ツアー&イベント レポート


北アルプス縦走3日目(2010年8月27日) 水晶小屋~鷲羽岳(2924M)~黒部五郎小屋

プロ研究所

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水晶小屋からのご来光。

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槍ヶ岳方面を見ると・・・おお、富士山が見えるではありませんか。

その隣のギザギザした山は八ヶ岳(だと思います)。

今日も天気が期待できそうです。

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本日は鷲羽岳を越えて黒部五郎小屋までです。

昨日の予定を変更したことで時間にメチャクチャ余裕が出ました。

なので、出発も急ぎません。

一番最後に朝ご飯を頂き、6時に小屋を出ました。


まず昨日通過したワリモ岳の分岐まで一度戻り、そこから鷲羽岳を目指します。



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右奥に見えるのが黒部五郎岳で、手前の台地が雲ノ平です。



鷲羽岳の登り。すぐ後ろに見えるのがワリモ岳で、その奥が水晶岳。

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昨年は反対側から鷲羽岳に登ったのですが、多分こちら側から登る方が楽です。



7時44分、鷲羽岳山頂。

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去年全く見えなかった槍と穂高がくっきりです。

やっぱりお天気が一番!



鷲羽池と槍ヶ岳。

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そして、三俣山荘に向かって下ります。

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アキノキリンソウ

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8時50分、三俣山荘に到着。

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時間がたっぷりあったので、ここでお湯を沸かしてコーヒーを淹れました。

自分が登ってきた鷲羽岳を眺めながらのコーヒータイム、メチャクチャ贅沢!



ところで、この三俣山荘のカフェではサイフォンでコーヒーを淹れてくれます。

お時間がある方は是非どうぞ。美味しいです(去年飲んだ)。



さて、今度は三俣蓮華岳に向かって出発です。

山頂を通らないで黒部五郎小屋に行く道もありますが、時間があるので・・・。



途中で鷲羽岳を振り返ってみます。

水晶岳から見るとなぜ鷲羽なのかと思いますが、この方向からだとなるほどな、です。

ちょうど鷲が羽を広げたように・・・見えますよね?

ま、鷲でも鷹でも何でもいいじゃんって気もしますが。

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タテヤマリンドウ (多分今回の山行で一番目撃した花)

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コバイケイソウ (根性で咲き残っていた唯一の株)

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10時40分、三俣蓮華岳山頂。

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さて、後は小屋に向かって下るだけです。

下って下って・・・まだ着かないのかっ?と思った頃に小屋が見えてきました。

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なかなか立派な小屋です。

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12時25分、黒部五郎小屋到着。



やることがありません・・・なので、外のベンチでお酒を飲みました。

つまみはみんなのザックから色々と出てきます。

お酒は小屋で買いましたが、ここで特筆すべきはやはり生ビールでしょう(私は飲まないけどね)。

この小屋、生ビールがガラスのジョッキに入って出てきます。

たしか900円、もちろん冷えています。

缶チューハイは450円です。



さて、私たちが宴会を始めた頃、隣のベンチではカップラーメンを食べている夫婦がおりました。

(まだ昼の1時過ぎなんだから不思議でもなんでもない、むしろそんな時間から飲み始めた私たちが変)

あたりに漂うカップラーメンの香り(シーフードヌードルでありました)。

ああ、食べたい!

Sさんと二人でつぶやきます。

しかし、その時、その夫婦はSさんや叔父夫婦が手にしている生ビールをとても羨ましそうに見つめていたのです。


話を聞くと、これから三俣山荘まで行くとの事。

だから生ビール飲みたいけど、飲めないの~と言っていました。


そうか、あのうんざりするぐらいの下りを登るのか。



頑張ってくださいと声をかけ、私たちはまた飲み始めました。

そして次からはカップラーメン持ってこようね、と言い合いました。



教訓:小屋泊まりでもカップラーメンは必要



その後、軽く昼寝をしてから夕飯。

黒部五郎小屋の名物は天ぷらです。

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美味しかったのですが、なぜか味噌汁が死ぬほど塩辛かったです。

お湯で薄めないと飲めませんでした。

でも、隣に座った知らないおじさんが普通に飲み干していてびっくりしました。

血圧大丈夫なんだろうか?

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