ツアー&イベント レポート


2010.10.9-11 宮之浦岳縦走 Ⅲ

活動記録

テント泊にも慣れてきた

外は静かでよく眠れた

雨も止んだようだ

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5:00、起床時間だ そろそろ起きろ

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やっぱり朝は寒い (夜は思ったほど寒くなかったけどね)

そっそく朝食をとる メニューはスープパスタとsoyjoy

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食事の後 すぐさまテントを撤収する

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このテント 昨夜の雨水を含んでより重くなってしまった・・

乾かす時間はないのでこのまま詰め込んで歩くしかないな (なにかいいアイデアあったら教えてください)

一夜明けて体力もある程度回復したテント組

一方のスーザン(小屋泊)は・・

「すごいイビキの人がいて12時過ぎまで眠れませんでした」

さすがのスーザンも全戦全勝とはいかないようだ

お疲れ様でした

ケンケンは昨日から若干風邪気味 喉に痛みがあるらしい

大丈夫だろうか 無理のないように歩きましょう

6:20、高塚小屋出発

DSC01419朝日が眩しい

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今日は天気がいい 最高の登山日和になりそうな予感

木の上からなにやら鳴き声が聞こえてきた

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ズームしてみると

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ヤクザルだ!! おぉ! すごい!

姿を追っていると下りてきた

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朝からファンタジーである

7:24、新高塚小屋到着

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ここで休憩 水も補給

ヤクシカもうろうろしている

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さらにファンタジー

8:00、第一展望台到着

岩の上に上がってみると

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わ!!  出た!! 目指す頂がついに現れた!!!

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これが翁岳 山頂は巨大岩か!?

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その右が宮之浦岳 優雅な山だ 素晴らしい

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さらに視線を右に移すと永田岳(奥の左の高い山)とネマチ(奥の右の高い山) こっちは険しそうだ

IMG_0333山頂が見えると 俄然元気になってくる

よし 進もう!!

第二展望台はスルーして先を急ぐ

こんな斜面 楽勝だぜ

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しばらく歩くと山道に第15、16ヤクシカが現れた

この二匹 このまま我々の隊列に加わり 先頭を歩いて案内してくれるそうだ  (確かにしゃべった)

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ときどき振り返り こっちのペースに合わせてくれる

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小隊長大喜び

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そして10分ほど案内してた後 静かに去って行った

「ヤクシカくん 案内ありがとう 一本道だったけど・・」

この島はファンタジーの宝庫だ!!

だんだん絶景ポイントも増えてきた

IMG_9367カッコイイ永田岳 行ってみようかな・・

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行こか やめよか 迷いながら歩く

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青空の下 どんどん登る

心なしか荷物も軽い

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ここを登り詰めると

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9:04、平石到着 (この岩の下に岩屋がある 収容人数8人、水場なし)

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岩の上にあがると目の前は宮之浦岳

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雄大な眺めに思わず浮き上がってしまった小隊長(28kg)

それほど気分がいいのだ

10分ほど休憩し出発

あとは目の前の斜面を登りきるだけだ

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振り返ると さっきいた平石が見える

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9:40、焼野三叉路到着

ここを西に行けば永田岳 上へ行けば宮之浦岳山頂

このまま宮之浦岳へ真直ぐ登ってもいいが まだ時間はありそう

ここで永田岳に行かないと後々後悔しそうだが・・みんなどうする?

協議の末

ケンケン(体調不良のため)とスーザン(体力温存のため)は途中まで

残る ホリえもん ぼん 小隊長 隊長は永田岳の山頂を目指すことになった

じゃ荷物デポしてテケテケっと往復しますか

よし 急げ~

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空荷って素晴らしい

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しかし 近くに見えて意外と遠い(そりゃそうだ)

走るんじゃなかった・・

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スーザンとケンケンはここで待機

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俺らは急いで行って来ます

中間地点通過中(スーザン撮影)

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永田岳の登りを急ぐ

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スーザン地点から見た我々(山道上に小さく写っている) 周りの岩の巨大さがよく分かる

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あの岩の上が山頂だ

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スーザンカメラではこんな感じ  写真中央の点が我々 分かるかな・・

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ここを登れば頂上だ

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12:27、永田岳(1,886m)山頂

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凄すぎる眺めだ

ここから見た宮之浦岳

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雲の下には永田集落

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隣にはネマチ

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その奥には海を進む高速船が見えた

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そして記念撮影

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大満足です

そろそろ引き返さねば

2人が待ってるので急いで下山

11:11、焼野三叉路に戻ってきた

2人は先に宮之浦岳に登ったようだ

荷物を背負い 我々も後を追う

IMG_9473山頂まではほんの少しだ

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11:36、宮之浦岳(1,936m)到着!!!

やりました ホントに来てしまいました

時間掛ったぁ~

感無量と言いたいところだか 人多杉 (山頂にも杉があったとは!!)

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さっきまでほとんど人がいなかっただけに なんだか興ざめ・・

それでも景色は堪能しとこう

こっちはさっき登った永田岳

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海の向こうに種子島も見えた

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では登頂記念撮影

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そろそろランチタイム(カップラーメン)にしたいが すでに水がない

どこか下山途中の水場で汲むしかない

腹減ったがそれまで我慢だ

水を求めて下山開始

気になる時間は現在11:50 下山後のバスの乗車時間は16:21  残り約4時間30分(ガイドでは登山口まで約4時間40分となっている)

ランチタイムや休憩を差し引くと実質4時間ちょっとでバス停まで行かねばならない計算になる

かなりキツイぞ 大丈夫かな・・

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縄文杉・宮之浦岳マップ1

(屋久島ポータルサイトより)

つづく

まめロゴ

<体験入部>

第15ヤクシカ

第16ヤクシカ

<参加者>

ホリえもん

ぼん

ケンケン

スーザン

小隊長

隊長

“2010.10.9-11 宮之浦岳縦走 Ⅲ” への9件のフィードバック

  1. しょくにん より:

    景色良すぎる…
    島中が動物園みたいだ~♪
    鋼の肉体を持つはずのケンケン、ちょっと心配。

  2. ホリえもん より:

    第15、16ヤクシカさん達は静かに去って行った後、
    実はわれわれの背後を歩いてましたよ!

    目が合ったら脇道に逃げていきましたが・・・
    正式に入部したかったのかな?

  3. マッキー より:

    ヤクシカさんがかわいい。

    何だか見えるものや体験できることのスケールが違う…

    レポートⅣが大変楽しみです(^-^)

  4. asa より:

    これは、素晴らしいとしか言いようがない眺めです。
    行きたくなりました。

  5. ケンケン より:

    風邪の件ではメンバーにご迷惑と心配をかけました…出発前から怪しかったんですが、森の治癒力のおかげでひどく悪化せずに済みました。
    永田岳の姿は何度みてもスターウォーズのCGのようで、此処はどっかの惑星で宇宙船が飛んできそうな錯覚を感じてましたぁ~f^_^;

  6. inui より:

    ス、スゴイ・・・
    写真でも息をのむ迫力だ!!まるで一緒にいるみたい。
    スカーッと晴れた青空、チョ~気持ちいい!

  7. みっしゃん より:

    見てるだけで感動します。
    みんなすごい!!やっちゃいましたね。
    晴れになったのもみんなのパワー! 何もかもが素晴らしいです!

    そこに立てば、日常の嫌なこともすべて忘れ、ヘンなこだわりも、つまらない小ちゃなことのように思えてしまうんでしょうね・・・

    素晴らしい景色を見せてもらえて感激です。
    鳥取県民の期待を背負い「やり遂げた!!」人がひとりいますね(^^) 

  8. ぼん より:

    みーこさん、かぁ先生、やんさん、
    鳥取県のみなさま やりましたよ!
    九州最高峰でプチ悪だくみ成功です(笑)

    永田岳のダイナミックな風景は
    疲れも忘れるほど素晴らしい…

    そして豆大福みたいで
    なんだかおいしそうでした(*´¬`)

  9. みーこ より:

    来年こそは、体力つけますけん
    一緒に屋久島行かしてつかあさい。

    人生観、変わっちゃうんだろうなあ。

    >ぼん
    鳥取県、万歳!(笑)

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