2013.8.3-4 四国祭り2013 #1
いよいよ四国祭り2013の開幕だ。
今回は一泊二日のHARD、NORMAL組。
日帰りのEASY組の3組に分かれてそれぞれのルートを歩き剣山登頂を目指す。
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まずは祭り一日目。
HARD、NORMAL組の様子をお伝えしよう。
参加者は10名。
山陰8名と山陽2名は
9:00、与島SAに集合し、車3台で剣山へ向う。
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徳島道、美馬ICから国道438に入り、迫り来るヘアーピンをドリドリとクリアしながら進んでいくとと剣山観光登山リフトが見えてきた。
やっと剣山登山口である見ノ越に到着。
だが我々のスタート地点はここではない。
ここは明日のゴール地点なのだ。
見ノ越を素通りし、今日の登山口に移動しよう。
ここから酷道439(別名「与作酷道」)に入り三嶺登山口の名頃へと車を走らせる。
※酷道とは一般国道のうち乗用車による通行が困難であるなど文字通り「酷(ひど)い状態の国道」を、「国道」の読み(こくどう)に引っ掛けて揶揄するものである。
この道を頼んでもないのに果敢に攻める某ドライバーを除き、同乗する者にとっては辛いだけの地獄の区間なのである。
ちなみに去年の祭りでは(別の酷道ではあるが)動物達にお届け物をする者が現れた。
去年の様子 → 四国祭り!石鎚山 【酷道走破編】
四国祭りのウォーミングアップとも呼ばれているこの酷道走行。
某ドライバー 「車酔いに注意してくれよ。行くぜ~!!」
同乗者 「また燃えてるよこの運転手・・」
14:50、名頃登山口到着。
地獄のアトラクション前半戦が終了。全員なんとか耐えたようだ。
なぜか案山子が多い子の酷道沿い。
この駐車場にも多くの案山子が座っている。
突然ですがここでクエスチョン。当直はどーこだ?
なに?そもそも当直が分からないって!?
ではヒント。
当直とはこんな感じのマメンバーだよ。どこにいるか分かったかな?
ここに一台車をデポ。
(NORMAL組は明日ここに下りてくる。このデポ車で登山口の車を回収するのがNORMALの使命なのだ)
それではデポ車から登山口へ行く車に荷物を載せ換えよう。
某ドライバー 「忘れ物がないようにね。載せ換えが終わったら今日の登山口である天狗峠登山口へ移動するよ。」
みなさん 「忘れ物なし。 移動してもよろしくてよ。」
某ドライバー 「OK~! 引き続き車酔いに注意してくれよ。行くぜ~!!」
同乗者 「まだ燃えてるよこの運転手・・」
15:20、天狗峠登山口に到着。
出雲を出発してからここに到着するまでまでにかかった時間はなんと7時間以上! (これならアルプスに行けるな・・)
高速下りてから登山口までがとてつもなく時間がかかる、近くて遠いのが剣山系なのだ。
駐車スペースに車を止め、登山準備を始めていると、
マダム 「あら? 私の登山靴が見当たらないわ。どなたかご存知ないかしら?」
某ドライバー 「存じませんが。もしや先ほどのデポ車にお忘れでは?」
マダム 「そのようねぇ。」
某ドライバー 「なんということでしょう・・。仕方がありませんし時間もありません。早速にデポ車まで引き返しましょう。」
マダム 「迷惑を掛けるわねぇ。」
某ドライバー 「時間がありませんので少々飛ばしますが我慢してくださいませマダム。あ、皆さんは先に登りはじめてください。後から追いかけますので。」
みなさん 「分かった。先に登ってるわ」
再び酷道を走るのがうれしいのか若干ほくそ笑む某ドライバー。
某ドライバー 「さっきよりも行くぜ~!!!」
16:23、無事に登山靴を回収し再び天狗峠登山口に戻ってきた某ドライバー一行。
今度こそ登山スタートだ。
ここから天狗峠まではほぼ直登。
標高差約1100mを一気に登らなくてはならない。
※訂正・・中腹の林道から登り始めたので標高差は約700mです。ごめんなさい。
くねくねと蛇行することのない実に単純明快な登山道だ。
きつい傾斜もなんのその。
遅れを取り戻すべく前進あるのみだ!!
なんてわけには行かず、暑さで汗が止まらない。
休憩を入れながらえっちらおっちら登っていくと
やや広いピークにでた。
なにやら道標が立っている。
ここが1476ピークのなのか。
地図で確認してみよう。
なるほど。ということは40分で天狗峠までの約半分を歩いてきたということになる。
悪くないペースだぞ。この調子で早くの稜線に出たいものだ。
では前進。
高度を上げるとガスが出てきた。
最後の急登を上りきると、
17:55、天狗峠到着。
やっと稜線に出たのに期待を裏切るこの景色。
真っ白で何にも見えません。
これでは天狗塚に行ってもなんにも面白くないだろう。
やめたやめた。
時間も無いのでまっすぐ小屋に向うことにしよう。
小屋へ行くには「お亀岩」方向に行けばいいのだが、
この天狗峠は広くて踏み跡が多いのでこのガスの中ではどの道を進めばいいのかよくわからない。
視界が良いときは全く問題ないのだが、悪いときはこういう事態がおきてしまうのだ。
こういう時は闇雲に動いてはいけない。
地図とコンパスを使ってもいいが、ここは手っ取り早くGPSアプリを起動しよう。
幸い電波は良好。
画面を見ながら進行方向を確認し、ゆっくり確実に前進だ。
便利便利。
(だからと言って地図不携帯はよろしくないぞ)
視界不良の尾根道を進んでいく。
ロープもあるので注意が必要だ。
しばらく歩くと大きな岩が現れた。
あの尾根の岩がお亀岩なんだろうか?
もしそうならあの辺りに上がればそろそろ小屋が見えるはず。
尾根に出ると、やたらごちゃごちゃと書いてあるがよく読めない残念な道標があった。
下を見ると避難小屋を発見。
あれが今日のゴール=宿泊小屋だ。
みんな既に到着しているはずだ。急ごう。
噂通りのきれいな小屋だ。
きっとみんな心配して待っていることだろう。
18:38、早速中に入り、みなさんに無事到着を報告。
某ドライバー 「遅くなりました~。心配掛けました~。」
みなさん 「もぐもぐ、意外と早かったのね、もぐもぐ。これ美味しいね。がやがや。」
某ドライバー 「・・・盛り上がってるね」
こっちも食事にしよう。
今日も床にお湯をこぼしてしまう某ドライバー。
料理はどちらかというと嫌いなのだ。
(こぼす理由になってない)
小屋は我々以外には誰も居らず貸切状態。
気兼ねなく使うことが出来た。
外は相変わらずのガスで夜空は全く見ることが出来ず。
やることがないのでもう寝るしかないな。
19:37、小屋にあった銀マットを借りて就寝しよう。
とはいえまだこの時間から誰も寝れるはずもなく、
このあと数時間、
暗闇の中でなるべく動かず寝ている感じを出すという芝居合戦が繰り広げられるのであった。
眠れぬ夜ってなぜこうも長いのか・・。
つづく
・
<参加者 >
NORMAL
かっちゃん
まゆき
オータム
もっち
HARD
チューハイ
当直
マダム
プロ
中隊長
隊長
2013 年 9 月 27 日
ここって標高差1100mもあったのか。
大山の方がキツい気がする(^-^;
※訂正・・中腹の林道から登り始めたので標高差は約700mでした。
ゴメンットサー。