ツアー&イベント レポート


サダクエストⅤ 大水口の二つの池

隊長の自由帳

魔王によってヘビに姿を変えられたサダ王の呪いを解くには佐田の国の7つの山の三角スイッチをすべて押さなければならない。

サダ王を救い魔王を倒すため、勇者ロトとカメラマンの旅はつづく。

4つ目のターゲットは大水口(オオミズクチ 419.8m)だ。

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7つの山の地図で山の位置を確認し、麓の村に馬車を止めた。

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まずはこの村を散策。

クリーンセンターでピカピカになったサダ王も楽しそう。

歩き始めてすぐに見えたのは防具屋だ。

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そういえば今まで全く防具らしい防具は装備していなかった。

「勇者ロトよ、そろそろ防具をそろえてみてはどうじゃ。支払いはわしがしてやるぞ。」

「ありがとうございます!!」

王様の粋な計らいにスキップで店内に入って行く勇者。

「いらっしゃい。どれになさいますか?」

と言って防具屋の主人は防具を見せてくれた。

~防具屋 カウボーイ 大水口店~

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・牛柄のズボン  200G

・牛柄の帽子      220G

・牛柄の盾         400G

・牛柄のよろい   600G

・牛柄の仮面     650G

 

「ぜ、全部牛柄・・。」

お手ごろ価格ではあるが勇者が牛柄で歩くわけにはいかないぞ。

この店はさすがにスルーするしかなさそうだ。

うなだれる勇者。

「またどうぞ。」

店を後にし、村の奥へ進む。

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「あ~あ。そろそろ防具が欲しいなぁ・・。」

ぶつぶつ言いながら歩く勇者。

「そう落ち込むな。わしが防具を探しておいてやろう。」

サダ王は村に残って防具を探してくれると言う。

「ありがとうございます王様。」

「ん?何じゃと?」

・・・

よーし出発だ゛!!

先頭はもちろん勇者ロト。後ろに続くはカメラマン

村を抜けると目的の山が見えてきた。

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「山頂は意外と近そうだぞ。」

確かに今までの山に比べるとそんな気がしないでもない。

頼りになる武器も無いので簡単にクリアできるに越したことは無いのだ。


道なりに歩くと草屋敷が現れた。

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そして話しかけてきた。

「お前は誰だす。」

「私は勇者ロト、後ろにいるのはカメラマンだ。」

「どこへ行くだす。」

「この山の山頂に行くだけだ。」

「何しに行くだす。」

(・・まためんどくさいのが現れたぞ。相手しないほうがいいんじゃないか?) とカメラマンは心の中でつぶやいた。

「後ろのヤツ!!めんどくさいとはなんだすか!!!」

草屋敷に心の中を読まれ、初対面なのにおもいっきり怒られてしまったカメラマンはやりきれない。

「許してください。カメラマンも悪気があった訳ではありません。私達は佐田の国を救うため旅をしているのです。」

「お前の心を読んだだす。旅の事情は分かっただす。防具が欲しいのもよーく分かっただす。

この山にはとっておきの防具があるだす。その在りかを教えてやるだす。」

(これはラッキー。いちいち語尾の”だす”ってのがわずらわしいけど・・) とカメラマンは心の中でつぶやいた。

「後ろのヤツ!!!!わずらわしいとはなんだすか!!!!!!」

再び草屋敷に心の中を読まれ、さっきの倍の勢いで怒られてしまったカメラマンはたまらない。

「許してください。カメラマンも悪気があった訳ではありません。私は”だす”気に入ってますよ。」

「お前はいいやつだす。この前の派手なスパッツをはいた男みたいだす。その男はワシを綺麗にリフォームしてくれただす。」

ここにも派手なスパッツをはいた男が現れたようだ。その男は一体何者なんだろう。心当たりが無いでもないが・・。

「では教えてやるだす。とっておきの防具がある場所は・・・ゲートの奥にあるアダの池だす!!」

(ぷぷぷーっ。ありがちなんじゃないの・・) とカメラマンは心の中でつぶやいた。

「後ろのヤツ!!!!ありがちとはなんだすか!!!!!!」

三度も草屋敷に心の中を読まれ、さらに三倍の勢いで怒られてしまったカメラマンはもはややってられない。

「許してください。カメラマンも悪気があった訳ではありません。アダの池にはどう行けばいいのですか?」

「ホントに気をつけるだすよ! 次はげんこつだす!  では教えるだす。山頂へと続く道の途中に2つの池があるだす。どちらかがアダの池、どちらかが百本足の池だす。

どちらの池をチョイスするかは自分達で決めるだす。判断を誤るとどえらい魔物百本足が襲ってくるから気をつけるだす。」

(・・・・・・・・・・・・) カメラマンは心の中でつぶやくのを我慢した。

「後ろのヤツ!!!!・・・・・って何が言いたいだすか!!!!!!」

なぜ怒られるんだ・・どっちにしてもカメラマンは怒られる運命のようだ。

「わかりましたありがとう。」

勇者とカメラマンはこれ以上怒られないように心を無にしながら先に進んで行った。


やがて登山口に到着。ここからいよいよ山の中に入る。

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ゲートを開き奥へ進む。

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やがて池が現れた。

「これが1つ目の池か。アダか百本足かどっちだろう・・。」

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池の中には魚の姿が見えた。

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「魚がいるならきっと魔物の池ではないだろう。」

「そんな推理で大丈夫ですか? もし百本足の池だったらどうするんですか!」 カメラマンは慎重だ。

「ここはアダの池だケロ。」 突然、カエルが話しかけてきた。

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「池の中にはお宝があるケロ。」

あまりにもあっけなく教えられた勇者は逆に迷ってしまった。

「本当だろうか・・?」

悩む勇者。

「その釣竿で糸を垂らしてごらん。いいものが手に入るケロ。」

足元に落ちている釣竿でつりをしてみろという事のようだ。

罠の予感がプンプンするぞ。

カメラマンは「やめたほうが・・」と言おうとしたが

素直な勇者は竿を持ち上げ、さっさと糸を垂らしてしまった。

「今助けてやるぞ!!」

誰も助けを呼んでないがこれが勇者の口癖だ。

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するとぐぐぐっと何やらヒット!

「おりゃ!」  と勢いよく引いてみると銀色に輝く盾が糸の先に引っかかっていた。

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「おお!!! これぞまさしくアダの盾!!!」

初見でも勇者はだいたい分かるのだ。

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勇者はアダの盾を手に入れた。

「ね。ホントだケロ。」

カエルが言っていたのは本当だったのだ。

「さて、じゃお礼をしてもらおうケロ。」 ここは要求されてもしょうがない。

「お礼か・・では歌を歌ってあよう。」 これで謝礼になるのだろうか・・。

勇者は自分の腹に手を置き、カエルに向かって感情豊かに歌い始めた。

「栄光に向かって走る~♪」

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いい声ではあるが勇者の音程は独特だ。

「あの列車に乗っていこう~♪」

「も、もう結構だケロ・・」

カエルに歌い出しで拒絶されてしまった勇者はショックを隠しきれない。

「もう帰るケロ。」 カエルはさっさと池の中へと姿を消してしまった。

「見かけによらず淡白なカエルだ。う、う、うえーん。うえーん。」

勇者は涙した。

「歌は魔王を倒してからゆっくり私が聞きますから・・。さあさあ、先を急ぎましょう。」

カメラマンがなぐさめる。

「絶対聞いてくれよ。や、約束だぞぅ。」

勇者はそう言ってしぶしぶ納得してくれた。

先に進もう。


やっと手に入れた防具がうれしくてたまらない勇者の足取りは軽い。

「へいへい! へいへい! へいへい!」

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身構えて進む勇者だが、無情にもアナログ電波のおかげで襲ってくる敵はいなかった。


二つ目の池の横を通り過ぎ、振り返ってみると、

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池の中には恐ろしい百本足の姿が見えた。

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「げげ! 本当に魔物が潜んでいる。カエルを信じてよかったわ。」

確かにコイツは手ごわそうだ。

気付かれないように静かに進む。

ここから尾根伝いに登っていけば山頂はもう少し。

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やがて山頂に到着。

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ウッソウに覆われていたが、三角スイッチはすぐに見つかった。

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「あったぞ! スイッチオン!」

今回も“さーだー” という天使の声と共にスイッチが入った。

「ここもクリアだ。」

すると突然、頭上からかん高い声が聞こえてきた。

「ギギギ・・お前らの行動はさっきから監視していたぞ。

ギギギ・・お前らには魔王様に近づくことはできんぞ。

ギギギ・・お前らごとき魔王様の手を煩わすまでもないわ!!」

上空に飛んでいたデビルバタフライが急降下で襲い掛かってきた。

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「うわっ!」 とおののくカメラマン。

しかし勇者は手に入れたばかりのアダの盾で容易く攻撃を跳ね返し、おのれのこぶしで敵を撃破。

「ギギギ・・お前らアダの盾を手に入れてたのか・・。」

「・・いったいお前は何を監視していたのだ。バカなヤツめ。」

「ギギギ・・お前らの行動はすでに魔王様に筒抜けだ・・ではさようなら。」

そしてデビルバタフライは消滅した。

「何だと! 魔王に行動がバレているのか。

まずいぞまずいぞ・・。いや、まずくはないぞ。かえってその方が張り合いがあるってもんだわ!! わーっはっはっは!!!」

勇者は常に前向きだ。

魔王に行動が知られた以上ぐずぐすしてはいられない。急いで下山しよう。

サダ王が村でステキな防具を見つけて下さっているかもしれないぞ。





4つ目の「大水口」の三角スイッチを押すことに見事成功した勇者。

アダの盾を手に入れ、徐々に決戦の準備は整いつつある。

次のターゲットは「鳥屋ヶ丸」だ。

[勇者]

レベル41

<防具>

Tシャツ       防御力 8

長ズボン     防御力 5

かわのくつ     防御力 2

勇者の帽子   防御力 5

ウエストバック  防御力 5

アダの盾      防御力 50

 

<武器>

おのれのこぶし     攻撃力 22

<道具>

7つの山の地図

iPhone

顔パス

水筒

 

[カメラマン]

レベル10

<防具>

Tシャツ      防御力 6

ぬののズボン  防御力 3

かわのくつ     防御力 2

あせふきタオル  防御力 1

<武器>

でじたるかめら  攻撃力 1

<道具>

ハンディGPS

黒い馬車

 


<三角スイッチ>

▲▲▲▲△△△

 

 

 

次回

サダクエストⅥ  鳥屋ヶ丸の脅威

つづく

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