ツアー&イベント レポート


2012.8.18 白山 part3

活動記録

目前にあるのに取り付く場所がさっぱり分からないわれわれ剣ヶ峰登り隊。

だって地図にルート載ってないんですもの。

 

さまよいながら取り付き場所を探していくと、

紺屋ヶ池翠ヶ池の間の尾根から登っていけば山頂まで行けそうだということに気付いた。

良く見ると剣ヶ峰山頂に人影がある。

やはり登る事は可能なのだ。

よーし、行ってみよう。

そう思った時、遠くのほうで雷鳴が轟いた。

ヤバイ。

まだ遠くではあるが決して安全ではない。

このまま無理にガレ場を上がって、ガスが出て視界不良になり、下る方向を見失い、雨が降り、雷に打たれて、ニュースになる・・。

はい撤収!!

とっとと下りましょう。

これがとっとと歩く人の後姿である。

ご覧あれ。

 

目前の大汝峰もパス。

お池巡りコースでとっとと下る。

剣ヶ峰のアプローチ探しで時間を浪費しなければ、ちゃんと登山道のある大汝峰は行けたのに・・。

 「二頭追うものは一頭も得ず」 とはこのことだわい!!  (←反省材料)

 

11:00、血ノ池

降下とともにガスは晴れた。

この周囲もお花畑が広がっていた。

のんびり眺めていたいがまだ雷鳴は鳴り止まない。

引き続きとっとと下ろう。

下りはやたらと速いみっしゃん

とっととレディーと言ってもいいだろう。

 

途中の分岐から近道を抜け室堂へ急ぐ。

とっとと。とっとと。

ようやく室堂ビジターセンターが見えてきた。

もう少しだ。

 

 

11:30、再びビジターセンター

到着と同時に強い雨が降りだした。

ギリセーフ。

いいタイミングで下りることができた。

屋内は雨宿りの人であふれている。

 

ここでやっとランチタイム。

火を使うので当然軒下での食事です。

思い思いにお土産も買っておきましょう。

 

◆プチ情報◆

ビジターセンター内には郵便局があり、面白いものを売ってました。

白山型のはがき(120円)。

登山証明書(400円)も発行してくれます。

350円切手付き、五十円記念切手(白山とクロユリ)に風景印という特別な消印が押してあります。

記念にいいっすね。

 

 

 

食事も終わったが、こりゃ止みそうに無いな・・。

状況が悪化する前に下山しよう。

 

12:20、下山開始。

 

弥陀ヶ原を通るころには雨は小ぶりになり始め、

黒ボコ岩に着くと止んでしまった。

よかったよかった。

 

下りはここから尾根筋で眺めのいい観光新道を通る予定ではあるが、道はぬかるみ、雷はまだ鳴り響いている。

尾根道を行くのはリスクが大きいな・・。

という訳で来た道=砂防新道をチョイス。

安全第一。芸が無いけどご勘弁を。

下り始めると登りの登山者は多く、すれ違うたびに「こんにちは~」

とあいさつを交わす。

こんにちは~。こんちわ~。ちわ~。わ~。

おそらく100回以上は言っただろう。

最終的に「こんにちは」の意味が分からなくなってきたわ・・。(何回も同じ事言ってると、こうなる時ってあるよね? ないかい?)

 

 

13:45、甚之助避難小屋

雲行きは再び怪しくなり、雷鳴も徐々に近づいている。

休憩は短めにして急いで下ろう。

 

 

13:33、中飯場

いよいよ雨が降りだした。

急いではいるが、登山口までまだ30分はある。

どしゃ降りになる前に下りるためにもここはスルーだ。

(ちなみにここにロバかいた。写真には撮ってないが確かに見たのだ。どういうことだろうか?)

 

 

 

結局どしゃ降り。間に合わなかった。

登山道は川となる。

 

とどめにヒョウまで降ってくる始末。

洗礼、受けさせていただきます。

 

15:06、やっとつり橋まで下りてきた。

後は登山バスで駐車場まで移動するだけだ。

(不覚にも雨がひどすぎて写真は撮ってません)

 

15:30、市ノ瀬駐車場到着。

みなさん無事下山お疲れ様でした。

 

見事な花々、広大な山並み、NHKのインタビュー、フルコースの天気、奇妙なメンバーなどなど・・

 

   

実に盛りだくさんの白山登山でした。

いい山だったが、幾つかピーク逃したのが心残り・・舞鶴若狭自動車道が開通したらまた来ようかな。

 

 

 

 さてはあのロバ、道路から入ってきたな。

 

 

おわり

 

 

<参加者 >

やまサン

マダム

コロ助

かにちゃん

みっしゃん

よっしー

ケンケン

プロ

ひとみさん

隊長

 

 

 

 

 

全員雨でずぶ濡れで一刻も早く着替えたいところだか、今日の温泉(=宿泊地)は金沢市内のホテルなのだ。

 

ここから1時間半、この9体の濡れた屍を搬送せねばならない。

 

 

 

なんてホラーな車内なんだ・・。

 

 

 

 

 

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