ツアー&イベント レポート


2011.9.18 立山ツアー Ⅲ 剱岳編

活動記録

9/18 4:00

寒い朝だ。テントは一晩中強い風にあおられていたが予報どおり雨はやんだ。

月も出ている。我々にもツキが出てきたようだ。

時は来た。いざ行かん、剣を持って剱岳へ!

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夕べの山小屋情報によると、昨日の雨のためキャンセル続出で今日剱岳に登る人は少ないらしい。

渋滞もなさそうなので出発は5:00と決めていた。

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ルートはほぼ一本道。ここから山頂までの往復だ。

ガイドブックでは往復約7時間となっている。

装備は最小限に、機動力重視で山に向かう。

よーし、昨日のホームシックは完全に吹き飛んだ。

では出発だ。

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まずは剱沢小屋で優雅に過ごした上流階級の山小屋組と合流。

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ここからまずはルート上にある剣山荘へと歩いていく。

太陽が顔を出してきた。昨日の風雨とは打って変わって実にすがすがしい。

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行く手には素晴らしい景色が広がっている。コンディションは良さそうだ。

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5:45 剣山荘到着。

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ここから先、山頂への険しい道のりが始まる。

朝日を浴び、全員わくわくで胸が高鳴っている。

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山荘脇から登山道に入り、ゆるい傾斜を登っていく。

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剱御前を背に高度を上げて行くと、

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第1番目鎖場が現れた。

このルートには往復13の鎖場があるらしい。

DSC04920ここは難なくクリア。

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そして第2番目鎖場

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白い服のつぼJr. 体操服袋で登頂する気のようだ。完全になめている・・。

徐々に高度が上がってきた。

一服剱で一服し、

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前剱へと続くガレ場を登る。

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写真後方中央の山は別山。その麓のスタート地点の剱沢キャンプ場から大分歩いてきた。

第3番目鎖場 剱大岩

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まだまだ余裕で登れる。

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稜線目指して登っていくと、

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第4番目鎖場登場。

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この先に見えるピークが前剱だ!

7:04 前剱(2813m)山頂到着。

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富山湾の向こうには能登半島が見えた。すごい眺めだ、わーいわーい。

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別山の向こうには昨日歩いた立山三山も見えてきた。

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昨日もこれだけ晴れてれば・・。

はるか彼方には富士山も見えた。

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ここから見ると剱岳山頂はすぐそこに見える。

しかし荒々しい・・。ルートはどこをどう通っていくんだろうか・・?

そしてこの先から難所はどうなっているのか・・。

とにかく行ってみよう。

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歩いていくと橋が現れた。

その先の岩峰には鎖が右上へと続いている。

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こ、これはなかなかスリリング・・。

近づいてみると、まずは橋。

下はさぞかし深い谷になっているのだろうと思っていたが・・全く高度感なし。

道が崩れるので橋がかけてあるだけのようだ。右側は落ちてるけど。

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続いて横に続くのが第5番目鎖場

岩に沿って進む。右はすご~く落ちてるけど。

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先行のメンバーは無事通過。

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中隊長も後に続く。へらへらするなよ。

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鎖場を過ぎると岩峰の反対側にでた。

「いやー怖かった・・。」勇者ロトはかなりびびった様子だ。

「高いところは苦手なのだ・・。」

えぇーっ!! 今さらまさかの告白。

勇者なのに意味分からん・・。

 

そして今度はこの岩峰を下る。

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途中からは第6番目鎖場がはじまる。

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とんとんっと下ると、

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前剱の門と呼ばれる鞍部にでた。

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この先、ルートは東大谷側(日本海側)へ回りこみ、

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進んでいくと、

第7番目鎖場 平蔵の頭が待っていた。

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ここは登下降路が分かれている。

登りは右。やや渋滞してきたぞ。

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よーし。よじ登るのだ!

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越えるのだ!

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下るのだ!

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ここから前方にカニのたてばい発見!

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写真では分からないが、登山者が張り付いている・・。すごい場所だ。

それはさておき、ここの下りはまだ終わっていない。

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ぞろぞろと行列を成して下って行く。

岩峰帯を進んでいくと、

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第8番目鎖場登場。

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この短い鎖場を越えると、

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平蔵のコルにでた。

そして目の前が最大の難所といわれるカニのたてばいだ!

とうとう来ました。とうとう出ました。

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しかし、事前情報の写真では断崖絶壁のようだったが、実際はそうでもなさそうだぞ・・。

では行ってみよう。

第9番目鎖場 カニのたてばい

では慎重にどうぞ!!

先頭ケンケンが取り付く。その後に続くはここ半年でめきめき体力をつけてきたなみなみ

(最近ボルダリングも始めたらしい。このまま我々を通り越し、一体どこに行ってしまうのだろうか・・。)

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続くきよちゃんは苦戦・・。恐怖心が出てきたようだ。

行くか止めよか迷っている。

しかしここは取り付いたら戻れない。登るしかないのだ。

ケンケンの必死のサポートでなんとか登っていくきよちゃん。下からは続くタイツマンQコーチも声をかけサポート。

みごとなチームワークだ。仲間って素晴らしいぜ。とにかくがんばって無事に登ってくれ!

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そしてひょうひょうと 体操服袋野郎つぼJr.が続く。

リバウンド”1t”ぼんの後はみっしゃんが続き、その後はチビの中隊長だ。

果たしてこの方の手足が届くのだろうか・・。

まずはここが第一歩。

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よし、登って見せろ中隊長!!

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高度感もあるぜ~行けるか中隊長。

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結構スイスイ登るじゃないか・・。

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先行するなみなみ、ケンケン、きよちゃんたちは無事鎖場を登り切った。

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続いて後方組も到着。

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そして全員カニクリア。

このカニのたてばい、もちろん慎重な行動が必要だが、

中隊長によると「石鎚山の鎖場登れれば登れるでしょう。」とのこと。わしもそう思う。

さらに岩場を登っていくと、やがて稜線に出た。

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ここからは安心して歩けそうだ。

ガレ場を登っていく。

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振り返ると素晴らしい眺めが広がっていた。

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早月尾根との分岐を過ぎると、

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山頂はもうすぐだ。

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8:49 剱岳(2999m)山頂到着。

やりました!

なんとか全員たどり着きました。

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みんなそれぞれ達成感に浸る。至福のひととき。

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そして渾身の記念写真を撮る。

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剣が輝いてるぜ!

ここから北にも登攀ルートが続いているが我々の行ける世界ではない。

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かすかに見える槍ヶ岳

いつかはあの頂にも立たなければ。

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徐々に人が増えてきた。

山頂で20分ほどぼーっとタイムを過ごした後は下山開始だ。

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下りにもまだまだ難所がある。

事故はほとんど下りでおきているらしいので、より慎重な行動が必要だ。

下山ルートは上りとは違うので矢印に従って進む。

やがて最初の難所カニのよこばいにやってきた。

渋滞中・・。

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前方では「早く進め!」などとわめいている余裕の無い人もいるが・・。

そんなに慌てさせてどうするんでしょう。言われた人はよけい動けなくなるでしょうに。

われわれはゆっくり慎重に行きましょう。

第10番目鎖場 カニのよこばい

慎重に足を置く。

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鎖をつかんで横歩き。

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ゆっくり進めば問題はない。

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よく出来ました。

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さらに岩場を下る。

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そして今度はハシゴを降りる。

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ここもしっかり整備されていて不安は無い。

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へいへいへいと下りきると、

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平蔵のコルにでた。

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ここで上りルートと合流。

第11番目鎖場を過ぎると、

DSC04974平蔵の頭を登り返す。

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ここが第12番目鎖場だ。

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平蔵の頭を越えてからの下り。ここは事故が多いそうだ。

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前剱の門にでると、最後の第13番目鎖場があった。

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これで鎖場も終りとなると寂しいぜ。

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越えた後はひたすらガレ場を下る。

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11:15 剣山荘を通過し、

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雪渓と戯れ、

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12:39 剱沢キャンプ場に到着。

全員無事制覇!!

やってやったのポーズで大満足だ!! わっはっはー!!!

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天候にも恵まれ、事故も無く登って来れたことに感謝。

また、鎖場は全てピカピカのプレートで名前が表示されて、鎖も真新しく手入れされている感じがする。

ルートは予想以上に整備されていた。

事故が多発しているルートだけに関係者の方の事故防止への思いが伝わってくる。

この方々のおかげで安全な登山が出来ることにも深く感謝しなければならない。

 

憧れの剱岳を制覇し、安堵とともに腹も減ってきた。

ではこれからランチタイム。

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少しでも体力回復だ。

この後まだ別山乗越を越え、雷鳥沢まで歩かなければならないのだ。

まだ先は長い。さすがに疲れが・・。

 

つづく

 

剱沢~剱岳 往復 約5.4km

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<参加者>

 

<ダムさんチーム>

かにちゃん

キャディちゃん

カラアゲ

きょうちゃん

みーこ

スーザン

 

<ツルさんチーム>

(小屋泊)

なみなみ

Qコーチ

みっしゃん

 

(テント泊)

きょうちゃん

ぼん

タイツマン

きよちゃん

ケンケン

つぼJr.

勇者ロト

中隊長

隊長

  • ぼん

    ひとつひとつの記憶が鮮明によみがえる…
    全員で登頂できたことが、本当に嬉しいです!

  • よっしー

    今の私には、とても無理な場所・・・
    「まめ旗」が同行できた幸せに感動しています。
    ありがとうございました。

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