2016.7.17-18 アルプスビギナーズクラス 木曽駒ヶ岳①
やっと7月18日に東海地方まで梅雨明け宣言でましたね!
しかし、今回の行く先、長野県のある関東甲信越地方はまだみたいです…
よく雨の降った梅雨&酷暑になりそうな夏、皆さま如何お過ごしでしょうか?
ここのところ、まめの泊まり企画で、長野、福井と立て続けに雨に祟られ、満足な登山が出来ず、欲求不満気味で燻っている4本です。
今回も懲りずに、木曽駒ヶ岳ツアーにエントリー!
“2度あることは3度ある”?
OR
“三度目の正直”?
どのような天気になっても楽しんでやろうと胸に誓い、
タイトル通り“アルプスビギナー”として、
参加させて頂きました。
その結果のレポを、極めて主観的に駄文ながら綴らせさて頂きます。
お時間があるようなら、お付き合いよろしくお願いします。
2016.07.16
19:00@岡山某KFC
岡山組乗り合い開始。
コブラさんに車を出してもらって、
自分をピックアップしてもらう。
しかし、コブラさんの車に荷物を積み込んでいるうちに登山靴を忘れていることに気づく。
ピックアップ場所から家が近所なので寄ってもらい、無事登山靴をゲット!
19:30@岡山駅東口
くろさんとともちさんをピックアップ。
山陰組との合流地点、美作追分SAに向かう。
道中に自分の眼鏡が登山用でなく、普段使いのものであることに気づく…
初っ端から、天然ボケを連発…
他にも忘れ物がないか心配になるが、あっても取りに帰ることは無理なので、気にしないことにする。
20:40@美作追分SA
山陰組との合流地点到着。
しかし、SAにトイレと自販機しかないので、
外部駐車スペースの車に戻り待機。
21:40@美作追分SA
約束時間に再び美作追分SAに徒歩で向かう。
向かっていると丁度島根ナンバーのエスティマが到着。
隊長号であった。
隊長と挨拶をしているとチタン号も到着。
皆で改めて軽く挨拶を交わす。
配車表に従い、搭乗して2台で西宮名塩SAへ。
23:30@西宮名塩SA
毎度お馴染みのナジオちゃん!
広島組とここで合流。
ここで全員集合!!
下記が今回のメンバーである。
黒ひげ / ルーシー / ともち / ノーディー / チタン / コブラ / 4本 / 隊長 / 飯使い / 高隊長 / 幼隊長 / うなちゃん / アウディ / マダム / あい / のぶさん / くろ / みみっく
しかし、ここで隊長号に乗っていた自分へ、まさかの戦力外通告!
隊長 “4本はタバコ臭いから、ノーディーとトレード!”
自分は、よくお世話になっている広島組のルーシー号へ。
ノーディーくんは、隊長号へ、配置替えとなる。
道中、ルーシー号の中で、お初のあいさんとのぶさんに自己紹介する。
しばらく話をしていると、あいさんだったかのぶさんだったかはっきり覚えてないが、
自分の名前がうまく伝わってないみたいで、
”ヨンホンギさん…”と話しかけられる。
黒ひげ氏が嬉しそうに
”ヨン・ホンギって、韓国の人みたいですねw”
とニタニタしていた。
2016.07.17
04:00@駒ヶ岳SA
全員無事到着。
このSAで、朝食と登山前の買物・着替え等の準備を行う。
自分が朝食の半熟煮玉子おにぎりを咀嚼中に玉子のトロトロの黄身を短パンの股間部分に垂らす。
いつものように育ちの悪さを露呈してしまう…
おしぼりで拭くがキレイにとれず、下品で残念な感じのシミが残り、周りの人が失笑…
車内くつろぎ用のTシャツ・短パン・サンダルから登山着に着替えていたら、
隊長から”4本は その恰好のまま登らないのか?伝説になるのに!”
とツッコまれる。
しかし、たいしたボケを返すこともできず、頷いただけだった…
とりあえず、駒ヶ岳ロープウェイ駅まで運んでくれるバス乗り場に向かう。
05:00@菅の台バスセンター(曇)
到着後、隊長が係の人と交渉に向かう。
隊長が団体予約をしてくれていたみたいだ。
一般客であれば、バス停で結構な時間並ばないとバスに乗車できないが、団体客として扱われるので、待ち時間なしで、優先的にバスに乗車できた。
すこし優越感を感じたと同時に隊長に感謝!
今回の登山プランとしては、
とりあえず頂上山荘まで行く。
そこをベースキャンプにあちこちウロウロしましょう!
っていう設定らしい。
★今回のコース図と標高図
05:30@ロープウェイしらび平駅(曇)
バスから降車、ロープウェイが来たので全員で搭乗。
夏の登山客で溢れ、ラッシュの御堂筋線なみに超満員。
ザックを肩から降ろし、7分間ロープウェイの中で揺られる。
06:00@千畳敷ロープウェイ乗り場(曇)
到着。
晴れてれば、ここから富士山も一望できる素晴らしい景観が広がっているらしい。
しかし、曇りで白いモヤが周辺一帯を支配している。
ロープウェイ駅外の広場で1時間高地順応タイム。
いきなり登山開始すると高山病の確率が上がるので、ここで休憩しながら、高地に身体を慣れさせる。
今後の段取りの打合せや雑談をしながら過ごす。
07:00@千畳敷(曇)
登山開始前、2班に別れる。
★池経由班(剣ケ池経由で駒ヶ岳頂上山荘へ) :
黒ひげ / ルーシー / ともち / ノーディー / チタン / コブラ / 4本
★直接班(直接、駒ヶ岳頂上山荘へ) :
隊長 / 飯使い / 高隊長 / 幼隊長 / うなちゃん / アウディ / マダム / あい / のぶさん / くろ / みみっく
池経由班は、リーダー黒ひげを先頭に登山開始。
あいかわらず白いモヤでガスっていて、視界が悪かった。
何か三途の川へ向かう道を歩いてるような奇妙な雰囲気だった。
道中、ポツリポツリと雨が降り始める。
雨具を着用する。
07:20@千畳敷カール&剣ケ池(曇時々雨)
想定より、あっさり到着。
道中、雨が降ったり止んだりして、雨具を着たり、脱いだり。
千畳敷カールとは?
“2万年前、氷河期の氷で削り取られたお椀型の地形。
中央アルプスには日本を代表する「千畳敷カール」「濃ヶ池カール」等のカールがあり、「千畳敷カール」は高山植物の宝庫として知られています。”
白いモヤのガスのせいで周囲の景観は全く見えず、得に感動もないまま、頂上山荘を目指すことに。
池も、魚でも泳いでいればおもしろいのだが、単なる大きな水溜まりって雰囲気だった。
08:00@千畳敷ロープウェイ駅(曇時々雨)
池から上がって来たら、再び千畳敷ロープウェイ駅に到着。
池経由班は、ロープウェイに再搭乗し、下山を始める…
…
嘘です…
千畳敷カールと剣ケ池は、ガスのためなんの面白みもなくただの準備運動に終わった。
“フリダシに戻っただけか…”と皆で苦笑いしながら進む。
08:10@登山道中(曇時々雨)
登っていると、隊長一味が降りてきて、すれ違う。
上で雨も降ってきたし、ウナちゃんがグスりだしたので、途中で下山することにしたらしい。
残念だが、ここで一時お別れをして、明日会う約束をする。
08:30@乗越浄土(雨)
小雨が降りしきるガスの中到着。
乗越浄土とは?
“千畳敷からカール壁を北側へ登って主稜線に出たところが乗越浄土です。広い場所で、駒ヶ岳方面、駒飼ノ池方面、伊那前岳方面、宝剣岳方面への道があります。”
という位置付けの場所らしい。確かに標識がいろんな方向にあって、分岐が多そうな場所だ。
高速道路でいうところの、複合ジャンクションのような場所みたいだ。
ここら辺りで休憩している直接班に池経由班が追い付く。
マダムさんから、テント組は先に頂上山荘に登って、山荘にチェックインするよう頼まれる。
進んで行くが、白いモヤのせいで圧倒的に視界が悪く、前をいく、リーダー黒ひげの尻以外何も見えない…
小休止後、進んでいく。
09:25@中岳(雨)
標高2925mに到着。
しかし、携帯をポケットから取り出して撮影するのも億劫になるほど、ここの辺りから雨と風が激しくなり始める。
前日の天気予報では、本日の午前中はくもりで、徐々に天気が回復傾向に向かうとのことだった。
しかし、天気が我々の期待を裏切るのが濃厚な気配になる…
少しづつ皆のテンションが下がっていく気がした…
雨も風も強いので、単なる通過点として、華麗にスルーして、先を急ぐ。
10:05@頂上山荘(雨)
ベースキャンプとなる山小屋に到着。
(↑イメージ写真:当日は雨とモヤでした)
とりあえず、受付で小屋泊組9人のチェックインを済ませる。
雨具と登山靴を脱ぎ、ザックを降ろし、一息つく。
食堂&休憩室で、直接班を待ちながら休憩する。
部屋の用意が出来た時点で荷物を移動させる。
部屋は床に緑のカーペットが敷いてある10畳ほどで隅に布団が積んである簡素なものだ。
一息ついたとこで、食堂でテント泊組が深刻な会議を始める。
★テント泊組: 黒ひげ / ノーディー / 4本 / ルーシー
議題は、今夜テント張るかどうか?
この時点の天気予報は、15時ぐらいから雨が上がり、夜から明日は晴れる予報である。
現状のテント場を見ると3張ほど他のグループのテントが雨と風に打たれながら揺れている。
楽観派: ノーディー / ルーシー ⇒ 張る方向。
弱気・風見鶏派: 黒ひげ / 4本 ⇒ テント初心者、悪天候にびびる。
とりあえず山荘の人に小屋泊まりが状況によっては4人増える可能性があることを伝え、許可を貰っているので、夕方時点の天気を確認して、最終結論を出すことにする。
テントを張るにしても、夕方雨が上がってからにしようと打ち合わせる。
そうこうしているうちに、直接班も一人、二人と小屋に到着してくる。
最後に、ミミックさん・コブラさん・のぶさんもなんとか無事到着!
のぶさんは登山経験が浅いらしく、この風と雨の強い酸素の薄い高地で道中しんどそうに見えたが無事到着できて良かった。(かくいう自分も登山ビギナーで偉そうなことは言えた身分ではないが…)
ミミックさん・コブラさんものぶさんのフォローに回っていて、登山家として眩しくカッコ良く見えた。
実は、自分は道中にアウディさんからフォローに回るように2度ほど指示されていたが、自分のことで精一杯で、指示を忘れたり、スルーしたりで、テント組として先行してしまう。
本当に肝っ玉も脳みそも小さい男である…
本来ならこの山荘をベースキャンプにして、あちこちトレッキングに行く予定なのだが、この雨と風である…
景観もガスで何も見えない…
結局、皆小屋にとどまり、天気の回復を待つことにする。
【今回の軌跡&標高図】
活動時間 : 3時間18分 / 活動距離 : 2.6km / 高低差 : 323m
獲得標高上り : 390m / 獲得標高下り : 190m
次回②は、
”山小屋・テントでの愉快で楽しい時間の過ごし方&雨天時のテント設営方法”
では、またお会いしましょう!
以上
2016 年 8 月 1 日