ツアー&イベント レポート


2013.6.1-2 先崖!!豆塾第六弾! しまなみ最苦貞子 肆

活動記録

2日目、窓の外はやはり雨。

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また今日も濡れるのかと思うと気が滅入るが仕方がない。

身支度を整え出発だ。

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今日最初に向うのは、この大三島にある安神山登山口。

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残念ながら尾道とは逆方向。

つまりかなりの寄り道をする事になる。

ゴールは遠のこうとも登山する。これが豆塾なのだ。

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今日からはやまサンもチャリの仲間入り。

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見よ、 このチャーリーダビットソンにまたがる勇姿を!

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スカウターが壊れるほどの圧倒的な戦闘力!

さすがである。

 

サポートはロト運転のどうでしょう号

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ナビゲーターも兼ねている大変心強い助っ人だ。

 

コテージを出て40分。

ようやく登山口のしまなみの駅・御島に到着。

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やはり雨の登山になってしまうのか・・。

 

やまサンはいつもの地下足袋。

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最近ベアフット(裸足)にはまっているロトは限りなくはだしに近い、普通登山では見たことのない履物。

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やはり車部隊の戦闘力は桁違いのようだ。

 

 

今回の登山ルートはこうだ。

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現在地の道の駅からわくわくパークを通って安神山へ。そこから縦走路のえぼし岩を通り鷲ヶ頭山へ。

現在時刻は8:15、多分午前中に下りてこれるだろう。

 

せっかくなので隣にある大山祇神社にも足を運んでみよう。

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 ひと通り敷地内を散策。

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ここは山と武具の神様が祭られているのだそうだ。

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そして神社裏手の登山口へ。

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整備された遊歩道をしばらく進むと分岐があった。

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階段を行けば普通に山頂までつづく登山道。

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階段下の道を進むと・・

 

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なに! Climbing in the chain だと!?

血が騒ぐでしょう。

ここはクサるしかないでしょう。

もし雨で危険だと思ったら引き返せばいいでしょう 。

豆塾生なら当然の選択でしょう。

どうでしょう。

 

迷わず鎖場ルートへと進む。

前方に見えるのが安神山の頂上だ。

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ここから遊歩道と分かれ鎖場コースに突入。

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樹林帯をしばらく登ると視界が開けてきた。

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あの岩が鎖場のようだ。

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そして鎖場に到着。

なかなか見晴らしのいい場所だ。

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ロ 「このがけを登らなきゃなぁ。よし、まずはオレが登ってみよう。」

先頭のロト、アタック開始。

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やや雨で滑るが、慎重に行けば大丈夫そうだ。

後続も慎重に登っていく。

 

 

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鎖場の上部から下を覗くとなかなかの高度感を味わえる。

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先に進もう。

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道なき道を登っていくと、

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またコイツが現れた。

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ここから二の鎖って訳だ。

下からは鎖の上部が見えないほどの長い鎖場のようだ。

しかもさっきより傾斜は急で岩はもちろん濡れている。

 

とりあえずロトが偵察。

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それにしてもあのへんてこな履物でよく登れるものだ。

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何とか登り切ったようだ。

ロ 「これはかなり怖いよ。不安な人はやめたほうがいいかも。もうオレはここは下りれないからこのまま山頂へ行くしかないわ。」

なるほど。晴れていれば全員登れるレベルだが、濡れているので危険度がかなり増しているわけだ。

女、子供と大仏さんにそんな危険な真似はさせられない。

この場はやまサンだけがあとに続き、残りは引き返して普通の登山道から山頂に回ることにした。

 「山頂で待っててくれ~。」

 せっかく登ったのに撤退するのは残念だが安全第一だ。

さっさと分岐まで戻ろう。

 

一の鎖も慎重に下りる。

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やはり下りは怖い。

 

そして分岐点に到着。

結局ここまでで1時間をロスしてしまった。

結果大失敗だ・・。

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少しでも時間を取り戻すべく山頂までダッシュだ。

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前方には山頂で待つ車部隊の姿が見えてきた。

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はぁはぁ到着。

排便中のロトがお出迎え。

「いや~待ちくたびれてお腹が冷えてしまったよ。」

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9:56、安神山(267.1m)山頂。

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時間がないので写真だけ撮って次の鷲ヶ頭山へ移動しよう。

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あの奥の雲が掛かった山が鷲ヶ頭山だな。

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開放感に満ちた楽しい稜線を進む。

このあたりは何度も山火事が起こっているらしい。焦げた木もあちこちに残っている。

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えぼし岩が見えてきた。

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岩に立つ地下足袋戦士やまサン。

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説明版もあった。

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先を急ごう。

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鷲ヶ頭山山頂に繋がる傾斜のキツイ階段が続く。

若干疲れも出てきた。

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 安神山を出てから40分ほどで鷲ヶ頭山(436.5m)山頂到着。

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樹木に遮られ展望なし。

はい下山開始。

 

時間が無いので登山道はパスし、車道を走って下りよう。

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わっせわっせ。

やまサンはスパイクなので辛そうだ。

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小走ること30分、やっと民家が見えてきたぞ。

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 そしてスタートの駐車場に帰ってきた。

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うう~寒い。

早く暖かいものを食べないと凍えてしまう。

 

12:00、やっとランチタイム。

ずぶ濡れなのでお店を汚さないよう外で食べる塾生達。

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これでこの島のピークは制覇完了。

だがまだチャリ旅は全行程の半分しか進んでない。

ゴールの尾道到着リミットは17:00。

この時間までにチャリを返却しないと大変なことになってしまうのだ。

あと5時間・・果たして間に合うのだろうか。

次の島は登山やめようかな・・などと思いつつ「じゃこカツレモンラーメン」をすする塾生であった。

 

それにしてもチーズケーキセットだなんて・・・

やだわ

やまサンってチャーミングだわ

やだわ。

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つづく

 

 

 

 

<参加者 >

やまサン

ロト

職人

ひとみさん

中隊長

隊長

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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