2016.11.6 ぐるっと三瓶縦走ツアー その5
いよいよ佳境に入ってきた三瓶ツアー。
天候に嫌われ二転三転する行程の中、
気づけば縦走完成まであとわずかとなった。
もう迷う必要はない。目の前の道を進むのみだ。
馬鹿げた話だ。
ここが最後の登りなのだ。
これ以上の試練はない。
ただただ上を向いて一歩一歩進めばいい。
子三瓶よりも短い登りだ。
10分ほどで山頂に到着する。
なんだかんだでここまでたどり着いた。
なんだかみんな無性にウキウキしてきた。
そうしてウキウキウォッチングしているある瞬間、
みんな少しだけ浮いていたが、
不思議と誰も気付いていなかったようだ。
さあ後は太平山に向かう稜線をほとほとあるくだけだ。
ほとほとほとほと歩こう。
あれほど吹いていた風もここではぴくりとも感じない。
上を見上げれば紅葉した木々。
横を見渡すと紅葉した木々。
今がこのツアーで唯一秋らしい瞬間だ。
やがて木立の先が明るく開けてきた。
最後のピークである太平山についたようだ。
太平山からは今日歩いた道程がぐるりと見渡せる。
とはいえ、いまだ中腹以上にはガスがかかっていて
その全貌が明らかになることはない。
けれど、その全てを歩いてきた我々にとって
見えるか見えないかは、
さほど重要なことではなかった。
むしろそんな中を歩き通したこと、
その経験こそが、
後の財産になることは明らかなのだから。
さあ、これにて本日のツアーは終了だ。
あとは観光リフトに揺られておりることにしよう。
もう試練はないと言ったがそれは訂正する。
下りのリフトこそ、最後の試練なのかもしれない。
試練だったのかどうかは想像におまかせする。
ロト「怖えーにきまっとるでしょう!!!」
おまけ
下りたらガスが晴れてきました。
ここが最後の登りなのだ。
これ以上の試練はない。
ただただ上を向いて一歩一歩進めばいい。
子三瓶よりも短い登りだ。
10分ほどで山頂に到着する。
なんだかんだでここまでたどり着いた。
なんだかみんな無性にウキウキしてきた。
そうしてウキウキウォッチングしているある瞬間、
みんな少しだけ浮いていたが、
不思議と誰も気付いていなかったようだ。
さあ後は太平山に向かう稜線をほとほとあるくだけだ。
ほとほとほとほと歩こう。
あれほど吹いていた風もここではぴくりとも感じない。
上を見上げれば紅葉した木々。
横を見渡すと紅葉した木々。
今がこのツアーで唯一秋らしい瞬間だ。
やがて木立の先が明るく開けてきた。
最後のピークである太平山についたようだ。
太平山からは今日歩いた道程がぐるりと見渡せる。
とはいえ、いまだ中腹以上にはガスがかかっていて
その全貌が明らかになることはない。
けれど、その全てを歩いてきた我々にとって
見えるか見えないかは、
さほど重要なことではなかった。
むしろそんな中を歩き通したこと、
その経験こそが、
後の財産になることは明らかなのだから。
さあ、これにて本日のツアーは終了だ。
あとは観光リフトに揺られておりることにしよう。
もう試練はないと言ったがそれは訂正する。
下りのリフトこそ、最後の試練なのかもしれない。
試練だったのかどうかは想像におまかせする。
ロト「怖えーにきまっとるでしょう!!!」
おまけ
下りたらガスが晴れてきました。
おしまい
2016 年 12 月 29 日