2012.2.5 道後山スノーシュー
山陰を冷凍した大寒波も去り、比較的天候も安定してきた週末。
このチャンスを逃してなるものかと、SS課5人で鳥取・広島県境の道後山へと繰り出してまいりました!
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10:58 今回のスタート・ゴール地点となる道後山スキー場に全員到着しました。
上下に1基ずつ、合計2基のリフトがあるゲレンデ。
そのうち登山者が利用できるのは下部の道後山ロマンスリフト。(下り乗車は禁止。)
さっそくリフト1回券(500円)を購入し、スノーシュー装着。
コケずに降りれるかなー? 内心ドキドキしながら乗車します。
…なんとか! 全員無事でした。
ここからはスキー場の上部を歩いて登ります。
傾斜のきつい中級コースを一気に登りきると、東屋の建つ月見ヶ丘。
対岸に見えているのは猫山です。 ひときわ立派なスノーリゾート・猫山スキー場がよく見えます。
東方向には端正などら焼き型ピークの岩樋山。
目指す道後山は岩樋山の後ろに隠れ、まだ見えません。
目の前に広がるふわふわの雪原。
先行トレースに導かれ、夏道の登山口へ向かいます。
「やっほーーーーー!!!」
山の中腹から、突然甲高い声が!
「やっほーーーーーぅ!!!」 「やぁっほーーーーー!!!」
野太い声ですかさず返すロト係長&ぼん。 これ以上は返ってこなかったけど(笑)
林に入ると雰囲気は一変しました。 白き静寂の世界へ…
急な斜面は、キックステップで雪面を踏みしめながら一歩一歩登っていきます。
このあたりは雪も深く、なかなかキツい…!!
やがて山腹にある東屋へ到着。
すでにけっこう疲れたけど… ここでは体が冷えないように、小休止にとどめておきましょう。
こちらのお二人はまだまだ余裕。 カッコいいぜ~。(マップ忘れたこと以外はね~)
岩樋山までは比較的急な斜面が続く。
ホワイトモンスター達と戯れながら、ひたすら山頂を目指します。
ニンジャのように先頭を行くケンケン。 トレーニングの成果か、いつにも増して速いなぁ…
やがて樹林も切れ、いよいよどら焼きのてっぺんが見えてきました。
山頂直下の草原地帯、夏にはナデシコの花が咲き乱れていたところです。
雪は固く締まっていますが、あちこちに落とし穴が!
スノーシューにハマり、穴にもよくハマる職人。
12:47 岩樋山(いわひやま・1271m) 山頂到着!
課長もご満悦~ヾ(*´∀`*)ノ
ここから眺める道後山方面の風景。 夏とはこんなに違うんです。
道後山へはいったん鞍部へと下りますが… ただ下るだけでは芸がない。
雪質も安定しているので、いざ!
うううううーーーーーっっひゃああああああああーーーーーーーーー!!!!!!!!!!
一気に滑り下りちゃいました。 BC初体験… カイッカン!!!!
続くSS隊も、思い思いのルートを選んでダウンヒルを楽しみます。
もう、楽しくてしょーがないのであーる!
西側斜面の雪は固く締まり、スノーシューも全く沈みません。
歩くたびにパリパリと割れておもしろい♪
灌木の踏み抜きに注意しながら、1271mピークを通過。 ボードが重い…!
あの夏に駆け登った、最後の登りふたたび!
13:35 そんなこんなで、無事登頂。 道後山(どうごやま・1268.4m)
山頂の看板も、新しく立派になってました。
誇らしく掲げたまめ旗に「見たことあります」と反応してくれたのは、
岡山方面から来られたという先行グループの皆様。
「ヤッホー」の主もこちらの方々だったようです。 またどこかの山でお会いできるといいですね!
ようやく昼食タイム。 とても寒いので、手早く済ませてしまいましょう!
よっしー課長からはちょっと早いバレンタインの差し入れ。 ありがたき幸せ。
え、ホワイトなんだって?? はて…
こちら、手が真っ赤になってもコーヒーを淹れてくれる優しき部下。
課長の人心掌握作戦にも、すっかりハマっているようです。
「お前達、楽しそうだな」
聴き憶えのあるテーマソングとともに、どこからともなく聞こえるシブい声。
あ…あの人は!?
大門刑事?
いや違う、ドウゴン刑事だ!!
「よく来た。 帰り道も気をつけるんだぞ。」
ありがとうドウゴン刑事。 でも、爆破シーンはナシで…(汗)
14:15 寒い… 小雪も舞い始めたので、撤退開始!
岩樋山を巻いて月見が丘に至る近道もありますが、トレースが無いので選択せず。
帰りは忠実に来た道を戻ります。
こうして見ると、われわれ人間のなんと小さいことかと。
木々のトンネルを抜けて…
15:45 月見が丘まで無事下山。 ここまでくればひと安心です。
ただしリフトは使えないので、ここからはひたすら歩いて下らなければなりません。
スノボのぼんだけは、ひと足先にスピード下山。 ひゃう~~~~~♪ (すいません)
スノーシューの4人はあえて上級者ゲレンデへ。 うわぁ…すんごい傾斜。
いっちゃいましょう、エクストリーム!!!!
これもスノーシューの醍醐味ですな!
16:25 なにはともあれ、全員無事…下山……!?
…できたのでした(笑)
道後山スノーシュー、超超超・楽しかった!!!!
・
・
×××××参加者×××××
・
よっしー
ロト
職人
ぼん
ケンケン
・
ところで、SS課は「登山部」?「下山部」?
個人的には「下山部」なのかなぁと思います。 相手は雪山、まずは無事下山することが第一ですもんね。
今回は調子に乗ってプチBC敢行してしまいましたが、ホントはまだまだ準備不足。
いずれ立山BCにも挑めるように、心身共に精進したいと思います。 あと、経済力も…(苦笑)
2012 年 2 月 9 日
へろへろになりながら登っている最中に、
これって下山部じゃない!って私も思ったのでした(^_^;)
次回はそりを持って行って下山部したいな~
あ。ちなみに最後の「下山部なのかなぁ」は、
「下山部だと思いますよー」って意味でした。
当たり前ですが、まずは全員「下山」することこそ、最優先に考えるべきだと思うので。
ま、無雪期でも同じことなんですけどね(^^;)
わかりにくくてすみません。
くれぐれも、ホワイト・・・をお忘れなく(・Д・)ノ
はじめましてデス!
道後山でお会いしました、岡山方面隊の一人、うりと申します!
楽しいレポを拝見させていただきまして、私もまた楽しかった道後山ハイクを思い出しました。
夏とは全く違う道後山。真っ白で静かな世界。素敵でした!!
またどこかでお会いできれば嬉しいです。
私たちも冬の間は、スノーシューやらソリやらを持って雪山ハイクしています。
もしも「やっほー」と聞こえたら「ん?もしや?」と思い出していただければ…(^^)
これからも、お互いに、楽しい山歩きを!
>>うりサン
こんにちは!
その節は写真を撮って(撮らせて)いただき、ありがとうございました。
道後山は吹雪くこともなく、楽しかったですね。
我々も冬のハイクは素人ですが、今年もまだまだ楽しめたらと思います。
山を愛するかぎり、またお会いすることもあるかもしれませんね。
どこかの山頂にいびつな雪ダルマが座ってたら、「お、これは…」と苦笑いでもしてくださいませ(笑)
ではでは、お互い安全に楽しみましょう!
うりさん、写真ありがとうございました!またお会いしましょう。