ツアー&イベント レポート


2011.7.24 氷ノ山

活動記録

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下界はうだるような暑さが続く毎日。

ちょっとでも涼しそうな山はないかなと、思いついたのがこの氷ノ山



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今回はプチ遠征ということもあり、集まったのは5人と少なめですが、身軽に動けそうでちょうどいいかな。





9:15 鳥取県若桜町側にある多目的スポーツ・宿泊施設、高原の宿「氷太くん」の駐車場からスタートです。

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ここからは日本の棚田百選に名を連ねる「舂米(つくよね)棚田」を望むことができます。

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ツアーとしては初参加のカラアゲ。 山慣れしてる頼もしいメンバーがまた増えました。 サンQ、コーチ♪

からあげクンREDなザックには、「なかうみマラソン」とプリントされてます。 来たれランナーズ!

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登山開始はややマニアックな三の丸コースから。 スケールの大きな稜線歩きを楽しめるロングコースです。

親切なおばあさんに登山口を教えていただき、「わかさ氷ノ山スキー場」「スノーピアゲレンデ」を登ります。

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直射日光を浴びながらの登りはなかなかキツい。。

時折振り返ると、眼下に広がる美しいピンク… が、目を癒してくれます。

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しかし、まもなく視界に飛び込んできた反り立つ壁

最高斜度37度、恐怖の上級者向けゲレンデ、チャレンジコースだ!

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その斜度を目のあたりにして、一同しばし呆然…



あれに見えるは樹氷第3チャレンジリフト

その終点まで登り切らなければなりません。

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「意味わからんよね…」 と、マッキー師匠。

有無を言わさず、休憩の頻度も増えていく。 嗚呼…



登れば登るほど急になっていくゲレンデ。

リフト中間駅を過ぎ、本日最も急な斜面に取り付きます。

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下を見れば、高度感もすさまじい。

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昨冬、一度だけスノーボードのコソ練に来ていたぼん

ここ、こんな急だったっけ…?



途中、登山道がぱっくりと剥がれてるような箇所も。

倒木に階段ごと持っていかれたようです。 自然の力にまあさんもビックリ

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林の中を巻くようにして登り、、

10:51 ついにリフト最上部へ到達! キツかったぁー…

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みーこさん… 疲労のあまり、セクシーポーズ

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しかし、ここからの眺めは格別! 

疲労感は一瞬にして、登り切った達成感へと変わります。

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ちなみにこれは同じ場所から真冬に撮っておいた画像。 山々の輪郭もキレイに一致していますね。

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この三の丸コース、実はバックカントリーの入門コースとしても知られているようです。

いずれまめ下山部・BC課で訪れる日がやって来るかも!?



少し休憩したら、再び登山道へ。

やや急登だけど、木々があるおかげで精神的にもずいぶん楽に感じます。

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しばらく行くと傾斜も緩やかになり、三の丸山頂が見えてきました。 もう少しもう少し!

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三の丸休憩舎(満員…)、三の丸避難小屋(整備中…)を通過して、

11:50 三の丸頂上(1,464m)に到着しました。

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360°の舞台へいざ!

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これから目指す氷ノ山もよく見えます。

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時間も時間なので、予定を早めてここで昼食タイム。

やっぱり山ランチはうまーい!



ここはトンボの密度がめっちゃ高い。 ここは吾妻山に倣って…

師匠ゲット! いただきました。

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なんだろう、この人…(笑)

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そして真似しだす人たち。

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12:23 UFOでも現れたりしたら一大事なので、出発です。

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しかし行く手にはガスが…。 



12:29 二の丸通過。 ここには目印もなにも無いので、気付かずに通り過ぎちゃいました。



途中、立派な杉木立の中を歩いたり、ぬかるみに足をとられたりしながらも…

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少しずつ本丸との距離を詰めていきます。

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気がつけば、さっきまで居た三の丸がもうあんなに遠くに!

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氷ノ山山頂直下には、齢1000を数えるキャラボクの老木が鎮座されていました。

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今にも動きだしそうな、不思議なオーラを放っています。



そして見えたぞ、山頂避難小屋のトンガリ屋根!

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13:06 氷ノ山(須賀ノ山)山頂(1509.8m) 到着です! ウィー!!

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ここまで登ってくると、やっぱり涼しい!



山頂では兵庫県側から登ってこられたと思われる大団体さんが休憩中。

三角点も埋もれるほど賑やかな中、集合写真をパチリンコしました。


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山頂からの展望はというと…ちょっと残念。 麓の棚田がわずかに見えるのみ、でした。

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まぁ元々、三の丸のほうが景色が良いらしいし。



山頂でもう少しゆっくりしたいところだけど、下山の準備を始めた団体さん。

13:15 渋滞に巻き込まれるのを避け、氷ノ越コースから下山開始です。



ぴゅーーーーー!!

下山を始めるや、ぶっちぎりのBダッシュ!!  やたら元気なカラアゲ君

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追いついては逃げ、追いついては逃げ…

なんて逃げ足の速いヤツなんだ…(笑)



そんなこんなで、こしき岩通過。

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その先の仙谷別れで小休止します。

2年前の氷ノ山ツアーにも参加していたマッキー師匠は、

隊長が負傷したという、ちょっと危険な仙谷コースの記憶がよみがえってくるみたい。

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しかしここでケガするわけにはいかないので、なだらかな氷ノ越コースをまっすぐ下山します。



途中、ブナの大木が美しい原生林があったり。

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13:58 氷ノ越避難小屋到着。 兵庫県側からのコースが右に下っています。

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氷ノ山が見えました。 ずいぶんと下りてきたもんだ。

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ここまでくればあと少し。 じゅうぶんに休憩をとり、鳥取県側へ出発です。

旧伊勢道をたどり、気持ちのいい木立の中を下ります。

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このあたりは、秋には紅葉が特に美しい場所です。



しばらく行くと、綺麗な水の流れる沢がありました。

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10秒と手をつけていられないほど、冷たい!

もしかして、万年雪の雪解け水なんだろうか?



やがて杉林に突入。 足にも疲労が溜まるところですが、あと少し頑張りましょう!

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14:43 氷ノ山キャンプ場に到着。

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もう、山道はありません。 キャンプ場のベンチでゆっくり休憩。

みなさんケガなく下山できて良かったです。



ここから車のある氷太くん駐車場までは15分の車道歩き。

ひとりダッシュで下りてった人がいますが…(笑)



スキー場を見上げると、よくあそこまで頑張って歩いたよなーと思います。 つくづく。

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真ん中やや左上に見える、茶色がかった部分を登ったわけですよ。 マジでヤバい斜度だわ。



15:14 氷太くん駐車場到着、下山完了!

なぜか、子ヤギさん2匹が繋がれていました。 人懐っこくて…ギザカワユス

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総歩行時間:4時間59分。

かなり休憩は入れましたが、予定していた時間からそれほど遅れることもなく大満足のツアーになりました。

このあとゆっくり温泉で汗を流し、長い長い帰路につきました。








 

 

 

 

 

mame

 

 

 

 

 

 

☆参加者☆

 

 

 

 

 

カラアゲ(New!)

 

まあさん

 

マッキー

 

みーこ

 

ぼん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

氷ノ山、やっぱりスケールのでかい、良い山ですね~。

天候にも概ね恵まれて良かった!

  

みなさん、遠いところ参加していただき、本当にありがとうございました。

特に長距離運転してくださったドライバーまあさん、たいへんお疲れさまでした!

  

 

 

 

 

 

“2011.7.24 氷ノ山” への2件のフィードバック

  1. みーこ より:

    アップ早w

    おつかれさまでした。
    ゲレンデ途中で早くも脱落しようかと思うほど
    今回は、きつかったです…。
    あの斜面、笑うしかなかった。
    でも、その後の眺めは、秀逸☆

    メンバーのみなさま、老婆みーこの到着を
    温かく見守って頂いてありがとうございました♪

  2. ぼん より:

    逆まわりコースなら、もう少し楽だったかもしれませんが…
    今回はかなり、いい訓練になったんじゃないかと思います。
    とか言う自分も、実は結構へばってました(笑)

    なんだかんだで、全員予定タイム通り歩き通せたので
    立山ツアーもきっと大丈夫でしょう!

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