構えている。
ぱんぱんと神妙に手を合わせ山頂に向かう。
草いきれのムッとする中を歩く。
新緑がまぶしいぜ。
そのまま尾根を山頂に向かうかとおもいきや
一旦山腹をトラバース気味に巻いていく。
そして最後に急登をやっつけると
祠の鎮座する山頂に到着した。
三角点を踏み、周りを振り仰ぐと
西には大江高山火山群。
東には三瓶山が見える。
しかも三瓶山はよく見ると
三瓶一家勢揃いだん!!
すばらしい眺めにしばしボーッとタイムをすごし
鶴降山を後にしたのであった。
☆参加者☆
大暴飲露吐
★山データ★
鶴降山(ツルブサン)
標高:538m
所在地:島根県大田市川合町川合
むかーしむかしの神代のむかし
石見国を平定すべく
宇摩志麻遅命(ウマシマジノミコト)が、
鶴に乗って降り立ったのが、この山とされている。
その後ミコトは物部神社を築き
御神紋として「ひおい鶴」が定められ
その伝説を今に語り継いでいるのである。
2012 年 5 月 21 日
大暴羅(ボラ)の露吐というのがいたような・・・