2013.9.21-23 北岳ツアー HARD-5
10:30、北岳山荘のテン場を確保すべくNORMAL班と別れ、先に間ノ岳をあとにしたHARD班。
間ノ岳から中白根山の先までおよそ2.5km、3000m超えの日本一長い稜線を進んでいく。
ガスが出始め、大パノラマとはいかなかったがさすがは日本一の天空の稜線。なんだかやたらと気分がいい。
途中のピークで休憩しつつ、
歩いていくと、
11:11、中白根山(3055m)
なんだかあっという間の3000mの稜線歩きだった気がする。
ここから稜線を下ると北岳山荘に到着するはずだ。北岳はガスに包まれている。
間ノ岳から歩くこと1時間強、北岳山荘が見えてきた。
テン場はかなり広いようだ。
11:38、北岳山荘に到着。
早速受付をする受付リーダーのプロ。
テントはなるべく小屋の近くに張りたい。
小屋付近を探してみると、
トイレの横が空いていた。
むむむ・・若干臭うがそのうち慣れるだろう。
設営開始!
はい設営完了。
そして周りを見ると、モンベルテントだらけ。
まさに集合住宅だ。マイホームを間違わないようにしなくては・・。
軽めの昼食を済ませた頃、
NORMAL班が戻ってきた。
13:47、全員揃ったところでこの旅の最終目的地北岳へいよいよ出発!
山荘から北岳山頂までピストン登山なので装備は軽め。なのでとっても楽ちん。
ガスが出てきたのが残念だが順調に進んでいく。
最初はNORMAL3班、HARD1班に分かれて進んで来たが、
途中からなんだかよくわからなくなってきた。
しばらく登っていくとNORMAL班、ほっしー隊員の調子が悪くなってきた。
頭痛と吐き気がするという。高山病の症状だ。
これ以上前進するのは無理。残念だけど下りるしかない。
頂上を目前にして無念だろうがこればっかりは仕方がない。
ケンケンが付き添い、山荘へと引き返すことになった。
登山道は険しい箇所もあるが、ここまでで慣れてしまっているのでまったく問題なく歩いていける。
山荘を出発して1時間、いよいよ山頂が見えてきた。
14:56、北岳(3193.2m)
ガスでまったく展望はないが共に喜びを分かち合うまめンバー。
この後もしばらく撮影会は続きました。
大きな声では言えないけど、達成感は昨日の熊ノ平小屋到着のほうが大きかったかも・・。(HARD班一同)
そして再び山荘へ下山する。
下りはより慎重に。
山荘周辺もガスで見えなくなっている。
間ノ岳も依然見えないままだ。
16:12、再び山荘に戻ってきた。
そしてお待ちかねのディナー!!
料理長プロによるまごころ料理が振舞われる。
むさぼりつく中隊長。
隣のテントでは男飯。
匠は本気のフライパンを担いできたのか・・。
さらにこっちの赤いテントでは財務省幹部HとMが乾杯中。
そしてプロは稲荷寿司を作ってくれました。
これは美味い!!
隣りの財務省にはつまみを持って陳情するものも現れた。
幹部M 「いつもすまんね」
幹部H 「次はもっとマシなもんもってこい~」
17:24、みんなそれぞれ気ままに山の夕暮れを楽しむ。
北岳のガスはいつの間にか消えていた。
そして日没。
気温もだいぶ下がってきた。
暖かそうな小屋を横目に早めにテントに引きこもる。
明日はいよいよ下山だ。
シュラフにくるまり、目を閉じて1日を思い返していると、テントの外から不気味な声が聞こえてきた。
「いちまーい・・にまーい・・さんまーい・・」
[audio:http://www.mame-vin.jp/audio/night.mp3|titles=恐怖のテン場]
南アルプスにこだまするこの世のものとは思えない恐ろしい声・・。
なんだろう・・・恐る恐るテントから這い出し、辺りを見回してみた。
意外にも声は近くから聞こえてくる。
「よんまーい・・ごまーい・・ろくまーい・・」
この赤いテントから聞こえるようだ。
確かここは財務省のはず。
「ななまーい・・はちまーい・・きゅうまーい・・いちまい足りなーい。」
恐怖に震えながらテントをそっと覗いてみると、
恐ろしい二人の幹部の姿が・・。
ひぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
み、み、見てはいけないものを見てしまったようだ。
「い、い、命だけは助けてください。」
「そうはいかないよ・・。」
つ、つ、 つづく
現在、北岳山荘にて恐怖体験中。
・
<参加者 >
NORMAL
あんぱん
かっちゃん
はまちゃん
チューハイ
まゆき
キタロウ
きーち
もっち
グレイ
ほっしー
マダム
かにちゃん
なみなみ
みっしゃん
ぼん
みーこ
ひとみさん
HARD
miki-T
当直
コロ助
ケンケン
プロ
中隊長
隊長
2013 年 10 月 21 日