ツアー&イベント レポート


2012.9.15-17 槍ヶ岳ツアー 銀色週間激混大決戦!! ④

活動記録

な、なんという行列だ・・。

10:00、槍ヶ岳山荘に到着。

穂先にこんなに並んでいるとは!!

まさにアトラクション行列。

やはり2~3時間かかると言う噂は本当の様だ。

列はほとんど動いてないが、並ばなくては登れない。

穂先を諦める手もあるが、それでは何しにきたのか分からないし。

 

10:20、覚悟を決め Battle.3 槍アタック!! 開始。(と言っても並ぶだけ)

 

ぜんぜん動かない列。

 

一人だと退屈なんだろうが、幸い我々は大人数。

おしゃべりをしながら数歩ずつ進む。

あまり待ち時間は苦ではない。

 

 

 

やがて岩場に取り付いた。

 

景色を見ながらあれやこれやと引き続きおしゃべり。

槍沢を見下ろすと殺生ヒュッテの赤い屋根が良く目立つ。

 

 

11:27、並び始めて早くも1時間経過。進んだのはわずかこの位置。

なぜこうも進まないのか・・。

 

 

ここでなにやら小屋が慌しくなりだした。どうやらヘリが来るようだ。

 

寸断される行列。足元はヘリポートだったのね。

 

やがてヘリが現れ、

 

着陸。怪我人らしき人が小屋に搬送された。

 

そして ヘリは飛び去っていく。

 

大迫力のヘリに大興奮のギャラリー。

 

すると別のヘリがまたやってきた。

今度はバックで着陸し、

 

先ほどの怪我人を乗せ、再び飛び立つ。

なぜ一旦小屋に下ろしたのかは定かでないが、とにかく緊迫の光景だった。

 ケガは他人事ではない。気を引き締めて歩かねば。

 ※二度着陸した理由はこちらのページに載っていました。 → 槍ヶ岳山荘 あるじの目線

 

列は徐々に進んでいく。

 

槍沢を見下ろすと続々と登山者が登ってくるのが見えた。

こりゃすごい人だわ・・。

 

 

やがて小槍が見える場所にたどり着いた。

 

  

 

高度感もあり大迫力!!

撮影しながら先へ進む。

 

このあたりからクサリやハシゴが出現。

注意してクリアしていかなくてはならない。

スローペースでじわじわと登っているので誰も恐怖心は無いようだ。

身軽なのでホイホイと全く問題無く進める。

 

最後の2段ハシゴを登りきると山頂だ。

 

 

 

下の写真の中のうち3人だけ偽りの姿の写真です。

 写真をクリックして真の姿を見てみよう。

  

  

  

  

  

     

    

見つかったかな?

 

 

 

 

13:16、槍ヶ岳(ヤリガタケ 3180m)登頂。

山頂は思ったよりも広かった。

 

結局、小屋からの所要時間は実に3時間!!

・・信じられんわ。

 

確かに時間はかかったが、まあ物は考えよう。

穂先にへばり付き、3時間も槍ヶ岳からの絶景を楽しめたと思えば贅沢な時間でもあった。

 

大満足の記念撮影。

 

 

後の人のためにもあまり長居は出来ない。

早々に下山開始。

 下専用ルートを下り、トントンと岩場を下りていく。

 

ちなみに穂先の全貌はこれ。

写真をつなぎ合わせてみました。(撮影 なみなみ)

小槍はここからは見えない。

 

13:35、穂先制覇。

行列は全然減ってない。どんだけ人おるんだ・・。

ガスも出てきたし、今から登る人は気の毒だ。

 

そしてようやくランチタイム。

山荘で各自食事を取る。

 

ラーメン旨かった!!

 

 

登山証明書も買いました。

 

 

 

さて、プランではここから双六小屋に向かう予定ではあるが、小屋までは約4時間かかる。

現在14:00。今から行ったら日没だな・・。

無理は禁物だ。(めんどくさい訳ではない)

我々は臨機応変が鉄則だ。(諦めがよい訳ではない)

コースを変更し、このまま槍平小屋に下山することにした。(軟弱者と言われても構わないさ。早くビールを飲むほうが大事なのだ。)

 

14:42、飛騨乗越から飛騨沢を下る。

 

ガスでかなり視界が悪い。

隊列がバラけるのはまずいぞ。

先行するメンバーに大声で呼びかける。

「おーい!  タイツマン!!  なるべく固まって歩こう!!」

飛騨沢に響き渡るなぞのワード「タイツマン

聞いた人はどう理解するのだろうか・・。

 

順調に登山道を下り、

 

17:06、槍平小屋到着。

ここは1日目に休憩した小屋だ。

これで一安心。 槍のポーズ。

早速テント設営。

アッキーナに檄を飛ばす親方。

「今度は自分でやってみ!!」

 

腰を下ろし疲れを癒す。

 

 

日が暮れると野外飲み会に突入。

小屋組からも何人か合流した。

 

満点の星空の下、楽しいひとときを過ごす。

明日はターミナルまで下山するだけ。

なんだか名残惜しい。

 

 

歩いてきた道のりを回想しながらそろそろ就寝。

 

 

忘れちゃいけない Battle.3 槍アタック!! 

制覇はしたものの、プラン変更を余儀なくされたということで・・ドロー。

という訳で、一勝一敗一引き分けとなりました。

はい。

 

 

 

 

 ◆おまけ◆

 

みなさんご存知の「アルプス一万尺」という歌。

1番の歌詞に出てくる「アルプス」は日本アルプスのことで、「一万尺」は標高約3030メートルという意味。

「小槍の上で アルペン踊りを さあ踊りましょ」の「小槍」とは、

まさにこの小槍のことなりです。

ただし小槍はロッククライミングでなければ登れず、頂上も非常に狭いため、踊るのは不可能だとか。

歌詞は全部で29番まであり、槍ヶ岳から西穂高岳や奥穂高岳、穂高岳をめぐり、上高地へ縦走する内容となっていのである。(wikiより)

「アルプス一万尺」

曲: 作曲者不明(アメリカ民謡)
詞: 作詞者不明

1.アルプス一万尺 小槍の上で アルペン踊りを さぁ 踊りましょ
2.昨日見た夢 でっかいちいさい夢だよ のみがリュックしょって 富士登山
3.岩魚釣る子に 山路を聞けば 雲のかなたを 竿で指す
4.お花畑で 昼寝をすれば 蝶々が飛んできて キスをする
5.雪渓光るよ 雷鳥いずこに エーデルヴァイス そこかしこ
6.一万尺に テントを張れば 星のランプに 手が届く
7.キャンプサイトに カッコウ鳴いて 霧の中から 朝が来る
8.染めてやりたや あの娘の袖を お花畑の 花模様
9.蝶々でさえも 二匹でいるのに なぜに僕だけ 一人ぽち
10.トントン拍子に 話が進み キスする時に 目が覚めた
11.山のこだまは 帰ってくるけど 僕のラブレター 返ってこない
12.キャンプファイヤーで センチになって 可愛いあのこの 夢を見る
13.お花畑で 昼寝をすれば 可愛いあのこの 夢を見る
14.夢で見るよじャ ほれよが浅い ほんとに好きなら 眠られぬ
15.雲より高い この頂で お山の大将 俺一人
16.チンネの頭に ザイルをかけて パイプ吹かせば 胸が湧く
17.剣のテラスに ハンマー振れば ハーケン歌うよ 青空に
18.山は荒れても 心の中は いつも天国 夢がある
19.槍や穂高は かくれて見えぬ 見えぬあたりが 槍穂高
20.命捧げて 恋するものに 何故に冷たい 岩の肌
21.ザイル担いで 穂高の山へ 明日は男の 度胸試し
22.穂高のルンゼに ザイルを捌いて ヨーデル唄えば 雲が湧く
23.西穂に登れば 奥穂が招く まねくその手が ジャンダルム
24.槍はムコ殿 穂高はヨメご 中でリンキの 焼が岳
25.槍と穂高を 番兵において お花畑で 花を摘む
26.槍と穂高を 番兵に立てて 鹿島めがけて キジを撃つ
27.槍の頭で 小キジを撃てば 高瀬と梓と 泣き別れ
28.名残つきない 大正池 またも見返す 穂高岳
29.まめで逢いましょ また来年も 山で桜の 咲く頃に

 

・・と、かなり破天荒な歌詞。

なので

一万尺だとこうなるのも致し方ない。

 だって「まめで逢いましょ」ですもの。

 

 

 

<参加者 >

-NORMAL-

グレイ

ほっしー

マダム

コロ助

かにちゃん

なみなみ

Qコーチ

みっしゃん

みーこ

タイツマン

アッキーナ

ケンケン

つぼJr.

プロ

ロト

はら店長

ひとみさん

中隊長

隊長

 

 

 

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