2010.9.18-19 西穂高岳 Ⅱ
10時58分、いよいよ西穂高へ向けて出発
ここから西穂高までは2.4km
ちなみに山荘のHPでは 山荘 →(90分)→ 独標 →(90分)→ 西穂高岳 となっていた
片道3時間か・・往復して17時までには帰って来たいものだ がんばろう
ここからの往復は食料と飲料を持っていけば大丈夫だろう
みなさん軽装だし
では出発!!
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山荘から登山道を登ると前方に目指す頂がどーんと見えてきた
振り返ると焼岳もよく見える 煙の立ち上るごっつい山だ
う~ん 遠い
焼岳にも行ってみたかったが こりゃ無理だ 時間が無いのでまた今度
登山道はまだ岩もなく歩きやすい
尾根道に出ると前穂高岳も見えてきたぞ
撮影が忙しくてなかなか先に進まないぜ・・
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11時11分、丸山(2452m)到着
写真左の人だかり地点が丸山山頂
ピークという感じのしない地味な場所だった
記念写真を撮っておく
次に目指すピークは独標
斜面を登り切った先の奥の頂がそれである
この辺りからはガレ場になり 傾斜もきつくなってきた
ひたすら上を目指す
だいぶ近づいてきた
さらに近づき よく見ると人の行列 げげ!!
山頂で昼飯にしようと思っていたが 座るスペースなんて無いみたい・・
しょうがないので一つ手前のピークでランチタイム
壮大な景色を眺めながらの弁当はうまーい!
小隊長は少し頭が痛いらしい 早くも高度障害か!?
食事を終え 再び歩き出すが
渋滞でなかなか先に進めない・・
独標直下で登りの流れは完全に止まってしまった
下ってくる人の通過をひたすら待つ 退屈・・
12時27分、独標(どっぴょう 11峰 2701m)
山頂は超満員 ここで記念撮影の順番を待ってられないので
スルーして先に進む事にした
ここから先は上級者のみと聞いていたが いったいどんなルートなんだろうか?
行く手には目指す頂って・・あら どれが西穂高なんだろう??
独標をほぼ垂直に下る (と言っても岩にしっかり手足を乗せれば楽勝)
振り返ってみると怖そうだが実際はそうでもない
この先には10のピークがあるらしい 10番目(1峰)が西穂高岳のようだ
ここから先も結構人が歩いているし 多分行けるでしょう
次の目標は ピラミッドピークだ!!
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次なるピーク(10峰)を越える
高度感は抜群
しかし逆に高すぎて恐怖感は全くなーい!
しばし休憩
イワヒバリがこんにちは
なばさん みっしゃん つぼJr. もがんばってます
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つづいてのピーク(9峰)へと登る
ピークには9って番号が書いてある
このピークを越えると
次はピラミッドピーク 長い斜面だ・・
がんばって登りましょう
13時02分、ピラミッドピーク(8峰 2760m)到着
目指す西穂高もハッキリ見えてきた もう少しだ!!
しかし なばさんは足の調子がよくない様子 まだ完治していない足に負担がかかったようだ
大事を取って なばさんはここで終了 我々が戻ってくるまでを待つことになった
一方 小隊長の頭痛も治らない まだ高度は上がっていくのでしんどくなるかもしれないが・・
「どうする? 待ってる?」
「痛たた・・けどドラクエの攻略本買ってくれれば行く」
でました 交渉人 (富士山のときもこんな感じだった)
「芝居じゃないだろうなぁ?」
「痛たたた」 と頭を抱えている まぁ確かにキツイかも・・
「わかった ここまで来たんだからがんばってみようぜ 買ってやるから行くぞ!」
「絶対だよ」
一瞬笑ったような気がしたのは気のせいだろうか・・
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次のピーク(7峰)には鎖があった
危険箇所か!?
しかし実際はなんてことはない
むこうに見えるのは今越えてきたピラミッドピーク 山頂には なばさん
さらに幾つかのピークを越えて行く
しかし頭痛は治まらないらしく ペースの落ちた小隊長
ケンケン みっしゃん つぼJr. には先に行ってもらう
最後の西穂高への登りに取り付いたかな?
NO~まだだった
落胆の色が隠せない小隊長
足取りは重い・・
ピーク(2峰)を過ぎた
今度こそゴールだがんばれ
しかし体にフィットする岩を見つけるとすぐに寄りかかってしまう もう限界か・・
「もうすぐ攻略本手に入るぞ」 (=ベホイミ)
「うん・・」
気力を振り絞って立ち上がる
ほんとにもう少しだ
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13時47分、西穂高岳(1峰 2908m) 登頂
よくがんばった なかなかやるな
もちろん大人メンバーも登頂済み
淡々と 登ってきたみっしゃんもやるなぁ
狭いけど記念写真
さてここから先はジャンダルムが見えるはずだが・・しかしガスでなんにも見えない
そういえばさっきからだんだん雲行きが怪しくなってきた・・
それに寒くなってきたし 小隊長も頭痛抱えてるし くつろぎスペースもないし
目的は達成したのでここはとっとと退散しよう
結局5分ほど留まっただけで下山となった
ほんとに高いとこまで登ってきたもんだ
下りはより慎重に
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14時22分、なばさんの待つピラミッドピークまでもうすぐだ
そしてなばさんと合流 お待たせしました
じゃ下りましょう
写真中央がなばさん 遠めに見るとものすごい所を下っているように見える (実際はたいしたことは無い)
14時45分、独標まで戻ってきた
この時間だと人も少ない
さっき撮れなかった記念写真を撮る
15時22分、西穂山荘に意外と早く到着
もう少しのんびりしててもよかったが 飲み物が途中で尽きてしまったため 喉はカラカラ
急いで下山してしまった 水飲みて~
みんな元気に無事戻ることが出来た
全身を使っての登山だったので疲れた疲れた
でも景色は素晴らしいし 岩場は面白いし 満足度の高い今シーズンベストの登山だったかも
とりあえずみんなお疲れ様でした
では まったり飲んじゃいますか!!
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そして2日目へとつづく・・
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<参加者>
みっしゃん
ケンケン
つぼJr.
なばさん
小隊長
隊長
2010 年 9 月 23 日