2010.10.9-11 宮之浦岳縦走 Ⅳ
11:50、宮之浦岳を後にする
これから下る淀川登山口までも見所が多そうだ
さっそく見えたのがこの眺め
道なりに進むと栗生岳(クリオダケ 1867m) その左奥が翁岳(オキナダケ 1860m) そこから右に安房岳(アンボウダケ 1847m) 投石岳(ナゲシダケ 1830m) と続いている
まずは目前の栗生岳
これって山か!?
宮之浦岳山腹にあるただの巨石に見えるけど・・逆から見るといいのかな
なぜか平仮名表記・・
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ふと左を見ると あっ! こんなとこに立たされている!!
どんな悪さしんだか・・深い反省が感じられる
この先の分岐から翁岳に行けるようだ 山頂の岩には登れるんだろうか?
しかし時間の都合で今回は無理 いつかまた行ってみよう
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この先に最後の水場がある
ここで給水し
12:39、スペースを見つけようやくランチタイム
カップラーメンで簡単に済ます
青空の下は いつもながら美味い
13:02、腹を満たし いざ下山
ここからはバスの時間に間に合うようにハイスピードで一気に行く
(バスを逃すとタクシーを呼ぶかヒッチハイク いつ宿に着けるかわからなくなってしまう)
ペースメーカーは先頭のケンケン 頼んだぞ
前方に黒味岳(くろみだけ1,831m)が見えてきた
この辺り ロープもあったりと 決して楽な道ではない
13:39、投石平
この下の岩屋で小休憩
前にそびえる黒味岳もだいぶ大きくなってきた
黒味岳にもいつか行ってみたいものだ
登山口までは5.7km まだまだ遠いな・・
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14:23、花乃江河(はなのえびう)(1,640m)到着
ここが日本最南の高層湿原だ
しかしこれだけ晴れていると湿原っぽくないな
時間がないのであっさり通り過ぎる
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14:30、小花乃江河(こはなのえごう)(1,630m)
遠くに見える高盤岳(1711m)
山頂にはトーフ岩が見える
ここもまたいつか行ってみたい
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淀川の橋を渡る
この橋の修繕で先日資材運搬ヘリが墜落した
架け替えられた橋はどんな橋になるんだろうか
今は工事のため殺風景
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15:20、淀川小屋到着 ここで水を汲み喉を潤す
小隊長はかなりお疲れ・・ もちろん大人達も
しかし休んでいる暇は無いのですぐに出発
あと1時間で着けるだろうか・・
とにかく歩くしかない
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15:55、淀川登山口までたどり着いた
よし 何とか間に合いそうだ
ここからは舗装道路をバス停まで下る
途中に川上杉があるが もうそんなのパス
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16:15、紀元杉バス停到着
バス停に着いた時には力尽きてしまった
「足痛ぁ」へたり込んだ小隊長
では本日の一枚
「よく歩いた よくやった」
「もう当分 山はいい・・」とぼん
「限界です・・」ホリえもんもスーザンもぐったり
体調不良のケンケンもしんどそう
みんなよくがんばった!!!
そしてバスに無事乗車
これほどバスがありがたいと思ったことがあっただろうか
あとは宮之浦まで乗ってればいい
バスの窓から見える海を眺めながら ウトウト・・
こうして宮之浦岳縦走は終了したのでした
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雨の森
数々の屋久杉
ファンタジーな動物たち
そして晴天の山歩き
どれをとっても一生もんの思い出になりました
歩行距離 約24km 歩行時間 約14時間
※今回は晴天だったため このペースで歩けただけです
ハードコースなので天候が悪ければ永田岳には行けませんでした
とにかく距離が長いので十分な装備が不可欠です
我々もしっかり準備をして挑みました 決してなめていた訳ではありません
コース自体は危険箇所も無く 大自然を体感できる素晴らしいコースです
みなさんもチャンスがあれば是非歩いてみてください
絶対おすすめします!!!
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つづく
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<参加者>
ホリえもん
ぼん
ケンケン
スーザン
小隊長
隊長
2010 年 10 月 17 日
本当にお疲れ様でした。
1日目の雨も含めて、屋久島を味わうのには絶好の天候でしたね。
読んでいるだけでその素晴らしさが伝わってきたので、実際参加された皆さんの
感動ははかり知れません。
それと小隊長!!
すごいよ! いつの間にこんなに成長したんだ?
かっこいいです。よく頑張ったね(^^)v
みなさん本当にお疲れさまでした。
小隊長もよく頑張りました☆
明日はいよいよここを後にするわけですね・・・
屋久島を離れなければならない名残惜しさと、遠く島根までの道のりを運転して帰らなければならない現実・・・
これからが先が一番辛かったのではないでしょうか?
ラストの淀川小屋から淀川登山口の些細な登りが万里にも感じた…ただ己の体力の非力さを呪った…山は甘くない…感動と教訓をくれた今回の登山…最高だった。
今回の苦行に耐えた小隊長は十年後には世界基準アルピニストに成長してるであろう…今のうちにサイン貰っとくかφ(.. )
またまたファンタスティックな写真ばかりで、行きたい気持ちが高まってきました!痛みに耐えての下山、察するにあまりありますね…ホントにおつかれさまでした。十年後にケンケンと小隊長で、エベレストで島根県の旗を掲げてもらいたいです。