ツアー&イベント レポート


2016.11.06 ぐるっと三瓶縦走ツアー

ツアー登山 活動記録

トンネルを抜けるとそこは山陰だった。

山陽の天気からは想像すらできない、山陰の空だった。

その日、三瓶山一帯は視界不良の悪天候。

上を見上げても中腹までしか見えない。あとは、ただただ白い。

山陽は晴れていたようだが、ここは山陰。山の陰と書いて山陰である。

甘く見てもらっちゃあ困るぜ。

それでも開催されたのには次のような理由がある。

「今の状態が今日の悪天候の底。

午後から天気は回復に向かうから、今日はこれから必然的に上り調子。」

という屁理屈スレスレな観天望気がリーダーによってなされたからであって、

中止メールを打ちたかったが、気付いたら午前8時を回っていて(集合時間は現地に10時)

もはや山陽のメンバーは動き出している時間帯ではないか今さらどうしようもないッ!

と観念したからではない、念のためにいっておくがな。

はたしてどうなるまめ登山部。今からでも中止したほうがいいんじゃないのか?



東ノ原にポツリとポツリと雨粒が落ちる。止む気配は感じない。

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ひょっとしたら雨具なしでも行けるんじゃないかという淡い期待は渋々捨てて、

とぼとぼと雨具を着こんだ一行は、あるのは知ってるけど使ったことはないという観光リフトで山頂駅を目指す。

山頂駅は太平山直下にある。そこまで登山道を歩けば40分。リフトの所要時間は10分だから、かなりの時間短縮になる。

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山頂駅からは反時計回りで縦走を開始する、予定だった。

ちょっとまってと山頂駅から歩き出していたメンバーを止めたリーダーは、今日の予定変更を告げた。

見渡す限り真っ白けのこの状況である。予定通り動いても辛さが増すばかりなのは明白だ。

「まずは女三瓶経由で男三瓶に行こう。後のことは男三瓶に着いたら考えるわ。」



臨機応変に対応できるリーダーこそ、本物のリーダーだ。

リーダーバンザイ!リーダーバンザイ!われらがリーダーここにあり!!頂上駅に歓喜の声がこだまする。

 

よせやいよせやい何でもないやい俺は当たり前のことを言ってるだけだぜそんなに讃えられても意味わかんないよ

と謙遜するリーダーにますますメンバーのボルテージは上昇していく。

 

凄いぞリーダーわれらがリーダーあなたがビシッと示すのならばどこであろうと恐れはしない。

われらはただただあなたを信ずるわれらがリーダー遮二無二行こう!!!

リーダーを讃える声が三瓶山一帯に響き渡った。

するとどうだろう、さっきまでの悪天候が嘘のようにガスがかき消えていくではないか!

などと一人脳内ジーザスクライストスーパースターを山頂駅で妄想しつつニヤついているリーダーを尻目に、一行は女三瓶を目指す。

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ガスガスの登山道を進む一行。周囲の景色を楽しむなんてできやしない。

常に目の前の道が見えている、というだけなのだ。言葉少なに一行は進む。

 

そんな中、リーダーには一つ気がかりなことがあった。それは久々に参加したもりちゃんのことだった。

話は少しだけ前にさかのぼる。駐車場で自己紹介をしたのだが、もりちゃんの野郎、

メンバーの多くがもり家のドメスティックな状況を知らない中、さらりとこんなことを口にしやがったのだ。

「久々に参加のもりちゃんです☆

 

今日は別居中のダンナのところから来ました~。

 

初めて買ったCDはB’zの裸足の女神です。

 

兄貴のパシリなのに自分の小遣いで買いました。」

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兄貴のパシリで裸足の女神!?なんて悪い兄貴!!という部分ではない。

もちろんその前のやつだ。別居中というやつだ。

それを聞いたメンバーが一様に戸惑うのがリーダーには手に取るようにわかった。

しかしながら、わかったからこそ、あえて否定も肯定もせず、

どういう風に動いていくのか知りたくて、投げっぱなしにしておいた。

 

すると案の定、風景を楽しむでもない状況の中、

モヤモヤとした気持ちに耐えられなくなったメンバーから、必然的にその端緒は開かれた。

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ー(別居中なのに)なんでまたダンナさんのところから?

 

もり「えー、だって週末しか時間ないし。おいそれとダンナのほうが来れるわけないしねぇ。」

 

ー(????)でも別居中なんでしょう?

 

もり「そうそう。だから自由利く私のほうが動くって寸法。」

 

ー(ますますわからん。)それってなにか深い事情が?

 

もり「事情はないけど、ただ別居しててね。」



事情を端折るとこんなにもトンチンカンな会話になるものなのか。

疑問は疑念を呼び事態は混沌とするばかりである。

もりちゃんよ、別居なんていうからややこしいことになるの。

別居なんて紛らわしい言葉を使うんじゃない。

 

「旦那が転勤族で単身赴任中なの。」

 

って言ってくれたら、みんな端っから混乱しなかったと思うよ。

ついついもりちゃん話で盛り上がっちまった。

しょうがないから山の話は次回にトゥービーコンティニューだ。

 

ちなみに自己紹介でもりちゃんがなぜ初めて買ったCDを紹介したかというと

リーダーが「名前プラス初めて買ったCDかレコードを言え。」と言ったからである。

ちなみにチャンは当時あこがれていた

%e3%81%a1%e3%81%8e%e3%82%8a横浜銀蠅だったという。

 

★参加者★

ミヤ(NEW)

もりっち

くっちゃん

うかじ

チャン

ホッシー

もりちゃん

ロト

 

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